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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

総合地球環境学研究所@京都

こんにちは。緒方と申します。

だいぶ遅れてしまいましたが4月25日から27日まで
京都の総合地球環境学研究所でお世話になった時のことを書こうと思います。
直後に合同ゼミやら実習やらが重なってしまったのでなかなか書くにかけない状況でありました。

総合地球環境学研究所は通称『地球研』らしいですね。
うちの研究室も略称が”地球研”なのでややこしいですが、
ここでは”地球研=総合地球環境学研究所”で進めたいと思います。

25日は水曜日だったので午前中にホルトンゼミを予定しておりました。
もともと地球研には午後からお邪魔する予定だったので、問題なかったと思います。
ゼミが合ったお陰で立花先生に切符を手配していただいたのでとても助かりました。
あの切符がなかったら色々と迷子になった気がします…。

ゼミは通常10時から12時までなのですが、
私の出発時刻に合わせていただいて11:30に終わっていただきました。
ご協力くださった皆さま誠にありがとうございますm(_ _)m

ここで私が地球研までに乗り継いだ行程をざっくり書かせて頂きます。

12:11江戸橋ー12:13津
12:21津ー13:20大和八木
13:24大和八木ー14:08近鉄丹波橋
14:12丹波橋(京阪)ー14:25出町柳
14:32出町柳(叡山鉄道)ー14:50二軒茶屋
二軒茶屋から徒歩10~15分で地球研

迷子にならなかった自分は結構頑張ったと思います…。

そんなこんなで総合地球環境学研究所です。


結論を言うと、とっっっっっっっっても綺麗なところでした。


玄関フロアーでは私が訪れる前に行ったらしいイベントの名残が…


建物が半円(?)になっているので中庭とかも合ったりしたのですが、そこなんかもすごく綺麗で


この井戸が使えるのかどうかについては分かりませんでした。
この綺麗な中庭ではシーズンによってはバーベキューなんかも行われているそうです。
よくわかりませんが、耳が白菜になったウサギ?犬?が各所で案内してくれました。

地球研に到着したら、今回ご指導くださる地球研の大島さんが施設を案内してくださいました。


地球研の施設は主に研究支援室とプロジェクトルームで分かれているらしく、
大島さんはプロジェクトルームの方にいらっしゃいました。
部屋も研究やプロジェクトごとに壁で隔てられているというわけではなく、
棚やらモノやらでなんとなく区切ってあるようです。
ちなみに写真に見えるパラソルは天井からサンサンと降り注ぐ太陽光を遮るために設置されているそうです。
もちろんたたむこともできるので、開いているものや閉じているものなど色々ありました。


私は25日から27日までは大島さんの所属しているプロジェクトルーム周辺の机で
1日の大体の時間を自分のノートPCにかじりついて過ごしておりました…。

こんな机です。ホワイトバードの裏に大島さんが所属するプロジェクトグループのデスクが並んでおり、
普段ここはグループでディスカッションする時に使うそうです。


地球研には他にもテラス(?)や食堂のようなものもありました。
各所に椅子が置いてあったのがすごく羨ましいです。

食堂といっても生協のような食べ物屋さんが入っているわけではなく、
”自分で勝手に料理していいスペース”らしいです。
代わりにお昼には食堂でお弁当を販売していて種類は6種類くらい。
季節によって変わったりすることもなく、数も限られており、
一度12:05にお弁当を買いに行ったら一つも残っておりませんでした…。なんという競争率…。

施設の紹介ついでに、建物は違うのですが地球研の宿泊施設についても触れちゃおうと思います。

宿泊施設です。
家とかじゃないです。でも家のようでした。
実際、海外の方で住んでいる人もいらっしゃるそうです。

やっぱり中庭完備



私は2階の部屋だったのですが、各部屋の玄関横はミニテラスになっておりました。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工 こ、これは一体っ…!?という感じで内申かなり動揺いたしました。
部屋は広くて綺麗。冷蔵庫、電子レンジ、
もちろんLANも完備、キッチンもあり、食器からやかん、包丁まな板なんかもひと通り揃っていて、
安いビジネスホテルなんて比べ物になりません…。


唯一不満があるとすればリンスが常設されていなかったことくらいです。

また行きたい…。



と、過ごしやすい施設に驚いたところで肝心の作業のお話をば。
しかしほぼPCと向い合っていただけなので写真らしい写真はありません…。

まず、私の研究で使わせていただく北大のスパコンについて情報基盤センターのHPを見ながらレクチャーしていただき、
申請方法や使用方法についてひと通り教わりました。

他にも以前のシステムで計算したあったデータをgt3形式からgrads形式に変換するのに、
スパコンのシステム変更でプログラムが走らないところを北大の別のサーバーに計算結果のデータを写し、
さらにスパコンから変換プログラムを同じ所に持ってきて、
gt3からgradsへの変換ソフトをサーバーのLinux環境で動くようにプログラムをちょくちょくと書き変え。
これにより間に合わせのデータとしてgt3データからgradsデータをつくりました。
これらは北大のサーバーで行ったのですが、
三重大のサーバーでも同じくプログラムが走るように整備したいなと思っております。
色々と時間がなかったのでちょっといじっただけなのですが三重大のサーバーにはgccが入っていないのが…ツライ…

gccインストールしようとしたらそのへんのHDDが満杯でインストールできませんとエラーが出てきましたキィー!!
またチャレンジしたいと思います。

で、一番苦労したのはAGCMのプログラム、スパコンのシステムの見直し…。
シングルは走るのにパラレルはダメとか…。うー。なぜ初期条件を飲み込んでくれないんですかー…。
ってかんじで実はまだ解決しておりません。
色々プログラムいじってためして…の繰り返しです…。
もう本当にいろんなところを書き変えたので、大島さんに大変申し訳ない気がしまして…。

私はこの問題を解決するために全力を注ぐ必要があります。
なにがいけないのか…。

とりあえず私はもう少しLinuxについて勉強する必要があると実感いたしました。


余談ですが、この時大島さんから『Virtualbox』という仮想化ソフトウェアのウワサを聞いたので、
自分のノートPCにcygwinを入れたくなかった私は出張から帰って早速試してみました。
VirtualboxにUbuntuを入れて、grads、GMT、ImageMagick、Intel fortranなどなどをインストールして、
ノートPC上に計算環境を整備してみました。うーん!Cygwinより軽い!( ・∀・)イイ!!
仮想OS(Ubuntu)とWindowsとのリアルタイムのファイルのやり取りも可能なので、
PCの再起動なしに絵が描けるし、
ネット環境じゃなくても作業ができてしまう!


…って…そんなことでテンション上げてないで、
とりあえずスパコン上でAGCMが再び走るようにがんばろうと思います…。うごけー…。

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あれ,gccってすでにマシンに入ってなかったけ!?
たしかコマンドが通った気がするけど・・.

あっれー!?

ホントだ!
コマンド通りましたね!
あれー!?なんででしょうかねー。
なんかできなかったんですけどねー。
すみません!また挑戦してみます!

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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