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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

潮岬ゾンデ講習会

4月からM1になりまして,早一か月経ちました,富田です.
今後ともよろしくお願いいたします.
5/8-9にかけて行われたラジオゾンデ講習会に参加しました.
まずは事前準備,研究室メンバーで分担しながら無事完了しました.
みなさま,お疲れ様でした.
私は明星電気・MGPS_Rの出力データを下処理するスクリプトを作りました.
数々の助言をくださりました方々,大変ありがとうございます.
この機会でPythonへの理解が深まったように感じます.
さて,講習会当日ですが,初日午前は解析講習会に参加しました.
当研究室の小川先生のゾンデ,JAMSTECの山崎さんのAFESチュートリアルを受講しました.
午後は自由時間で,会場周辺を散策しました.
海鮮がおいしかったです.
また灯台から見る景色は最高でした.
先年,研究室の先輩に安乗埼灯台(志摩市)に連れて行ってもらいましたが,
灯台にも光の種類など,個性があることが分かり面白かったです.
夜は宿で懇親会があり,さまざまな方から貴重なお話を聞くことができました.
色々ありましたが,なんとかなりました.
翌日は実際にゾンデを放球しました.最後の放球は3つ同時放球でした.
上昇途中にゾンデが絡まるアクシデントはありつつも,無事にデータが取れていました.
最後の撤収作業後は,雨が降っていたのでおとなしく屋内で過ごしました.
紀伊半島の地形や地質への理解が深まりました.
今回の講習会で,さまざまな方と交流ができ,大変楽しかったです.今後ともよろしくお願いいたします.

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本田藩会合於水産大学校(下関市)&J-AIR会合@大阪国際空港(豊中市)



4月よりM1になりました,富田です.
今後ともよろしくお願いいたします.
4月16日深夜,大阪難波から夜行バスで下関に向かいました.
今回の乗車は翌日に発表を控えていたため,不毛なことは考えずに熟睡しました.
翌日早朝,下関に到着しました.朝日が照らす壇ノ浦の船の往来を見ながら往時を偲ぶ,ということはなく,
当日の発表についていろいろ考えていました.朝食は同期のH君たちと市場で食べました.海鮮がおいしかったです.
その後,水産大学校に到着しました.海に面したキャンパスで,開放感を感じました.
研究発表ではJPCZの同化実験について発表を行いました.私の前後にもJPCZの研究をされている方が続いていたため,
大変勉強になりました.また私の発表についても,さまざまな方から貴重なご意見をいただき,今後の研究を発展させる糧となりそうです.大変ありがとうございました.
また夜の懇親会でも,さまざまなお話を聞くことができ,大変勉強になりました.フグもおいしかったです.
翌日はJ-AIR株式会社の航空機データについて議論すべく,伊丹空港のJ-AIRに向かいました.空港の施設を見る機会はないので,大変興味深かったです.航空機を運行する視点での気象の捉え方,大変参考になりました.貴重なデータなので,しっかり活用したいと考えています.
移動日を合わせて3日間,大変充実した行程となりました.今後の研究の糧とします.

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潮岬ラジオゾンデ講習会@京都大学風力実験場

またまたこんにちは、B4の大関です。
今回は5月8日から9日にかけて、和歌山県の潮岬で行われたラジオゾンデ講習会について報告します。和歌山県は三重県のお隣(すぐ南)の県ですが、津から潮岬まで電車で5時間ほどかかりました…。余談ですが、とあるアニメで潮岬を旅行する回があり、帰宅してしばらくしてからその回を見たのですが、既視感のある光景ばかりで面白かったです。先に聖地巡礼をした形になりました^^

さて、講習会の内容ですが、班ごとにラジオゾンデの放球練習パートと解析練習パートの2つに分かれて実施されました。
放球練習パートでは、実際にバルーンを膨らませて、また、ゾンデの放球ツールを使って本番さながらの練習を行いました。三重大生は乗船実習等でゾンデを飛ばす経験があり、どちらかというと教える立場だったので緊張しました。僕たちの班が放球を行った時間帯(2025-05-08-10JSTあたり)は快晴かつ無風で、(残念ながら?)練習にならないぐらい、放球がしやすかったです。
解析パートはさらに2つに分かれていて、ゾンデの観測データを描画する方法と、AFESという数値シミュレーションによって得られたデータを描画する方法についても学びました。事前の予習も含めてPythonを始めとしたデータ解析のよい勉強になりましたし、個人的には、気象データとしてよく用いられるnetCDFファイルの扱いについて丁寧に教えていただき、とても有意義な時間でした。
今回のゾンデ講習会は様々な大学の学生が参加していて、同じ気象・気候系の学生と交流出来た事がとてもうれしかったです。ご覧いただきありがとうございました。

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ハビタブル日本A01-2豪雨豪雪班全体会合@水産大学校、J-AIR会議@伊丹空港

お久しぶりです。最近サウナで整うことをやっと実感しました(気持ちよさ∝ΔT)、B4の大関です。
今回は4月17日に下関の水産大学校で開催された豪雨豪雪班会合について報告します。下関は山口県の西の端、つまりは本州の西の端で関門海峡を渡って歩いて九州に行くことができます。本州と九州の境目で反復横跳びもしました!

↓下関側から見た関門海峡       

 (p.s.下関で食べた瓦そばがおいしかったです)


雑談はこのぐらいにして、今回の会合は、前半に研究発表、後半に観測航海に向けての議論といったスケジュールでした。前半の研究発表でも、夏の三陸沖観測に関わりそうな海洋熱波についての発表や、冬の日本海観測に関わりそうなJPCZについての発表がありました。改めて聞くと太平洋と日本海、その両方の海洋前線を直接観測しようという観測航海のインパクトは凄いですね。
少し話が変わりますが、「寄り回り波」という現象についての研究発表がとても興味深かったです。寄り回り波は冬型気圧配置による風浪が海底地形によって増幅されることによって生じる高波です。地形的な特徴から富山湾で発生しやすいとされているそうです。寄り回り波の発生メカニズムとして、高校の時に物理で習ったヤングの波干渉が関わっているみたいです。当時はいつ使われるのかさっぱりだった波干渉のメカニズムがこんなところで登場するとはするとは、感動の再開でした。
後半の観測議論では、主に今夏の三陸沖観測に関して黒潮の流路に関する議論が行われていました。4月17日時点では親潮由来の冷水が入りこんでいたり、北編した一部が切り離されて暖水渦になっていたりと最近の黒潮は流路変動が激しいみたいです。
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下関での会合があった翌日4月18日には、J-AIR会議と題した航空データ利用に関する会議が大阪の伊丹空港であり、そちらにも参加させていただいたため、合わせてここで報告します。飛行機には様々なセンサーがついていて、そのデータを研究に使えないか?といった趣旨の会議でした。日頃気象データを注視しながら操縦をされているパイロットさんのお話も聞くことができてとても貴重な時間でした。飛行機のデータは、ゾンデデータのように鉛直データではではなく、経路に沿ったデータですので、扱いが難しいところですが、気象研究にどのように生かされていくのか目が離せません。
以上が4月に参加した2つの研究会、会議の報告になります。読んで下さりありがとうございます。

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三陸沖観測@勢水丸

こんにちは、B3の岸です。

今回は、6月25日から7月6日にかけて行われた三陸沖の集中観測についてお話します。

6月24日、出港前日。松阪港へ行き、勢水丸に観測機材を積み込みました。三重大の先輩たち、立花先生、春日さん、天野さん、他大の先輩方と協力して荷物の積み込みや観測機器の設置を行いました。午前中から作業を始め、昼休憩をはさんで午後も作業を続けました。昼休憩の際、松坂港近くの中華料理屋「不二家」で食べた冷やし中華が美味しかったです。ちなみに、「不二家」の近くのアイスクリーム屋さんで誘惑に負けて、アイスも食べました(笑)。

25日、出港の日。松阪港に到着後、ヘリウムボンベを積み込んで出港しました。普段はボンベの数が少ないので人力で艫からデッキに運んでいましたが、今回は数が多かったためクレーンを使いました。出港後、三陸沖の集中観測地点へ向けて全速力で進みました。朝10時過ぎには松坂港を出港しましたが、昼過ぎには伊良湖水道を抜けて太平洋へ!外洋に出ると、次第に船酔いに苦しむ人が増えていきました。

26日、前日晩に台風から変わった温帯低気圧の影響で海は大しけでした。朝起きると船の最大傾斜は36°だったという報告が。さすがにここまで船が傾くと、ブリッジでは固定されていなかったパソコンが宙を舞ったそうです。自分たちの部屋でも机の上に置いてあったものは床に落ち、椅子は倒れ、部屋の中は悲惨な状態に…。こんな揺れでは船酔いでほとんどの人がダウンし、集中観測が成り立つのか少し不安でした。しかし、集中観測は翌日からのため、昼過ぎから放球練習を開始しました。最初はゾンデの蓋が外れてしまうなど失敗も多く、事前に練習しておいて良かったと思いました。観測中、右舷側に大きな虹が現れ、たくさん写真を撮りました。私たち、昼ワッチ班は夜19時の観測が終わると、翌日からの集中観測に備えて早めに就寝しました。

27日、集中観測開始!これまで船酔いでダウンしていた人も回復し、無事に観測が始まりました。16時から観測がスタートし、昼ワッチの私たちは22時半の放球で夜ワッチ隊に交代しました。観測後も取れたてのデータを使って少しずつ解析を進めました。まだ解析に慣れておらずエラーで苦戦しましたが、春日さんや先輩方に助けてもらいながら作業しました。自分たちで取ったデータの解析は愛着が湧きました。

28日、集中観測2日目。朝起きると徹夜明けの夜ワッチの人たちの疲れ切った顔が…。前日の昼ワッチの時間帯は比較的波も風も穏やかでしたが、朝方は風と波がひどく、ゾンデが何度か着水してしまったようです。昼ワッチで良かったと思いつつ、夜ワッチの放球の様子を動画に撮ったり、ブリッジで船員さんと話したりして11時からの観測までの時間を過ごしました。11時から夜ワッチと交代し、昼ワッチが観測開始!これまでの夜ワッチの様子からゾンデが着水しないか不安でしたが、ちょうど交代した頃から風と波が穏やかになり、ほとんど失敗せず順調に観測が進みました。12時半からはそれまでのデータを使った解析議論がありましたが、昼ワッチは観測中だったため途中参加となりました。その後も特に問題なく観測は進み、この日は夕焼けがとても美しく見えました。22時半の観測後、ワッチを交代し学生室で解析を進めていると、航路先に漁船がいるとの報告があり、回避のため航路が少し変更になりました。なぜトラブルは必ず夜ワッチの時に起こるのか、たまたまだろうけど不思議に思いました。

29日、集中観測3日目。私たち昼ワッチはこの日の22時半の放球で集中観測を終えます。夜ワッチからパソコンの調子が悪いと聞いていたので操作担当が不安でしたが、交代後は特に問題なく順調に観測が進みました。16時半放球の準備中、目の前にイルカの群れが現れました!乗組員さんによると、勢水丸が作る波で遊んでいるとのこと。見られたのはカマイルカだったそうです。確かに背びれの部分がカマのような形になっていました。野生のイルカを間近で見たのは初めてで、感動してこれまでの観測疲れが吹き飛びました。20時頃、再び航路上に多くの漁船が連なっていることが判明し、航路を大幅に変更することになりました。ちょうど潮目となっている場所だったため魚がたくさん取れたのかもしれませんが、一番データが欲しかった場所だけに残念でした。航路変更などのトラブルはありましたが、この日も無事に観測を終えて夜ワッチに交代しました。

30日、集中観測最終日。朝5時半のラスト放球を見学するために早起きしました。起きると、1時間ほど前に朝日と一緒にイルカが見えたとの報告が!私はその時間ぐっすり寝ていたので、後から写真を見せてもらいましたが、写真だけでも美しかったです。

集中観測が終わり、一緒に観測していた新青丸と合流して上空からドローンで記念写真を撮ることになりました。2隻の船は大声で叫ぶと声が届く距離まで接近!初めて見る新青丸は想像を超える大きさでした。

この日の夕方19時半から塩釜港に向かう間も観測をすることになりました。途中、漁具が多く中止になった観測点もありましたが、順調にデータを取ることができました。XCTDの代わりにCTDを利用したり、両方を同時に行ってデータの誤差を調べたりもしました。水深2000m地点でのXCTD観測は時間がかかりランチャーを持つ人が大変でしたが、港に近づくにつれ水深が浅くなり、作業の負担も減りました。夜中3:30の放球で一度夜ワッチに交代した後、6:30の放球から再び昼ワッチが担当し、8:30の放球を最後に勢水丸は塩釜港へ向かいました。

7月1日〜4日、塩釜港に寄港。1日の昼過ぎに入港し、5日の出港まで周辺をたっぷり観光しました。お寿司や海鮮丼、牛タンを食べたり、水族館、松島、仲卸市場に行ったりと、思う存分楽しみました。最も印象に残ったのは塩釜で食べたお寿司で、ネタが驚くほど大きく、今まで食べた中で最高においしかったです!あまりの美味しさに2日連続で食べに行きました。

5日、勢水丸出港。私はもともと塩釜港で下船予定だったので、この日は出港を見送りました。前日に集中観測を共にした新青丸から連絡があり、観測機器を函館の新青丸まで届けてほしいとのことで、ちょうど塩釜で降りる予定だった私が担当することに。同じく出港を見送りに来ていた西川さんと勢水丸を見送った後、西川さんから貴重なお話を伺いながら仙台駅まで行き、そこから函館行きの新幹線に乗りました。北海道には何度か行ったことがありましたが、函館は初めてでした。函館到着後、駅で待ち合わせていた吉田さんに荷物を届け、函館駅でラッキーピエロを食べました。マックのハンバーガーと比べるとかなり大きく、具材もぎっしり詰まっていて美味しかったです。

6日。この日は五稜郭を観光した後、昼過ぎの飛行機で三重に戻る予定でした。函館駅から五稜郭へ初めて路面電車に乗りました。路面電車はバスのような感覚だと思っていましたが、特にカーブでバスより揺れる気がしました。五稜郭に着くとまず五稜郭タワーに登り、上から全体を見学しました。実際に見るまでは星形になっているというのを半信半疑でしたが、実際に見ると美しい星形で驚きました。想像より大きかったです。タワーからは五稜郭だけでなく函館の町並みや遠くの海も見え、最高の景色でした。その後、五稜郭内部を散歩しましたが、周囲の景色がほぼ同じで、どこを歩いているか分からなくなり迷子になってしまいました。五稜郭をたっぷり観光した後、函館空港から飛行機で帰路につきました。

6月25日から7月6日にかけて行われた今回の集中観測で、多くの知識と貴重な経験を得ることができました。学部3年の段階でこのような経験ができる恵まれた環境にいることを実感しました。一緒に船に乗った先輩方、先生方、勢水丸の乗組員の皆様、本当にありがとうございました。

長くなりましたが、今回の観測日記は以上です。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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