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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → http://www.bio.mie-u.ac.jp/kankyo/shizen/lab1/earth/ → http://www.bio.mie-u.ac.jp/~tachi/

   

気象学会中部支部@緒方!

気象学会中部支部に参加してまいりました!
私は完全に見学ポジションでしたー。
お目当てが信州そばや馬刺しだったわけではありません。
後輩たちの発表をきいたり、気になる発表を聞いたりするためです!
決して!決して!そばが目的ではありませんが、そばおいしかったです!
今回の気象学会中部支部は長野にある信州大学で開催されました。
長野は松本までは行ったことあったのですが、長野市は初めてでした!
当日(12月7日)に『ワイドビューしなの』を使って長野市へ向かいました。
この電車は主に木曽川に沿って走っていたみたいですね!
途中に通る岐阜県では国の名勝である”寝覚の床”や、
長野市に到着する少し手前では“日本三大車窓”の善光寺平が一望できる風景が広がっていたりと、
なかなか風光明媚で楽しい電車でした。
ちなみに自分で撮影した寝覚の床…
全然間に合ってません(´・ω・`)
あ!って見えた時には行き過ぎているんですね…。
日本三大車窓は撮っておりません。。。
各自でお楽しみ下さい…。
電車の中では発表を控えて楽しげな後輩と楽しくおしゃべりしたり、
気象学会中部支部の気になるプログラムをチェックしたりしながら向かいました。
で、まぁ行きの電車の話はこれくらいで、気象学会中部支部です。
7日の13時開催でした。
会場の雰囲気
この日は三重大から学部4年生二人の発表がありました。
一人目は谷口佳於里さんの『客観的手法による北半球全域の前線分布』という発表です。

気象庁でもWeatherMapでも主観的な要素を含んで前線の位置を決定しているそうです。
その前線の位置・分布を客観的に特定し、その特性を知るという挑戦的な研究です!
日本付近の前線の変動がかなり特徴的で、そこにも着目した研究結果を発表してくれました!
この発表には実際、現業で前線を引いている気象庁の方や元・WeatherMap所属の方からもコメントを頂いたりできたので、
今回の気象学会中部支部は有意義な会になったのではないでしょうか?
二人目の鈴木耕二郎くんは『ブロッキング発生頻度の長期変動』という発表を行いました。


彼の好物はそばだそうです。
この表紙に使われているそばの写真ですが、
彼はこの写真をうまく話と絡めてきまして会場でウケておりました!
彼は話がうまいだけでなく、なかなか熱い研究をしておりまして、
近年のブロッキング高気圧の変動に着目しております。
ブロッキング高気圧を抽出し、近年は過去と比較してどこがどのように変化しているのか示してくれました!
局地的な発表が多い中、果敢に発表し、
発表時間ギリギリだったにも関わらず多くの質問を頂きました。
今後の研究にも大いに役立つと思われます!
2日目(8日)にも三重大からは二人の研究発表がありました。
富山大学から三重大に来て以来、
初めて外部での発表となったM1の松本直也くんが『三重県北部における降雪と風の関係について』という題で発表しました。

彼は元々颪の研究をしており、この研究は三重県の降雪と颪が関係しているんじゃないかというモチベーションで研究しております!
まだその関係ははっきり見えておりませんが、モデルを使うなどして経験しており、
あわよくば観測もできれば…。。。
この気象学会中部支部には気象庁の方が積極的に参加されておられましたが、
その方々から鈴鹿山脈・養老山脈に挟まれた領域での経験的な解析の話が聞けたこともかなり勉強になったと思います!
最後に4年生の中田晃志くんの発表がありました。

彼の研究は『紀伊半島に未曾有の大雨をもたらせた台風12号はなぜ日本付近で長期停滞したのか』です。
WRFを用いて台風12号を再現し、その影響をモデルの特性を活かして解析しているところです!
現在の彼の研究で、台風による高気圧の強化が確認できました!
ただ、これまでの研究では停滞した理由をはっきりと示すには至っておりません。
しかし、この気象学会中部支部にたまたま気象庁で実際に2011年台風12号を予報した方がいらっしゃり、
研究に対し、的確なアドバイスやコメントをいただけて、かなりためになったのではないでしょうか!!
三重大からの発表者はこのようになっておりましたー。
今後共彼らの研究に期待です!
あとは個人的に面白かった発表についてちょこちょこ触れたいと思います。
個人的に気になった部分をピックアップして記述しているので文章崩壊しておりますが、
お気になさらず…。
-----------------------------------------------------------------------------
*渡辺真二さん(名古屋地方気象台)の発表で
「中部地方における線状降水帯の発生について-2013 年の発生状況と過去調査との比較-」がありました。
猛烈な降水をもたらした地形性でない降水分布の特徴。
平野部では地形効果だけでなく、収束するエリアで降水が起こる!とのこと。
走行を線で示すと愛知岐阜三重は南北、静岡福井富山(?)では東西に走っていた。
いずれも地上収束が生まれていた…。
秋は台風と太平洋高気圧に挟まれて、南北に立った降水帯が形成されやすい。
山岳の冷気塊と海の湿った空気がぶつかることでその境(東西方向)に降水帯ができるのでは…。
吉川契子さん(静岡県立静岡中央高校)は
「防災気象情報を学校教育に取り入れる上での課題」を紹介してくださいました。
その発表の中で昭和初期の小学生の教科書にはラジオゾンデが載っていた!と紹介されておりました!
本当だ!私は大学に入るまでラジオゾンデなんて見たことも聞いたこともありませんでしたので、
この事実にはかなり驚きました!現在は削減されてしまっており悲しい限りです…。
そして2013年度気象学会中部支部初日の目玉…
北野旦浩さん(日本気象予報士会長野支部)の
「なぜ寒候期になると人恋しくなるのか-気象が人の心に与える影響-」という発表。
日照量低下との関係は過去の研究より鬱との関連がありそう。
冬季うつが研究の糸口になるとも思われたが、うつは他者と関わりたくないからなんか違う…。
人恋しい≠うつ
つまり寒候期に人恋しい謎の鍵を握るのは気温低下!
乳児期の愛着形成や基本的人格形成がキーではないかとのこと。
なかなか興味深く、説得力のある研究でおもしろかったです!
尾町光太さん(信州大学教育学部)の
「冬季日本周辺海上に発生する筋状雲のモデル実験の教材化」もとてもおもしろかったです!
簡単な装置で筋状雲を再現する研究でした。
これを教材に用いる。超楽しそう!!
小学生のころの私だったらめっちゃくちゃ気象に興味津々になってしまいますね!
しかもこの装置が600円でできる!
こんど作ってみようかな!作ってワクワク!
そんな幹事でとても有意義な会でありました!
参加して本当に良かったです!
あとは毎度のことながらちょこっとした雑談。。。
1泊2日で3軒のお蕎麦屋さんでおそばを食べました!
善光寺の前にある喜多平そば店さん、藤木庵さん、長野駅前にある油やさん。
個人的には油やさんが一番好きでした!
おいしかったー!もっかい食べたい!
あとさすが信州大学!と思ったのはまず会場に隣接しているお茶会場にりんごがででんと置いてあったことです!
食べても食べても出てくるので調子に乗ってこの2日で多分まるっと1個食べましたネ…。
そして懇親会では馬刺しときのこ汁もありました!
そしてあれです…いなごとさなぎと蜂の子の佃煮もありました…。
写真撮るの忘れてしまいました…。
いなごは以前チャレンジしたことあったのでまだ良かったのですがさなぎ…。
さなぎはオガタにはレベルが高すぎて色々と限界でした…。
食べましたが…限界でした…。
好きな方は申し訳ありません。。。
あと、善光寺でおすすめされたのが有名な唐辛子屋さん!!!の、マカロン!!!!!
ごまマカロンを頂きましたがおいしかったです(*´ェ`*)ポッ
そんなこんなな気象学会中部支部でしたー。

では失礼しましたー。

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プロフィール

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三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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