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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

yhsサマースクール@新潟 咲花温泉

米好きにとって新潟は楽園でした
こんにちは、B4の滝川です。
今回は新潟で行われたYHSサマースクールについて振り返っていきます。
この会では口頭発表、招待講演、ポスターセッション、バーチャル観測など様々なことが盛りだくさんに行われていてとても充実した時間を過ごすことができました。一つずつ印象に残ったことを書いていきます。
〜口頭発表〜
口頭発表では7名の方が発表されていて、中には私と同じB4の方もいました。時間にもゆとりがあったのでじっくり話を聞くことができました。特にhotspot2で行われた観測についてのお話が印象に残っています。まだ一回も観測に行ったことがないので機会があれば行きたいなとあらためて感じました。
〜招待講演〜
どのお話もとても面白く、時間があっという間にすぎていました。川瀬さんの発表の「総降雪量は大きく減少しているが、極端日降雪量は増加する」という内容に、たしかに最近そうかもなあ……と滅多に雪が積もらないのに最近の極端現象でドカドカ雪が降る地元を思い出しながら納得。温暖化なのに日降雪量が増加するというのが面白いなと感じました。
〜ポスターセッション〜
今回初めて学外で発表させていただきました。口頭発表のように一回の説明に制限時間はなかったものの、だいぶ時間をかけてしまったように思います。もう少し要点をまとめて簡潔に伝わりやすく話せるようにしたいです。
発表内容について、面白い研究だと言ってもらえたのがとても嬉しく自信にも繋がりました。また、過去と近年の比較や強調すべき点、極端な気温上昇の排除など今後の課題についても意見をいただくことができました。自分で気づかなかったこともあったので、意見をいただける機会は積極的に増やしていこうと思います。
〜バーチャル観測〜
通信環境があまり良くなかったことと使ったことがないデータセットだったというのもあり、データをまとめる上で貢献できることがとても少なかったです。ですが班の方とコミュニケーションをたくさん取れたことと、プログラミング関連についての情報を色々聞けたのがとても良かったなと感じました。また、こういう機会に貢献できるように様々な言語に触れておこう!というきっかけができたのもよかったなあと思います。
合宿形式だったので朝から夜まで議論やお話ができてとてもいい機会でした!美味しいご飯、かけ流しの温泉もよかった……
またこういう会があれば参加したいです。
今回は以上になります。読んでいただきありがとうございました。

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いい湯いい議論@新潟 咲花

M2天野です.

今回は,新潟 咲花で先日開催されたYHSYoung Hot Spotter)サマースクールについて.

 


*****

口頭発表・ポスター発表

いずれも,今年から研究集会などに来るようになったというB4M1などの発表が多かった印象.

半年でこんなに進んでるの?!と驚くような研究もチラホラ.

 

面白そうなキーワードが書かれているポスターのところへ行き,じっくりと議論することが出来ました.

お互いに「これ教えて」「どういうアイデアありますかね」という疑問を,気軽にぶつけ合い議論できる雰囲気が,このYHS関連のイベントの良いところだな~と改めて感じました.

うちのB4も頑張って発表していたようで,嬉しく思って見ていました(親目線)

 

私も今回はポスターの方で参加.

といっても,内容はほとんどの方がご存じで

近々プレスリリースも出します等々,宣伝メインで話してきました.

その後出したプレスリリース:
https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/files/e25f13d65da39e3726ae30fae43caa36.pdf

三重大Rナビ:https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/cat775/post-73.html

 

招待講演

川瀬さん,立花先生,碓氷さんのお三方の講演.

特に,立花先生の講演が印象的.

どの学会・研究集会よりも立花節が炸裂している講演だったなと

三重大ではおなじみ,ブルシットジョブの謎に加え,

  • サラリーマンは気軽な稼業ときたもんだ
  • 息子をサラリーマンにしない法 石原慎太郎

をオススメしていました.

 

せっかくの機会だからと,質疑応答で質問.

Q.メディアや論文等,一般向け・分野外の人にもわかりやすい表現がお上手な印象.それは,元々そういう国語だとかが得意だったのか?

A.国語力は無かったが,自然と身についた.「どうすれば分かってもらえるか」は常に考えている.現場での観測経験によって「絶対にこうだ!」という感覚になり,それが強く主張すること,ハッキリと表現することに繋がっている.

 

「常に考えている」というのが,印象的なフレーズでした.

論文,プレスリリースの発表等を経験する中で,表現等には苦しんでいた私.

それは,自分だけではなく先生もなんだ,諦めずに考え続けることが,面白いし大事なことだと改めて思いました.

 

バーチャル観測

2日目に班ごとにわかれて話し合い解析→3日目に発表

といった流れ.

以下,面白かったこと,勉強になったこと等々

  • 宿のWifiがない=擬似的に?リアルに?船の中と同じ環境で,解析を行った
  • データを見る視点や,考察の仕方が班によって異なり,その違いが面白い
  • 乗船前に必要なことを,自分も含め確認するいい機会になった(PC内にこういう環境が必要,こんなデータをあらかじめダウンロードしておけば,初期解析・考察の幅が広がる など
  • オンラインで実施した時(確かB4?のとき)よりも,チームに貢献できた気がする(嬉しい)
  • 観測野帳,ゾンデオペレータ野帳の情報は本当に役に立つ,という感覚をみんなで得られたのが良かった.観測へいく学生は,まめにいっぱい書いて欲しい

 

*****

昼間は講演,発表,バーチャル観測など,研究の議論等に花を咲かせ,

夜は,咲花温泉(源泉掛け流し!)で疲れを癒やすことが出来ました.

しっかり疲れがとれると,次の日も頭が働き,良い研究が出来そうな気がする

 

それではまた.

 

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Hotspot2立花藩会合@長崎大学

こんにちは、M1の平賀です。
 
9月15日、16日に長崎大学で行われたHotspot2立花藩会合に参加しました。今回はそのことについて地球日記を書いていきます。
 
小規模な研究集会でしたが、おもしろい発表はいくつかありました。低塩分層は鉛直混合を抑制するのですが、降雨起源の低塩分層が昨年の東シナ海で観測されたみたいです。熱帯大西洋にもアマゾン川由来の低塩分層があり、対流活動に効いているようです。この層も何か降水に効いていたらおもしろそうだなと思いました(そんな議論もされていました)。
 
また、Hotspot2に直接関係する研究ではないですが、ありがたいことに発表を行い自分の研究を聞いていただきました。自分の発表に対する質問では、なぜ10月が大事なのかといった質問を受けました。この問いは研究を始めた時からずっと続く問いであり、その答えをずっと探しているのですがまだわからないです。今後の解析で見つけたいです。あとは、10月の対流活動がハリケーンと関係しているのではないかといった質問も受けました。藩会合の後に確認してみたところ、着目している10月の熱帯大西洋の領域には、その時期にハリケーンや熱帯低気圧は発生しないようでした。
  
16日の午後は、気象システム研究集会に参加しました。2000年より前と後で、ENSOとインド洋が違った振る舞いをすることで東南アジアの高気圧偏差の形成に寄与しているという研究がおもしろかったです。最近は気候変化に興味があるので、こういった研究集会をとおして勉強したいです。
 
最後に余談ですが、長崎は食べ物が美味しかったなぁという印象でした。ちゃんぽん、皿うどん、焼きそば、ハトシロールなどなど。食べ物がおいしいところはまた訪れたくなりますね。
 
それでは今回はここら辺でおしまいにします。最後まで読んで下さりありがとうございました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

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雪氷研究大会@日大工学部(郡山)

こんばんは。B3の吉田です。
最近は辛い食べ物にハマっているのですが、翌日になると尻が辛さでヒリヒリするのが難点です。
辛いものが「好き」だけど「得意」ではないという人は少なくないと思いますが、僕もそれです。
先日、ペヤングの激辛やきそばと獄激辛やきそばを買い、前者だけ食べましたが予想以上の辛さでした。
後者の処理に困り、今のところ非常食になっています。
災害が起きないことを誰よりも願ってます。

さて、先月の上旬の話ですが、福島県郡山市で開催された雪氷学会に行ってきました。
自分としては初の東北でした。
駅のお土産屋さんのお姉さんが訛っていたので、東北だあ、、としみじみ。

雪氷学会、最高でした。
なんといってもこの会場には雪好きしかいないという事実が最高でした。
綺麗な雪氷の写真集や、雪の結晶、降雪、雪害対策グッズなんかの発表を見ると、好奇心を刺激されました。
我々の専門である気象・気候とは違う発表も多く、特に工学系は質問の内容も実用性を重視していて、理学系との違いを感じました。
研究に活かせる活かせない関係なく非常に面白かったです。
どうせなら冬にやってほしいのですが、どうして9月開催なんですかね。
雪が降っていると皆そっちを見にいってしまって、学会どころではなくなるからでしょうか。

食事は、自分はラーメンばかり食べていました。
ラーメン界で一番気になっていた喜多方ラーメンも食べられたので、大満足です。
夜は気象・水文系の懇親会に同席させていただき、その道の最前線を行く凄い方々に囲まれながらお酒を飲みました。
学生が少なかったので大人に混じれるのかとビビっていましたが、優しい方ばかりでした。
今後先行研究を勉強して、あの方々の凄さに気づいていくのだろうという予感がしています。
ご馳走様でした。

来年も雪氷学会には来たいです。
まだ勉強不足で具体的な研究の話ができなかったので、来年は自分の研究も同行させてやりたいです。

以上!最後まで読んでいただきありがとうございました!またお会いしましょう。

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雪氷研究大会(2023・郡山)@日大工学部

こんにちは、M1の平賀です。
 
9月4日から6日にかけて福島県郡山市の日本大学工学部で行われた雪氷研究大会2023に参加しました。今回はそのことについて地球日記を書いていきます。
 
1日目
 
僕は、1日目の午後に学生優秀セッションにて発表しました。自分の研究内容は本大会において少数派でした。雪氷といってもバレンツーカラ海の海氷について研究している人はほとんどおらず、テレコネクションの研究においては一人もいませんでした。いつも通り気象学会で発表するような内容で準備しましたが、このままじゃ伝わらないと思い、当日発表前にパワポを修正しました。発表の時は、ゆっくり話したり用語をいつもより詳しく話したりしました。
また、質疑応答では、研究で引用している新潟大の本田先生にたくさんの意見をいただくことができました。これからの研究に活かしていきたいです。
 
学生優秀セッションでかなり活発なセッションであり、たくさんのおもしろい研究がされていました。特に十二花の雪の結晶を人工的に作る研究については、自分も雪が降ったらその結晶の写真を撮ったり、中谷宇吉郎さんの雪の本を読んだりしていたので、興味深い内容だなと思いました。他にはグリーンランド北西部の海域にはポリニアがあり、そのポリニアと降雪結晶の関係の研究もされていました。
 
2日目
 
日中は授賞式などが行われていました。オホーツク流氷科学センターが氷漬け標本という展示技術で技術賞を受賞していました。海の生き物が氷漬けで展示されているみたいで、いつか見に行ってみたいなと思いました。
 
夜は、研究技術交流会が行われました。日大工学部の広い食堂で立食パーティーみたいなものでした。周りにほとんど知っている方がいなかったので、最初は研究室の人たちで食べ飲みしていました。終盤になってお酒が入ってきて、ようやく、知らない人とも話せるようになりました。勇気を出して話しかけてよかったなと思います。そのあとは、二次会にも行ったりして(研究技術?)交流会を楽しむことができました。
 
3日目
3日目は立花先生や本田先生の日本海観測の発表を聞きました。普段の気象の研究集会よりもやさしく、知らない人にもわかりやすく話していたのが印象的でした。
 
初めて雪氷学会に現地参加しましたが、雪好きの人であふれておりアットホームな学会だと思いました。3日間非常に楽しく参加することができました。また来年も参加したいなと思います。
 
それでは今回はここら辺でおしまいにします。最後まで読んで下さりありがとうございました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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