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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

Hotspot2主に若手のための対面会合@北海道大学

おばんです^^
今日はムシムシしている1日でしたね.
梅雨・ムシムシしている時期は毎年くせ毛と戦っているM1天野です.

土日に北海道大学にて行われた,
「Hotspot2主に若手のための対面会合」に参加してきました.
今回はそれについて記します.

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1日目の朝一のセッションでは,invited talkとして,大気・海洋それぞれの研究者の方々から,親潮黒潮ウォッチ開発の軌跡,学生時代の様子,オープンデータや観測に関するお話をお聞きしました.
普段は聞けないユニークな内容で,とても面白かったです(これだけでも北海道に来た甲斐があったなと思いました).


また,主に修士1年(同期)が発表するセッションでは,もうここまで進んでいるのか!という研究,これからが楽しみな研究を一同に聞くことが出来,良い刺激になりました.

自身の発表では,今後の方針,研究を進めていく上で大切な考え方についてのアドバイスを沢山いただきました.

M先生からは,「モレなくダブりなく」仮説を考えることが大切であるとのご助言が.
MECE: Mutually Excusive and Collectively Exhaustiveと言うそう
仮説を考え,整理していく際に必要な考え方で,分かっていたようで,分かっていない・出来ていなかったことだなとハッとしました…
論文を書いていく(人に自分の説を主張する)上でも大切だなと思います.


それと今回の札幌会合で一番嬉しかったのは,同年代と対面で会えたこと.
オンラインでなにかやった時と比べると,打ち解けるまでのスピードが桁違いだなと…
次は夏学で会えるのが楽しみです!

今後は,こういう機会がどんどん増えていくといいな…

今回はこのあたりで.


おまけ:
北海道大学 正門でのいちまい…
(撮影:山本くん)
メインロードが長い!広い!
(撮影:山本くん)
構内はまだ雪が残っていました*
桜,お花見もこれからだそうです.

それと帰りのフライトでの写真.
空の上から,ちょうど函館が…!

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ラジオ番組取材【FM愛知 中電シーティーアイ Welcome Generation】

こんにちは.M1天野です.
自分への入学祝いとして,新しくリュックを購入しました.
これでパソコンやiPadを持ち歩くのも安心


---

さて今回は,昨日行われたラジオ番組取材について.

FM AICHI
さまの「中電シーティーアイ Welcome Generation」という番組に,
先生をはじめ,私ほか学生数名を取材していただきました.


事前に送っていただいていた原稿に沿って収録スタート!
先生パートの収録を始めに行い,続いて学生パート

研究テーマや,そのテーマを選んだきっかけ,趣味・ハマっていることなどについて話しました.

はじめは,ラジオって,テレビと違って声だけが伝わるわけなので,
上手に話せるかな~と緊張していましたが,
いざ収録がスタートすると話すのに夢中になり,その緊張もすぐにほぐれました.

 
パーソナリティ重田さんが,相づちを沢山打ってくださったり,
「面白いね!」「ソレってつまりこういうこと?」と,
興味を持って私たちの話を聞きて,引き出してくださり,
あっという間の収録でした(さすがプロ!).

 
今回収録したものは,FM AICHにて,
5
26日(木)2030~オンエア予定
です!
(変更した場合は再度お知らせします)


先生や私たち学生のあんな話やこんな話…
リクエスト曲などを楽しんでいただけると思います^^

お時間ある方は是非,チャンネル合わせてみてください.

 

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「榊原にて」~缶詰論文執筆~

こんにちは,M2山中です.

1つ前の記事で天野さんも紹介してくれていた,JPCZの論文執筆合宿について!
私は観測メンバのひとりとして,論文中のいくつかの図を描かせていただきました.

旅館に引きこもって執筆するなんて,文豪みたいで洒落てるわね~と
ニコニコしながら行ったんですが,けっこうハードスケジュールでしたね.
議論が盛り上がるのは良いんですが,みんなしてつい時間を忘れてしまって(笑)
折角の温泉も,閉まる直前になだれ込んで急いであがる始末.もったいないな・・・

ごめんなさい,必死すぎて1枚も写真撮ってないんです(泣)
「○○はどうなってるの?」「△△は?」というニーズに応えるべく,その場で図を描くんですが
その待たれている時間といったら.めっちゃアドレナリン出ましたわ(笑)

N川さんの絶大なる対応力と私の精一杯の頑張りによって
図を即時供給することで,良い議論ができたと自己満足しています.
最後のほうはふたり作図業者と化していましたね(笑)
いや,もちろん議論にも参加してましたよ?解析しながらね.

詳細は言えない?んですが,なかでもすごい感動的な図があって.
胸アツでしたね~~早く論文通ってほしい~みんなにも見てほしい~!

***

ま~そんな感じでけっこうヒーヒー言ってたんですが,
同時に先生方の解析の視点とN川さんの技術を盗むことができて!
これって,すごいラッキーですよね~~
今私は北海道西岸沖の小低気圧の観測データを解析して修論⇒論文投稿したい
と思っているんですが,とりあえず同じ図描いてみたら良いんだ!ってことですよね.

剣道でいうと掛かり稽古つけてもらったって感じかな(笑)


どうもどうも,こんな素敵なギフト(良い湯と経験値)を下さってありがとうございました.
ではまた.

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JPCZ論文合宿@榊原温泉

こんにちは.新M1の天野です.
昨日,大学内でお花見をしました✿ 今週は晴れ続きで,桜が空に映えます.


さて今回は,JPCZ論文合宿について記します.
今年1月に行われた,冬の日本海観測の論文執筆のため行われたこの合宿.


観測自体には参加していない私ですが,
そろそろ論文執筆を考えている人の参加も可能ということで,行って参りました.
自分が書き始める前に,実際にどのように論文を執筆していくのか,
その流れを覗かせていただけたことは,大変ありがたかったです.

特に印象深かったのが,
「読み手の負担を軽減するため」
「こちらが伝えたいことを簡潔に伝えるため」
に,細かな部分まで話し合われていたこと.

図表に載せる情報はどれにするのか,それは意味のある情報か,
色と線どちらで示すのか,文章で書くべきか,
はじめから本文に載せるか,付録か,レフェリーからの指摘があったら考えるか  etc.

観測隊の方々は,読み手のこと(どう伝わるか)を徹底的に考えており,
そこまでの丁寧さ,細やかさは,自分には無かったと痛感しました.
先月書き上げた卒論のままでは,無駄な情報が沢山あるとも感じたため,
まずはそこをそぎ落として,伝えたいことを 整理していきたいと思います.

同時に,”自身の研究を世に発表してみたい”という思いも更に強くなりました.
実際に論文として発表されなかったとしても,「論文を書く」という経験を積みたい…!


また,この合宿前に読んでいたのが下記の本.
「これから論文を書く若者のために 究極の大改訂版」酒井 聡樹 著(共立出版)

この本と,今回の合宿が,
自分に書けるか不安だな…という思いを払拭してくれたように感じます.
論文執筆に迷っている方は,ぜひ手に取ってみてください.
(そして私と共に頑張って書きましょ)

年度初めは何かと忙しい中ではありますが,頑張るぞー!
まずは,とりあえず,ゼロ稿,書きます.


おまけ:
立花研メンバーのページを更新しました!
こちらもぜひ覗いてみてください.
桜おすそわけ.

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流氷観測@北海道知床斜里

こんにちは!
新B4の大橋です.
 
2月17日~19日に知床斜里にて流氷の観測&北海道の自然を満喫してきました.
 
今回はそのときのお話をしていこうと思います.
 
 
17日(木)
 
前日羽田に宿泊していたため,17日の朝,釧路へ到着しました.
 
ここから目的の知床斜里にある湯元館までは先生の運転するレンタカーで向かいました
 
途中,半分凍っている摩周湖を一望したり,
 
山の斜面から硫黄が吹きだしている硫黄山へいったり
 
よくゼミ中に立花先生が激推しする川湯温泉へいきました.
 
川湯温泉は熱々の浴槽とぬるめの湯加減の浴槽に別れています.
 
言葉では表現することが難しい,クセになる温泉でした.
 
また,いきたいです.
 
 
18日(金)
 
朝早くに起きて海岸へ流氷観測に向かいました.
 
薄暗闇の中,道なき道に足を踏み入れ突き進む立花先生の姿に憧れを抱きながら,海岸へ向かいました
 
たどりつくと,そこには分厚い氷が一面に広がっており,自然の偉大さに感動しました.
 
どこが海岸線なのか分からず,足下を注意しながら,海岸を歩きました.
 
耳を澄ますと「キュー...キュー....」という音が聞こえます.
 
流氷どうしがぶつかる音です.
 
まるで自然が生きているような感覚がして,新鮮でした.
 
流氷の上や海との間など,気温などを計測して宿へ戻りました.
 
 
19日(土)
 
この日も朝早くに起きて流氷観測へ向かいました.
 
海岸線まで辿り着くと,驚くことに昨日接岸していた流氷がほぼ沖合へ流出していました.
 
1日でここまで変わるものなのかと驚くくらいの量の変化です.
 
前日とは違い,天気がよかったので日の出をみることが出来ました.
 
研究室のみんなと朝早く起きて,拝む太陽は何か感じるものがありますね.
 
 
帰る途中,みんなで山の斜面を滑り台のようにすべる遊びをしました.
 
10mくらいの高さから,すべり落ちるのですが,童心にかえったようでとても楽しかったです.
 
 
今回初めての冬の北海道を通して,とても有意義な時間をすごすことが出来ました.
 
前回の流氷観測ではもっと沖合へいくことが出来たそうです.
 
これからも毎年様子を変えるオホーツク海の流氷を観測していきたいです.
 

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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