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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「観測」の記事一覧

念願の日本海観測2026@耕洋丸に参加して

お久しぶりです。函館へ向かう新幹線の中から失礼いたします。学部3年の岸です。今回は、2026/1/22~2/4(下関→横浜)にかけて水産大の耕洋丸にて行われた日本海観測についてお話します。ちなみに、後ほど別にお話しますが、函館にはこの観測の解析会合のため向かっています。流石に、新幹線は遠いなあとか思いながら地球日記を書いております。前置きはこの辺にして本題にします。

まずは、出港日前日(21日)に積み込み&観測機器の設置作業がありました。事前に観測機器が午後に届くよう送っていたため昼食後、耕洋丸初対面&乗船。耕洋丸の第一印象は、めちゃくちゃでかい!!さらに、中に入ってみると同じような部屋がたくさんあって、階段も何階とかじゃなく、〇〇甲板としか書いてなくて、迷子確定だ、、、観測機器が届く前にいったん自分の部屋に案内してもらい部屋を確認した後は、船内探索をしました。自分の部屋、お風呂、トイレ、食堂は第二甲板、研究室は上甲板(デッキと繋がっている)、出入り口はボートデッキ。ブリッジはボートデッキのさらに2つ上の階。完全に迷子になりそうです。荷物が届いたらいったん全ての荷物を研究室に運び入れました。観測機器など重たい荷物も多かったため、運び込む作業は水産大の学生さんたちが手伝ってくれました。ありがとうございます。そして、観測機器の設置作業を開始。今まで、勢水丸には何回も乗船して機械の設置作業もしていましたが、別の船に設置するのは初めてで少し手こずりました。私はパソコン、点検機などの設置を担当したのですが、設置する場所が思ったより狭いのと、コンセントの場所などの配線系、船が揺れた時に機械が落ちたりしないようにしっかり固定する作業が大変でした。設置作業が終わると下関駅近くの定食屋に夜ご飯を食べに行きました。鯨の定食美味しかったです。

22日、出港日。立花先生と岡さんに見送られ、15時ごろ下関を出発しました。勢水丸以外の観測船に、乗るのが初めてだったため、出港時の様子を新鮮な気持ちで色々な場所を見学させてもらいました。出港をタグボートで手伝ってもらっていたのが、そこまで大きい船だと改めて実感できて印象に残っています。

23日、午前8時30分に一発目の観測開始。ラジオゾンデによる観測経験がないメンバーもいるため、少し早めに準備を始めて丁寧に機械の操作方法などを教えながらの練習観測でした。XCTDの機械が勢水丸のものとは異なり、データの保存を忘れてしまったと思ったら、自動保存される仕組みになっており一安心です。自動保存に慣れすぎて次回勢水丸に乗船するときデータ保存し忘れないように気をつけないとなと思ってます。ここから夜の20:30放球までは3時間おきに放球し、その後は26日の朝6:30まで1時間おきの観測をすることになりました。今回の観測は、水温前線がメインですが、この1時間おきの観測中にはJPCZも横切れるはずです。私はJPCZに興味があるためどんなデータが取れるかワクワクです。

23日夜~26日朝。1時間観測。自衛隊との兼ね合いで平日の昼間は放球しないで欲しいということだったので土日にあたるこの期間に1時間観測。去年夏の三陸沖観測の2ワッチ12時間交代がしんどすぎたことから、今回は2ワッチ4交代制に。どちらのワッチも三陸沖と比較すると思っよりたもしんどくなかったため、今年の夏の三陸沖観測もこのワッチの組み方にしたいなと思いました。話が長くなりそうな予感がするので、この期間に起こった出来事で印象に乗っているのを3つランキング形式で発表します。

第3位。放球失敗率高すぎ事件。体感では3回に1回レベルで失敗しているぐらいに1時間集中観測の後半は失敗率が高かったです。だんだん、このまま行くと確実にゾンデが足りなくなるという話も出たほどです。バルーンが一度上昇してもその後下降してきてしまい着水や、巻き下げの紐が切れるなど原因は様々。オペレーターと放球場所が遠いため、最放球になるたびに揺れる船内を大移動しないといけないのもなかなかしんどいし、めんどくさい、です。西川さん率いるにしかわっちは、バルーンの膨らみが足りないことが原因の1つみたいで、船長さんが提案してくださった、紐でバルーンの大きさを測る作戦を実施し始めてからは成功率ほぼ100%になりました。船長さん、ありがとうございます。

第2位。水温前線見つからない事件。これは、夏の観測でも経験しましたが、やはりモデルは全く当てになりません。しかし、その中でもOSTIAは比較的精度が良いモデルであることが判明しました。陸上支援から色々なモデルを送ってもらっていましたが、だんだんOSTIAしか参考にしなくなりました。それでも、一回水温が下がっても、下がりきらず上昇したりと海面水温は複雑な分布をしているここが分かりました。そこで、測定した海面水温のみを地図上にプロットしたものを紙に印刷し、等値線は観測メンバーが引いてみることにしました。全員でチャレンジしましたが、できたマップは個人差があり興味深かったです。

第1位。デッキ、ツルツル事件。今回の観測中、気温が下がりすぎてデッキが凍りついてしまい、スケートリンクのようにツルツル滑る様になってしまいました。そもそも、デッキが濡れているのは海水であるため凝固点降下は起こっているはずなのに、それでも凍ってしまううことに驚きました。前回(2023年)の観測の際は、揺れは今回よりも酷かったそうですが、デッキが凍ることはなかったらしいです。陸からの情報は一切入ってこないため、日本を襲っている寒気がどれほどのものなのか、どこかで豪雪になっているのかなども全く分かりません。ツルツル滑るデッキで観測していると、船の揺れに合わせてみんなが同じ方向に滑ったり、カオス状態になっていました。普段どんなに船が揺れてもふらついていない乗組員さんも、デッキが凍るのはお手上げらしく滑っていました。滑ったときにつかまるところがないのは危険なので船員さんがデッキ内にロープを張り巡らせてくれました。何度もこのロープに助けられました。ロープを張ってくれた船員さん、ありがとうございます! このような事件がたくさんありましたが、無事1時間観測は終了しました。

26日~30日朝。この期間は夜間観測しかできないため、昼間はintake(船底)で水温を測定するためのクルーズを行ってもらい、夜間にそのデータも参考にしながら観測を行いました。相変わらずデッキは凍ってツルツル滑り、外も寒い中での観測でした。そして、ついに30日午前2時30分の放球を持って日本海側での観測を終了しました。津軽海峡を通る際は寒冷渦に巻き込まれ、1時間程度船外外出禁止の船長命令が発令されました。観測できていたら、面白いデータが取得できたかもしれませんが、危険すぎるのと機材も残り少ないため観測はできませんでした。この瞬間の揺れが今回の乗船中で一番激しかったです。

31日~2月1日。夏の三陸沖観測の下見も兼ねた太平洋側の観測。太平洋側でも日本海と同様にあまりモデルが正しくないことが分かりました。ヘリウム、ゾンデ、XCTD、全ての観測資材を使い切り2月1日に全ての観測終了しました。

2月2日。水大生に向けた船内講義とその後エンジンルームの見学をさせていただきました。普段、勢水丸でも見学する機会が無い場所を見学させていただき、船内で使用する電気や水の管理なども行っていることを知れました。

2月3日。この日は特に何もしていないです。写真を見返しても、富士山、船、錨をおろしている動画ぐらいしかなかったです。浦賀水道航路に入る際は周りに船がたくさんいて、ブリッジを見学しても無線のやり取りがたくさん行われていたり、水産大の学生さんも見張りについていたりしました。

2月4日。横浜へ入港しました。もともと、赤レンガ倉庫の目の前に着港ということは聞いていましたが、あまりにも目の前過ぎてびっくりしました。陸についてからは、船内の荷物の片付けが終わった後は、乗船メンバーでお昼ご飯にお寿司を食べに行きました。横浜といえば中華だと思いますが、下船直前に中華が出たためお寿司になりました。久しぶりに、新鮮なお魚を食べることができたので、めちゃくちゃ美味しかったです。

大変長くなったのですが、今回の地球日記はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

後ほど、函館での観測会合のことも地球日記に投稿する予定なのでお楽しみに!

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ラジオゾンデ講習会@潮岬

お久しぶりです。B4の北原です。今年度の地球日記を書けていなっかったので、振り返りながら書いていきます。 

5月8日~9日に和歌山県の潮岬で行われたラジオゾンデ講習会に参加してきました。

8日の午前は所属している班のフリータイムだったので、同じ大学の人と一緒に本州最南端付近を散策しました。観光タワーの展望台や灯台に登り、南に広がる太平洋を眺めたりしていました。午後からは京都大学防災研究所潮岬風力実験所でラジオゾンデ練習会を行いました。晴れていて逆転層が上空に存在しているような天気だったと思います。そのあとにジオパークに移動して、AFESで予報したNetCDFファイルをPythonで可視化する演習が行われました。普段はFortranで解析をしていてPythonはあまり触れていなくて見本のコードを理解して書き換えてみることに苦労しましたが、なんとか時間内にアニメーションのところまでできました。Pythonはモジュールが充実していて便利だと感じていますが、計算がはやく視覚的でより細かい部分をこだわりたいので研究の解析はFortranを使っています。9日はラジオゾンデで観測したデータを解析するための環境作成を行いました。

JRで紀伊半島一周したときに串本を通過したことはありましたが、降り立つのは初めてだったので本州最南端の串本町を観光できてよかったです。

 

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今年は歩きまくり、色んな場所から流氷を眺めてきました(2026流氷観測)

D2天野です。

先日流氷観測に、斜里海岸へ行ってきました。

今回の地球日記では、滞在中の2日間の流氷の様子等を記します。


*****

2月12日

早朝6時 斜里海岸到着。

この日が1番流氷が見えていました。

去年や一昨年と比べると「岸までびっしり!」感はないですが、流氷がきていることを実感できる見た目。

おんどとりを使い、気温・湿度・気圧の測定や、アルベドの測定を行いました。

この日は昼間、バスを使い知床自然センターへ。

プユニ岬からの流氷点店観測写真や、「グラフでみる流氷」(網走・紋別・雄武沿岸の年別流氷量の推移)が掲示してあり、じっくり見ていました。

グラフでみる流氷は毎年見るたび、ポスターとして売ってくれないかな…と思います。研究室に飾りたい。

また、昨夏の時このこともあってか、熊への注意喚起が至る所に、様々な形で掲示してあったのも印象的でした。

そのあとは20分ほど歩き、フレペの滝へ。凍っている滝と流氷、そして青空!

耳を澄ますと、滝の流れる音が聞こえました。「乙女の涙」とも言うそう。

看板に、英語・中国語などにならんで、ロシア語が書かれていました。

道中には当然のように鹿の群れも。なにもしてこないことをわかっていつつも怖かった〜

そのあとは、道の駅うとろ・シリエクを目指して、1時間ほど歩きました。

道中のプユニ岬から。

知床の方は、流氷が岸まできていました。なんとなく薄そう。

夕日と流氷のコントラストを楽しめました。

2月13日

この日は全くもって流氷が見えませんでした。
風が南風系だったので、なんとなくわかってはいましたが…

残念だな…とは思いつつも、流氷が1日で消えることを体感できる日になりました。

水平線までしっかり確認でき、海面に空が鏡写しのように見えています。

こういう日はこういう日で面白い。

昼間は、とあるラーメンを食べに行きました。

目指すは、知床斜里駅から一駅、止別駅。止別と書いて「やむべつ」と読みますが、地元の人は「やんべつ」と言うそうです。

ここには「ラーメンきっさ えきばしゃ」があります。ホーム?待合室?にラーメン屋さんがあるのです。

電車や線路を眺めつつ、ツーらーめん・ミニチャーシュー丼をいただきました。


帰りは、止別の隣の駅、浜小清水駅まで1時間半弱のお散歩。

道中、海別岳が綺麗に見えました。

一本道をひたすら歩く。

この2日間で、計5万歩歩きました。

流石にこの日は、下半身の関節が軋んでいる感覚に。温泉であったまり、しっかりストレッチをしました。

*****


今回の地球日記はここまで。私個人は、3年連続・計4回目の、流氷観測でした。

毎年、毎日違った景色が広がっているため、海岸に行く道中は、ドキドキしています。

加えて斜里海岸・網走・知床半島それぞれの場所において、違った見え方をするのも魅力的です。来年はどうなるのか、まだ流氷は来てくれるのか、楽しみ&心配。


ではでは。

 

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2026冬季日本海・三陸沖観測 天野ブログ②

D2天野です。この記事は 天野ブログ①の続きになります。(ぜひ①からご覧ください)

**** メモ日記****
※今回の航海中も、ハビタブル日本HPで、活動報告として随時記事投稿を行いました。その日の投稿を日付横のカッコ内に貼っています。
 
1月30日 金(観測9日目
4時半放球を最後に、日本海観測終了(ワッチ外の時間だったので立ち会わず)
朝起きると船は、津軽海峡へ船を向けている。
お昼ご飯あたりで波が5mほどに。横揺れが激しい。「13時から荒天予想。荒天時対策を」とアナウンスが入る。今回の航海中で初めてのアナウンス。
夕食後〜津軽海峡を渡る。
久々の電波と人工的な灯り。日本海側観測終了をみんなで労う。
 
1月31日 土(観測10日目
朝食後、8時半〜三陸沖集中観測。半年ぶりの三陸沖。
ボンベが意外とギリギリであることに気づく(遅かった)少しでも残っているものも使っていく。ボンベ交換が毎回必要に。
久々の昼間の観測。日本海の雪・曇りが嘘のように晴れている。太陽が嬉しい。陸も見える。観測メンバーで集合写真を撮影。
夕日が綺麗に見える。柏野先生から松田聖子のsunset beachに「夕日が海に溶ける」という歌詞があることを教えてもらう(生歌付き)。
夜21時、機関長から手作りパンの差し入れ。めちゃくちゃ嬉しい&美味しい。メープル味。船でのパンは貴重。
 
2月1日 日(観測11日目 記事① 記事②
明朝に観測終了。
バルーン、ゾンデ、ボンベ、XCTD全て使い切った。すっからかん。今回は、失敗放球も重なり使い切るに至った気がする。
ゆっくり寝て過ごす。
夜に岡代表からの差し入れを開ける。
 
2月2日 月(観測12日目
船は千葉県南側の沖合に。
13時から水産大の学生さん向けに、速報発表会①を行う。水産大の学生さんから「どんな観測データが取れているの?」という質問が出ていたがために実現した発表会。
私は持ち込んでいたカメラで取れた映像を編集して、放映した。
発表会後、機関部の見学をさせてもらった。ファーストエンジニアの荒木さんに、丁寧に説明していただいた。観測メンバー一同、大満足。
2月3日 火
9時から速報発表会②を行う。
11時には東京湾へ侵入。天気がとても良い。富士山がバッチリ見える。
お昼ご飯には瓦そば(瓦はさすがにないけれど)。今か今かと待ち侘びていたので嬉しい!海苔巻きもついていた。節分だったからかな?
夕焼けも綺麗。今晩は錨泊。
荒木さんから「船は錨を上げた時が航海のはじまり、錨を下ろした時が航海のおわり」であることを教えてもらう。←出/入港ではないのが不思議
陽が沈んでからは人工的な灯りを楽しむ。夜はみんなでワードウルフをした。大の先生を全員で指差すという、なんともカオスな状況が誕生する。
 
2月4日 水
朝9時ごろに抜錨。今日も空が晴れ渡っている。東京湾は船がいっぱい。すごい近くを走ったり、すれ違ったり。
横浜ベイブリッジをくぐる。赤レンガ倉庫の近くに入港。
すぐ隣が海保の基地なので、海保の船が4、5隻停まっていた(かっこいい)
入港後、荷物発送(発送に至るまでが長かった)。お昼はみんなで寿司を食べ、互いに労う。

********

観測メモ日記はここまでです。
今回は観測期間中、冬型が安定して続いている環境下で、観測できました。また、「最強寒波」を捉えた(はず)。今後の解析に乞うご期待^^
一方海の方は、予想以上に複雑で、あれ?!となることばかりでした。だからこそ、手書きで等値線を引く演習は、非常に面白かったです。人によって、違う線の引き方、想像をしており、また、個性も見られました。「そうも考えられるよね」「次の側線はどうなってそうかな」と話しながら、観測を進めていました。
また、今回の放球作業やXCTD投下作業は、すべて水産大の船員さん、学生さんたちに手伝っていただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
中には「2年前・3年前もこうだったよね!」と言いながら手伝ってくださる船員さんもいて、とてもありがたかったです。(山中さん、山本くんの顔が浮かびました)
加えて、私個人としては、夏の三陸沖観測から、期間を空けずに今回の観測に参加させていただいたこともあり、観測内容や航路を決定していく過程の違いが、とても勉強になりました。
・複数の船が出ている/でていない状態で、どう測るか
・観測時間/観測備品に制限がある状態で、観測ができない時間になにをするか、観測ができる時間にどう測るか
などなど…
今回は、耕洋丸単独観測ではありましたが、だからこそ、素早い意思決定で縦横無尽に航行し、北緯40度付近の詳細な水温の様子を知ることができたのかなと思います。 
 
それから、今回は私物のカメラを持ち込み、デッキ作業中は胸元につけて撮影を行いました。
顎の下、胸元についているのがそのカメラです。両手が空く&手元の映像が撮れるのがとても良かったです。
撮影した映像等で、終了後にはダイジェストムービーも作成しました。
⬇︎⬇︎⬇︎
https://youtu.be/XhEufb9gtQU?si=gAYJygf-8mA48qpw
ぜひ、いいねをお願いします^^
では、今回はこの辺りで。

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2026冬季日本海・三陸沖観測 天野ブログ①

D2天野です。
1月22日(木)〜2月4日(水)まで、水産大学校 耕洋丸にて、冬季日本海・三陸沖観測へ行ってきました。
公開中のメモ日記をお届けします。
※みなさん、ダイジェストムービーはご覧になられたでしょうか?まだの方はぜひご覧ください^^



【今回の観測の目的】
今回の観測では、北緯40度付近の水温前線の構造および、大気(JPCZや雪雲、風等)への影響を詳細に調べることが狙いでした。

【乗船メンバー】   

本田明治 教授(新潟大)
柏野祐二 教授(水産大)
西川はつみ 准教授(北大)
天野未空(三重大D2)
岸琴心さん(三重大B3)
大久保柊さん(三重大B3)
内堀可廉さん(新潟大M1)
坂本岳央さん(新潟大B4)
戸川元貴さん(金沢大B4)

【陸上支援】 
川瀬宏明さん(気象研)
栃本英伍さん(気象研)
渡邉俊一さん(気象研)
富田蒼さん(三重大M1)
立花義裕 教授(三重大)
髙橋聖夢さん(新潟大B4)
中尾優心さん(新潟大B4)

陸上支援の皆さんには、観測時・航路決定に必要な気象予報情報、海洋再解析情報などを、毎日定時に送っていただきました。データ制限のある中での情報提供・支援、本当にありがとうございました。

****メモ日記****
※今回の航海中も、ハビタブル日本HPで、活動報告として随時記事投稿を行いました。その日の投稿を日付横のカッコ内に貼っています。

1月21日 水(観測0日目
乗船日前日、14時に乗船。今回私はキャプテンデッキ&1人部屋。こんなに豪華で良いのか…?!
15時ごろ荷物がヤマトにて届き、積み込み&機器設置を行う。
勢水丸と違い、オペレーターがいる位置(ブリッジ)と放球位置(デッキ)がとても離れている。風車の位置などを確認。
夜は、乗船予定の学生らでご飯に行く。鮪カツカレーを食べる。初対面 戸川くん。
 
1月22日 木(観測1日目
15時出港。岸から離れるのが早い。タグボートに手伝ってもらっての出港。フェリー以外も手伝ってもらうことあるのか〜と驚く。
6時半〜ブリッジで船員さんとの打ち合わせ。
そのあとが気持ち悪くて、部屋に篭る。夕食は欠食。
1日目は毎度こう。仕方がない。
(後から聞いたら潰れていたのは私だけらしい。みんなすごい)
 
1月23日 金(観測2日目
まともにご飯が食べられない。お昼ご飯は食べたが戻した。
研究室(甲板デッキがあるフロア)で寝ていた三田さんの気持ちに強く共感。
8時半〜 3時間ごとに観測。久々の巻き下げに戸惑いながらも、徐々に思い出す。観測中は酔いが覚める。集中することがあると、気が紛れる。
20時半〜 1時間ごとの観測に切り替え。ワッチ体制も同時にスタートする。
今回は01,07交代の6時間、西川さんワッチ(にしかワッチ)と、本田先生ワッチ(ほんだっち)の2ワッチで回す。
01-07 にしかワッチ:西川さん、岸さん、戸川くん、坂本くん
07-01 ほんだっち:本田先生、天野、内堀さん、大久保さん
 
1月24日 土(観測3日目
7時〜ワッチ開始。流石に体が限界で、食べ物が食べられるようになる(朝ごはんおかず・味噌汁食べられた)
深夜2時半放球分から水温が3度ほど下がり、9度台になったそう。本田先生と、衛星だと12度台のところだけど、9度台だ!と話す。びっしり雪雲&降雪があったのに、日の出とともにやみ、雲が晴れる。昼間雪が振り、デッキが真っ白に。
お昼ご飯の焼きそば、夜ご飯の鱈ホイル焼きが美味しい。食欲が出てきた。完食はできないが食べられる量が増えてきた。
夜19時〜ワッチ再開。ブリッジに復帰。この航海で初のオペレーター。PC・受信機と、野帳を書く場所が異なり、移動が生じるので少しやりづらい。が、仕方がない。雪が横殴りに降ってきている時間帯があった。視界不良で着水したかどうかもわからない。受信状況で確認し、再放球の判断を行う。
 
1月25日 日(観測4日目 記事① 記事②
朝ブリッジに上がると、船体着氷していた。

船首に氷柱がたくさんできている。いっぱい写真を撮る。
雪の中での放球が続く。デッキが滑り、危ない。
本田先生と船員さんが滑る映像が撮れた。
 
1月26日 月(観測5日目 記事① 記事②
午前2時半放球で、集中観測が一旦終了。
午前中は寝て過ごす。
(ここまでもそうだが)12時すぎごろに陸上支援から予報画像や再解析データの画像が送られてくる。それを見ながら、観測メンバー(本田先生、柏野先生、西川さん、天野)と船員さん(船長、チョッサー、セカンドオフィサー、シニアサードオフィサー、ジュニアサードオフィサー)と、今後の航路について話す。 

今日から平日。平日は夜間観測を実施する。今晩からスタート。昼間は船を走らせて表層水温を測定→目星をつけたところを夜間に観測する方針。
 
1月27日 火(観測6日目
13時〜観測メンバーにて解析に関する打ち合わせ。
ここまで各々自由に解析している=お互いに何やってるかあまりわかっていなかった、のを一旦すり合わせる。
午後いっぱい、各々解析。久々にコーヒーを飲む(うますぎる)
夕食後、Leg2領域(北緯40度付近の観測領域)の等値線をみんなで手書きしてみる。本田先生の発案、自分たちなりの正解を模索。
 
1月28日 水(観測7日目
にしかワッチから、上がると思っていた水温が下がっていると報告。
本田先生と天野で 〜9時まで監視。
複雑に暖水と冷水が混ざっていることを実感する。こちらが思っているような、単純な水温分布ではない。
お昼ご飯にグラタンがでてびっくり。上にパン粉までかかっている。
1月29日 木(観測8日目
前線を横切ってから、風が強くなる。
昼、ブリッジでの船員さんとの打ち合わせの際に、船体に飛沫がかかり、右舷側のドアから海水が侵入。受信機周りの配線があるところだったので、慌てて対応。
昼間は縦横無尽に船を走らせる。
今晩からの航路を、逆Zでの一晩に3回前線を横切る(と思われる)航路に決定。
耕洋丸単独だからこそできる航路。本田先生と西川さんのこのアイデアに驚く。
夜、100回目の放球をした。記念放球はもちろん本田先生。

*****
後半へ続く…➡️ https://ofuro41furo.blog.shinobi.jp/Entry/844/

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プロフィール

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三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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