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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

3月の海洋学会@つくばに参加しました。

こんばんは。…あ、もしかして4月過ぎたんで私もうD1なんですかね?緒方です。
今回は先日参加した海洋学会についての日記を書きたいと思います。

2012/03/27 つくば 海洋学会日記
 
自分の発表が16時だったことにかまけてちょっとぎりぎりになるくらいに家を出ました。
途中の富士山が綺麗に見えたことが印象的です。
つくばは私が3年生の時?の春の気象学会以来でした。
その時は工事をしていて雑然としたイメージでしたが、綺麗なバスターミナルも作られていて整然としておりました。
駅近くのホテルに荷物を置きに行ったあとバスで筑波大学へ。
たまたまバスターミナルへ向かうために下った階段の目の前にあるバス停が筑波大学循環バス(左回り?)だったので、
迷子にはいたりませんでした…。
あまり下調べをせずに会場へ向かったので、バスに乗った後になって乗った降りるべきバス停の名前も知らないことを思い出し、
結構慌ててしまいました。
なんとかこうにか自分の発表すべき第二会場にたどり着き、
発表用スライドの収集をしている係の人(アキヤマ君(M2))と会話してみると、
なんと伊藤匡史くんと同じみらいの航海に乗っていたとか!!
データを移す間だけのお話だったので、この時は短い言葉のやり取りで私は会場に向かいました。
 
中に入ると212番の発表中でした。
つまり極域の海洋生物に関する発表が行われているところでした。
猪上さんの発表でこの日の午前中に海氷の増減と低気圧の関係の発表があったとかいうお話が…。
昨日の今日で午前中につくば入はほぼ無理だったので…修了式と学会を天秤にかけたら…。
 
と、していたら伊藤くんの発表が始まりました。
IMG_8785.JPG






 
私は海洋学会では発表したことがないため、ちょっと緊張し始めました。
と、いいますか、みなさんしっかりスーツだったのが…私…ジャケットを羽織っただけのなんちゃってスーツなんですが…。
 
自分の発表(質問メモ)
極渦の変動が効いてるんじゃないか…
境界条件、AGCMの海氷は発泡スチロールを浮かべているようなもの…
下層の状態をチェック。
川口さん!的確な質疑をありがとうございます!
片方の海氷の規模で波が起こっているとしたら、両方ひっぺがしたら規模のぜんぜん違うが現れたり?
 
東シナ海の観測を共にした松永くんの発表も同会場でありました!
ちょっと諸事情によりしっかり最後まで聞けませんでしたが堂々とした発表だったと思います!
彼の発表を聞いてから会場を離れました。
 
立花先生が次の日(28日)は勢水丸観測準備のため大学に戻らなければならないということで、ここでひとまずお別れしました。
 
本当だったらこのあとは海洋学会系の学生たちに声をかけて、みんなでわいわい飲み会に行きたいと思っていたのですが、
顔見知りの学生たち(東大の桂くん(M1)や東海大の亀さん(M2))の多くが別(東京-サンフランシスコ間のカワベ先生の観測)の集まりがあるということだったので、
あきらめて三重大生だけで伊藤くんを送ろうの会でもしようかと思っていたところ、
つくば駅へ向かうバスの中で万田先生に遭遇しました。
もしやと思い、お話を伺ってみると、こちらも旧年来のご友人にお会いする予定があるとか…。
残念!と思いつつも4月の観測のお話もあったので、万田先生のご友人がいらっしゃるまでと、
バスを降りてからもしばらくお話をしていると、
万田先生が『よし!飲もう!』とおっしゃってくださいました!ワーイ!
そういうことで万田先生と産総研の岩男さんと三重大メンバー(伊藤、緒方、西川、安藤、布目、鈴木)の8人で、
つくば駅付近の笑笑にてご飯を食べさせて頂きました!
岩男さんはリモセン関係の研究をなさっていらっしゃるとかで、
現在はSOSという計画に携わっていらっしゃっているなど、とても興味深いお話を聞くことができてとても良かったです!
 
この笑笑に入ったのはほんとうにたまたまなのですが、
偶然にも私達が座ったテーブルの後ろで猪上さん(JAMSTEC)も飲み会をさなっておられました。
伊藤くんもびっくりです(笑)
でも最後に挨拶できてよかったね!
 
そんな伊藤くんと撮った彼の学生時代最後の写真が↓です。
伊藤くん!…いや、まーしー!!6年間ありがとう!これからは研究ではなくお仕事を頑張ってください!!!!
そしてちょくちょく研究室にも顔を出してくれ―!!!ダ━━━ヽ(゚益゚*)ノ━━━!!
 
この日は結局23時くらいまで飲み会ではしゃいで解散しましたー。楽しかったです。
 
 
 
2012/03/28 海洋学会2日目
 
シングルでホテルをとったのにホテルのご厚意でツインの部屋に泊まることができた緒方は、
広く使い心地の良い部屋の中で、一抹の心の寒さを実感しながら目覚めました。
ツインに一人でとまってもさみしくなんてないんだから!!
今日の用意して同じフロアの西川・鈴木部屋に突撃しました。
 
会場の筑波大学についたら、いろんな方の意見をとりいれて、
事前に申し込んでいなかった懇親会に申し込みました。
いつだったかの懇親会のリベンジをしてやります!!
 
はじめはモデルのお話が主体で行われている第一会場へ向かいました。
うーん…聞けば聞くほどモデルって多種多様あって、何がどうなっているのかいまだ全容がつかめない…。
そしてやっぱり学会で『モデル』というくくりの会場でお話を聞いているとモデルの”検証”が主体…。
うーん…私はもっとモデルに関するレビュー論文を読むべきだなー、と実感しました…。
 
その後、植原先生の発表を聞いてから第二会場へ移動しました。
オホーツクの最後のセッションが行われておりました。
アムール・オホーツクプロジェクト(流量データ)??
これはもしや立花先生も関連しているデータだったりしたのでしょうか…。
 
ここでメインに聞きに来たのは、私が3年生の頃とっっっっっってもお世話になった伊藤雅さん(D1)の発表を聞くため!
まだまだ研究を頑張っていらっしゃる先輩をみると、自分ももっと頑張らなければならないと思います。
この日の午後は授賞式で、内容はプランクトン系のお話が多かったので、
一足先に会場をあとにして、18時の懇親会に備えました。
 
18時から懇親会があったので、駅に近いホテルをとった私たちはそんなに焦る必要もないと、
17時45分ごろに西川さんと二人でホテルを出て会場へ向かったのですが、
ふたりとも資料を持っておらず、すんなり会場に着くわけもなく、
迷子になりつつも18時を10分ほど過ぎた所で無事会場に到着することが出来ました。事前の準備はとても大事であると実感です。
 
海洋学会の懇親会には初めての参加でした。
気象学会の懇親会は私が4年生の頃(もう3年前ですか…)に参加したことはあったのですが、
学生の参加人数が少なく、すごい先生たちばかりで当時4年生だった自分にはとても敷居の高い空間でした。
それを経験してから学会の懇親会というものは避けて通っていたので、
今回の海洋学会の懇親会への参加は結構な勇気を持って参加しましたが、
懇親会会場を見上げてまだ決意が揺らいでしまうような心情でありました。
いざ会場に入ってみると、本当に多くの人が参加していて、顔見知りの学生の多くも同じ空間におりました。
結論から言わせていただけるととても楽しかったです!
今回と前回の違いで大きいところは自分の発表があったかなかったかの部分はかなり大きかったのではないでしょうか。
懇親会の前日に自分の発表があったので、何人かの方とはその話をネタにお近づきになれました。
こんなに実のある懇親会になるとは思っても見なかったので、とても良い経験ができました。
 
そんな懇親会ですが、18時から20時までのとても短い会でしたので、
当然2次会にも参加です。
 
適当な学生だけで飲もう!というお話を東大の桂くん(M1)からいただきました。
彼の働きで集まったのはなんと26人!?
突発的な飲み会としてはちょっと人数が多すぎたため、
いくつかのグループ(同大学で被らないようなグループ)にわかれて飲むことに…。
私は東大の桂くん(M1)、京大の李くん(M!)、東北大の喜多くん(M1)、Dの井上さん?(すみません席が遠かったので、ちょっとお名前を把握しきれませんでした。(;´д`)トホホ…)、
東海大の亀さん(M2)、海洋大の吉澤さん(M2)と一緒に白木屋へ…。
話を聞いていると、桂くん、喜多くん、亀さんはカワベ先生の航海で一緒だったこともあるそう。
私もこの中の何人かとは観測やら研究集会やらでお知り合いになれていたので、
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
とくにいろんな観測に参加すると、いろんな方とお知り合いになれるので本当に素晴らしいです。
名残惜しいようですが、次の日も学会は続くので日をまたぐ前にその場を失礼させて頂きました。
 
 
 
 
2012/03/29 海洋学会3日目
 
万田先生の座長で我らが研究室の安藤くんと西川さんの発表です!
彼らが質問された内容は…
安藤
・昼夜を区別したほうがいいのではないか?船体(?)を暖めてしまうと値が変わってしまいそう?
・大気の不安定度で変わるのでは??
・SSTフロントとの距離よりも陸からの距離のほうが重要では??

西川
・見延先生:他の高気圧と比較して強かったの??
・観測時間が20時間…日変化は??大気放射の可能性は??
・大気境界層の2000m以下の話…そもそも放射自体で寒気ドームができてしまったのでは?
・高気圧の発達にはどの項が効いているのか?
 
といった感じでしょうか。その場でメモを渡すことが出来なかったので、
こんなところに書いてみたりしましたが、二人…読むかな…。私のこの日記くそ長いからな…。
 
この日は大気海洋相互作用のセッションだったので、
他大学のお知り合いの方々がかなり多く発表しておりました。
前日に一緒に飲んだ方々も多くがこちらのセッションで発表なさっておられましたー。
皆様お疲れ様ですm(_ _)m
私はシンポジウムは欠席させていただいたので、
この日に帰りましたが、知人の発表はだいたい聞いたと思います。
他大学の学生の発表を聞くと、更に自分の研究がんばらなきゃなと思うばかりです。
 
新学期も始まりますが、精進していきたいと思います。
(筑波大学キャンパス内に咲いていた梅)

2012/04/02 緒方香都
 

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久々にブログ見てみたら、海洋学会の話があって懐かしかったわー。
大変なことも多々あるとは思うけど、ブログ見る限り、立花研はやっぱり楽しそう。
また近々暇出来たら顔出しますーーmc

mcだー!!

おおう!!
観測から帰ってきたところで古い記事にコメントついた?って思ったらmcかー!!

研究室で仕事の話を聞かせてクレー!
あと、みんなで飲み会しようねー!!

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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