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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

日本気象学会中部支部・富山大学都市デザイン学部共同研究会@富山大

白エビ,ブリ,ホタルイカ,ズワイガニ,いくら,ます寿司,日本酒...よくないね,悪魔的な魅惑があるよ...ほんと,よくない...笑

お久しぶりです,M1の山田です.
今回は気象学会中部支部@富山について書いていきます
人生2回目,かつ今年2回目の富山.高頻度に来すぎ笑



1日目
仙台の気象学会でも会った人ばかりで,アットホーム感がありましたね.発表の緊張はほぼなしです笑

この日は後輩の発表がありました.滝川さんも西井研の福田さんも外での発表経験はそこまでないはずなのに堂々と話していてすごかった.(去年の自分よりよかった)
後輩がこうやって発表する姿は嬉しさもあるけど,やっぱり焦りが勝つかな.特に自分のような変なところで負けず嫌いな人はね...(めんどくさい奴笑)

そして1日目終了,前回と同じお店で美味しい魚と美味しいお酒をいただいた.このために生きてると言ってもいいくらい美味しかった.ほんとに.いや,ほんとに!!笑

2日目
特に2日酔いもなく,すんなりと起きて朝から参加していました.この日の発表もいくつか面白いものがあり,名古屋工業大学の発表が2つとも面白かったな.自分で観測機を改良して実際に観測して解析も行っていてすごかったし,富山大の先生方から研究に取り入れたいという声もあがっていて,ある種のものづくり(観測機づくり?)という方向からもアプローチできるのは面白いなと思った.(製作費とか載せてあるところ,本当は営業に来ていたとか...笑)

さて,自分の発表ですが,15分もあれば話したいことは話せるなと思った.仙台では6分だったのでその2倍以上の時間使ってゆっくり話せたので,言いたいことは言えたと思う.意見もいくつかもらえたので嬉しかった.(興味ないとか面白くないものはまず質問ないと思うから...)

スライドの見やすさ,伝える力,いただいた意見について答えられるように,三重で改善していきます.あと,論文の執筆も急ぐぞ.やることいっぱいや.

アットホームでの発表だったので,比較的落ち着いて参加できたことがよかったな.あとお魚と酒が美味しかったな.
来年の中部支部も富山だといいな.富山の同期には準備頑張ってもらって笑

今回はこれくらいで,またね.

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気象学会2023秋季大会@仙台

こんにちは。最近不運続き&研究室のスポーツ大会で唇を負傷した,B3加藤です(´Д`)
10/23~26に宮城県仙台市で行われた「日本気象学会2023年度秋季大会」に参加してまいりました。初めて対面で学会に参加したので,4日間のことを報告します。

【大会1日目】
午前中には現地に乗り込む予定でしたが,色々事故ってしまい13:50に会場に到着するという失態。乗り換えなどの時間にはこれから気を付けようと思います...
さて本題ですが,初日は「専門分科会9」のプログラムを主に聴講しました。その中でも,特に気になった発表は,防衛大の西さんの「空っ風の長期変動とその原因」です。1970年代以降,前橋で観測される空っ風の頻度が減少した原因は「観測所の風上における都市化」と結論付けられていました。ここで,冬型の気圧配置の発生頻度にも着目されており,「1970 年代の冬型の頻度の大きな減少は見られなかった」ことから「空っ風の減少は,冬型の頻度の減少が原因ではない」と述べられていました。個人的には,冬型の気圧配置のパターンによって風向が変化するので,そこも関係していないのか気になりました。

【大会2日目】
午前中は「降水システムⅠ」のプログラムを聴講しました。北畠さんや加藤輝之さんなど,気象業界では名だたる方々の発表を聴くことができました。
午後は表彰式・受賞記念講演がありました。受賞記念講演はなかなか難しい内容のものが多かったですが,気象研の岩切さんのENSOの関する講演は面白かったです。

【大会3日目】
午前中は「降水システムⅡ」の豪雨や台風のプログラムを中心に聴講しました。
午後は自分の興味のあるプログラムがたくさんあったのですが,講演会場がバラバラだったため,全て聴講することができませんでした。特に,気象研の川瀬さんの発表を聞き逃してしまい後悔しています...対面だと各会場のプログラムの進行状況が分からないのが難しいところ。

【大会4日目】
午前中は「専門分科会3」のプログラムを聴講しました。特に,予報士会東海支部の伊藤忠さんの「濃尾平野での降雪開始前後の気象の推移とその積雪への影響」の講演が興味深かったです。冬型濃尾平野降雪時に発生するメソスケールの気圧の谷の成因が気になるところです。
午後は前半は「専門分科会1」のプログラムを聴講しましたが、やはり中層大気のプログラムということもあり,難しい内容が多かったです。後半は立花先生と本田先生の発表を聴きましたが,先生のいつもと変わらない調子の発表に笑 本田先生の発表は,6月の気象コロキウムで聴いた内容と被っていたので,少し残念でした...

【総括】
まず強く思ったのが,一般口頭発表の講演1件あたりの持ち時間8分は短すぎる。聴講者は内容を理解するのに,発表者は分かりやすい説明をするのに大変だった感。先生のように簡潔なスライドと発表が望ましいのかもしれません。大会運営が難しいのは承知していますが,どうにかしてほしいところ...
また,自分自身は大会初日から遅刻,体調もあまり良くなかったりと不完全な状態で乗り込むことになったことに後悔・反省...次回,学会に参加するとき万全な状態で乗り込めるようにしたいです。
次,学会に参加するときはたくさんの方と自分の研究について議論したいので,これから研究頑張ろうと思います!

今回はここまで。最後まで読んでくださり,ありがとうございました。

↑仙台国際センター   ↑仙台市内の様子(仙台城跡にて)

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気象学会@仙台

こんにちは。B3の吉田です。
私も仙台で開催された気象学会に行ってきました。
今回は4日間の長期戦でした。
いくつか気づきがあったので、書きます。

インドア派な私ですが、最近ちょっと遠出しすぎている気がします。
でもこの現状が楽しいので、もうインドア派とは言えないかもしれません。

さて本題。
・ポスターセッションはオンラインだと×
僕の感想です。対面しか勝たんです。
ポスターセッションの良いところは、途中でつっこめる質問のしやすさ、資料が一枚になっていることで自分のペースで読めること、遠くからでも眺められる緊張感のなさだと思っています。
これがオンラインになると全部なくなってしまうんです。

・準備が大切
何においてもそうでした。
まずプログラムと発表の内容は把握しておくこと。
自分は1日目の夜寝てしまったので2日目の予習が不十分で、朝はポスターを見られず、昼の発表の内容もあまり入ってこなかった気がします。
そして大会参加者限定サイトに前もって入っていなかったので、当日入ってごちゃごちゃしました。
気象学会の期間中、寒冷渦や対馬海流に詳しい人とお話をしましたが、その後関係する発表を興味深く聞けたので、やっぱり前情報は大事だなあと感じました。

・仙台はいいところ
どこ行ってもいいところだったなあと言いながら帰ってくるのですが、仙台もいい街でした。
駅付近の○○通りに行けば、それぞれお土産や食べ物が手に入りますし、アーケード商店街もスーパーも飲食店もぎゅっと集まっていました。
食べ物がおいしすぎたので、おいしかったランキング。5位酒、4位ずんだシェイク、3位マーボー焼きそば、2位ラーメン二郎、1位牛タンでした。
お酒がおいしかったのは周りの人が良かったからかも。ずんだシェイクが意外にも美味しかったランキング上位。これらはほぼ同率で、二郎と比べると僕が受けた衝撃が分かると思います。ちなみにこれが初二郎。

・学会に慣れてきた
学会とは何なのか、どんな研究がされているのか、発表する内容、夜の楽しみ方などがなんとなくわかってきました。
前回の反省を踏まえて、今回は知識と自分の興味を頭に入れて臨みましたが、発表の内容もすんなり入ってきて、会話も弾んでなんというか有意義でした。
今回は分かりやすい発表に感動することが多かったです。
岩切さんや東大院AORIの方々は、短い発表の中でもより多くの情報量が入ってきて理解することができたので、不思議でした。
喋り方が簡潔で話す順序も最適になっている気がします。
寒冷渦と台風が重なったらどうなるのか、日本海の落雷数と極前線の位置には関係があるのかなど、疑問も湧きました。
今後深掘りしていけたらいいなと思います。

今回はここまで。今回もたくさんの方々と会えました。来年はもっとたくさんの同期と会いたい…
ありがとうございました。

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気象学会2023秋@仙台国際センター

こんにちは,B4の舩橋です.

先月23日~26日に仙台国際センターで開催された気象学会に現地参加しました.
聴講のみでしたが,自分の研究に関わる発表や純粋に着眼点が面白い発表などが多く充実した4日間になりました.

どちらも4日目の発表ですが特に印象に残った発表を2つ書き残します.

1つ目は九州大学の横松さんの「秋の対馬暖流と冬の日本海側の降雪量」という発表.私自身も日本海側の降雪と海面水温に関連する研究をしているのですが,この発表では対馬暖流の流量に着目して降雪量との関係を示していました.発表の中では2005年以前とそれ以降では相関に違いが生じていることや流量とSSTが必ずしも結びつくとは限らない可能性,対馬暖流が日本海の色々な深さの温度に影響を及ぼしている可能性などについて議論されており,私自身の研究の焦点を当てるべき場所についても参考になるような議論で,得られるものが多くありました.

2つ目は気象予報士会の小関さんの「青森県の雪害による被災者数と雪況の推移について」という発表.この研究発表の中では青森の降雪の解析結果が詳細に示されていました.青森では寒候期における最深積雪深は近年にかけても減っていないにもかかわらず,冬全体の降雪量は減少し降雪状況が極端化していることを示唆する結果となっており,雪害の件数も1990年代後半から増加している傾向にあったという事でした.あくまで青森における結果ではありますが,近年の雪の降り方が変わりつつあることをデータで示されていて非常に興味深いものでした.

今回の学会は口頭発表が6分と非常に短く,発表者が1秒も無駄にできないような空気感があり,聞き手としても吸収するのが少し難しい印象を受けました.そのため,比較的時間が確保されている専門分科会のセッションや夕方に開催される研究会の方が落ち着いて聞くことができて個人的にはありがたかったです.

私は昨年も学会に参加しましたが,今年は参加している同期も増えてより交流を深めることができました.同期も面白い研究ばかりでモチベーションをたくさんもらえ,楽しい時間を過ごすことができました.

仙台で得られた経験を自分の研究に還元できるように頑張ります.
それでは今回はこの辺で!

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気象学会秋季大会@仙台

こんにちは!
M2の山本です。
今回は先日仙台市で行われた気象学会2023年度秋季大会について振り返ります。
今回の学会は発表者が多く、口頭での発表時間が6分と大変短かったため発表者には自分の研究の要点をまとめ、簡潔に発表する力が求められました。
実際、よく知っている研究のお話を聞くこともできたのですが、結果の図をタイトルスライドに載せたり、データ・手法のスライドを省略して結果やイントロに力を入れたりする工夫をして発表している人もいました。
私は3日目に発表しましたが、いつも説明が冗長になってしまうため、この短い講演時間には大変苦しみました。そのため、準備から自分の研究の筋道のメインだけを話すことに専念し、本番はなんとか時間に入るように説明することができました。
今回、印象に残っているのは4日目の「鉄道事業における気象データの活用」というJR東日本の四宮さんの発表です。
鉄道運行には気象情報はとても重要で、気象状況によって運行をするかどうかは死活問題だと思います。特に、この基準を厳しくすると降水発生時や強風発生時、すぐに運行を止めることになり鉄道運行サービスが満足にされなくなってしまいますし、逆に緩くすると有事の際に運行できなくなるほか、最悪のケースとして事故発生につながってしまいます。このバランスを取ることが重要であるという趣旨の説明をされていて、とても興味深かったです。
3日目に行われた気候形成・変動機構研究連絡会についてですが、私は1つめの須賀先生のお話の最後に今年と過去の海水温変動が比較されている図があり、これには度肝を抜かれました。今年は特に海水温が著しく高く落ち着いてられない内容だったと思います。
最後に全然関係ないお話ですが、いままで仙台には何度か来たことがあったのですが、これまでタイミングが合わず食べられなかったセリ鍋を初めて食べることができました。めちゃめちゃ美味しくてハマりそうです。他大の同期や他学年の人たちとたくさん交流ができたのも今回の学会の思い出です!


↑仙台名物セリ鍋

 
↑先日改修が終わり、相見えた伊達政宗公の銅像


今回はここまで。読んでくださりありがとうございました!

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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