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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

Hotspot2でのポスター発表とTM会

お久しぶりです.
山中です.

この記事では,3月に参加した2つの研究会について振り返りたいと思います.

~Hotspot2全体会合~

新学術Hotspot2の全体会合に参加し,ポスター発表させていただきました!

オンラインでのポスター発表でしたが,
今回導入されたgatherというシステムが,かな~り実際のポスター発表に感覚が近く,
たくさんの研究者や学生の方とラフに議論・交流することができ,楽しかったです.

とくに,実際にモデルの開発をしていらっしゃる研究者のお二人とお話ができたことと,
私と同じくCMIP6のデータを使って研究している同級生と出会えたことが,大きな収穫でした.

また,口頭セッションでの研究発表も興味深く,中緯度海洋について関心が高まりました.
今の研究テーマはあまり中緯度海洋と関係性がないのですが,私も別口でなにか研究してみたいななんて思ったほど.


~TM会~

略称TM会(正式名称はメモし忘れました,すみません)に参加しました.
おととしは聴講のみの参加でしたが,今回は発表もさせていただきました.

初めての口頭発表でしたが,非常にフランクな場で自由に発表でき,個人的には大満足でした.
また,たくさんの鋭いご指摘もいただき,もっと慎重に論理を組み立てながら研究を進める必要があるなと感じました.
まだまだ解析できることが沢山あるので,これからも楽しく頑張りたいと思います.

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白鳳丸KH-21-1航海

無事、修士課程を修了しました。M2の中西です。

少し前ですが、2月14-25日にJAMSTECの観測船「白鳳丸」のKH-21-1航海に参加してきました。
東大の岡さんが主席で、北西太平洋で形成される亜熱帯モード水を捉えることが目的の観測です。

この地球日記のために毎日日記を付けていたのですが、思いの外大長編になってしまい、編集しなきゃな〜と思って気付いたら時が流れてしまいました。

結局上手く編集できず、とても長い長い自己満ブログになってしまったので興味のない方は読み飛ばしてください…
なお、ブログ内に挿入するのがすごく面倒だったので、写真をご覧になりたい方は以下の資料をご参照ください。研究室メンバーは研究室アカウントのGoogleフォトも見てみてください。

白鳳丸航海報告スライド

2/10(水)

PCR検査のため津→東京へ移動。東京駅から晴海港まではバスで1本。

埠頭周辺一帯がオリンピック選手村になっており、至る所が立ち入り禁止のため、停泊地点までたどり着くのに若干迷った。

PCR検査は唾液採取方式で、甲板上で各々ソーシャルディスタンスをとりながら唾液を絞り出す様子がなんかシュールだった。

その後陸上で軽く顔合わせ。航海中の海況は基本的に「悪い」と聞かされ、絶望。

 

2/11(木)

朝、乗船者全員PCR検査陰性の連絡があり、一安心。

昼は晴海を散歩したが、街の半分はオリンピック村なので本当に何もない。ピカピカのマンションのような建物が林立しているのに、人がほとんどいない光景はまさにゴーストタウン。これはこれで異世界感があって少し面白い。

 

2/12(金)

朝から乗船者みんなで積み込み作業。勢水丸では考えられないくらいの量の機材や生活用品を搬入した。

白鳳丸は研究室がとにかく広く、多い。あらゆる用途ごとに勢水丸のwet/dryの4倍くらいの研究室がなんと10部屋もある。

今回は主に第3・5・6・7研を使うようで、「あれは○研、これは○研」と声をかけながらバケツリレー方式で搬入した。

事前に発送していた私の生活用品(段ボール×2)も、荷物の山から無事に見つかり一安心。

 

2/13(土)

いよいよ出港!…と思いきや、朝メールを見ると諸事情で明日の朝に延期という連絡が。

3日間自主隔離したホテルは予定通りチェックアウトして、昼から船内で待機となった。

船で暇を潰すとなれば寝る!狭いベッドがとても落ち着く。

勢水丸と違って、既にベッドメイクは施されてあった。あれが地味に面倒だから嬉しい。

船内初の食事はこの日の夕食。メスルーム(食堂)は勢水丸の4倍くらいの広さだろうか。

勢水丸と違って(n回目)、盛り付けが既にされた状態で出てくるので天国。もちろん美味しい。

その後決起集会が行われた。東北大同期の女子2人と仲良くなれた。とても心強い。

 

2/14(日)

今度こそいよいよ出港!松阪港とは違って、東京のビル群や名所(豊洲市場、フジテレビ、東京タワー、羽田空港など)を眺めながらのクルーズはちょっとした観光気分。レインボーブリッジの下もくぐった!

本航海はテレビ朝日による取材が入っていて、空撮ヘリがしばらく着いてきていた。すごい。

出港後は操練(避難訓練)やラッシング(机の下で機材類をロープで縛る)、船内生活説明、観測打ち合わせなどをバタバタと。

そして明日は爆弾低気圧の影響で大しけが予想されるため、いきなり伊勢湾に退避することに。

船用に配布されたメールの設定も行った。ネット環境も一応あるが、1日あたり50MBしか使えず、速度も遅いのであまり使い物にならない。

 

2/15(月)

朝起きたらおなじみの伊勢湾。修論審査が行われているであろう三重大も目視できる。

天候は非常に悪く暴風雨で、伊勢湾にしては大しけの模様だったが、さすがは大きな船。まだまだ心地よいゆったりとした横揺れである。

午前中は洗濯をしたり寝たりして過ごしたが、さすがに暇になり午後からは3研に集まったメンバーでカタン(ボードゲーム)をやった。東北大の学生メンバーともだいぶ打ち解けることができた。

18時にようやく伊勢湾を出発。潮岬まで沿岸を航走し、そこから南下していくというこれまた勢水丸でお馴染みのコース。

 

2/16(火)

いよいよ観測ワッチ開始!私は一番生活リズムが作りやすい8−0で、この日の朝から開始。

未明にものすごく揺れていてあまり眠れず、朝ごはん前後で急に酔った。

しかし8時半のゾンデ放球を手伝うと、テンションが上がりその後は回復。

136°E線に沿って南下しながら緯度15分ごと(約1時間ごと)にXCTDを投下していった。

黒潮の上はやはりとても揺れる。時折机の上のものが全て流れ落ちるくらいの横揺れもあり、座っている椅子ごと転倒しかけた。ピークの場所では流速が5ノットもあった。

昼ごはんには大好きな焼きプリンが出て完食。

夜ワッチ。第一フロート投下予定ポイント(136E, 29N)に到着したが、波高が高くてCTD観測が行えないためしばらく待機。

XCTDの投下係をやった。勢水丸ではいつもウィンチにいたので、何気に初めて。

外に出るととっても暖かい(気温18度)。風もなんだか生温くて亜熱帯の気候って感じがした。

待つこと2時間、CTD観測のGOが出た。今回はフルでボトルを取り付け2000mまで下ろし採水も行う。その数24本。つまり24層分の採水を行い、各層6種類のビンに詰めていく。

ワッチの時間切れでこの作業は次のワッチの班に引き継ぐ。

私たちはデッキ準備を手伝った。採水ボトルのセット、ワイヤを吊る時の支え、表面水温測定など。

 

2/17(水)

揺れが収まり、疲れもあってぐっすり眠れた。気分爽快!
朝ごはんも問題なく食べられ、朝ワッチ開始。

昼ごろに第二フロート投下予定ポイント(136E, 26N)に到着予定。

それまでは昨日と同じく緯度15分ごとにXCTDの投下。

昼ごはん後はワッチ担当時間ではないけど、CTD観測やアルゴフロートの投入を見学。

今日は波も比較的穏やかで、天気も良く観測日和。緯度も沖縄くらいなので日が照ると暑いくらい。日本列島は冬型気圧配置で寒そうだが、まるで気候が違う。

東北大の須賀先生が水中ドローンで観測風景の撮影にトライしていた。

水中でもがくドローンも、そのお世話をしている須賀先生もどっちも可愛い。

 

2/18(木)

今日未明から明日いっぱいは荒天退避。

といっても陸地なんかないので、できるだけ時化を避けるように南西方向に進む。最南下時は北緯23度くらいにいた。

朝ごはんは初の洋食。揺れが酷く、時折食堂に座っている人たちが椅子ごと片側に流れ落ちるくらいだったが、バターロール2個完食。

8:30にゾンデを上げる以外は特にすることがなく、ひたすら寝ていた。

 

2/19(金)

昨日に引き続き荒天退避。

退避してる割に揺れが相当大きく、酔いはしないものの何もできないので暇。

ひたすらベッドで寝ていたが、寝過ぎて逆に疲れた。
24時間ずっとアトラクションの上にいるみたいでそろそろしんどい。

 

2/20(土)

未明から観測再開。天候も海況も良好でとっても気持ちよい。

ことごとくCTD&採水に当たらない我々8-0班。

朝7-8時頃に西之島に接近。思ったより近く大迫力で見えて大感動。

火口の様子や地表の色まではっきり見え、最接近時には硫黄の匂いもした。

なかなか生で見ることはできないだろうし、これを見れただけで今回乗船した価値が十分にある。

ちょうどゾンデ放球時刻が迫っていたので、西之島をバックに…と思ったが、

よりによってこんなときにレシーバーリセットエラー。結局20分遅れで放球した。

夜ワッチ。今日からゾンデの放球が朝8:30に加えて夜20:30にも行うことになったので嬉しい。

XCTDの合間に採水のレクチャーを受けた。今回は全部で6種類×24層分のビンに採る。

酸素や二酸化炭素濃度を測るものは空気に触れないように注意して慎重に採る。

クロロフィルや栄養塩を測るものはビンを3回とも洗いしてから採る。

勢水丸ではこんなに真面目に採水しないのでとても勉強になった。

今日は久々に天気が良かったので、夕焼けや星空も眺めることができた。

夜風に当たり、星空や月を眺め、波の音を聴きながらの観測はとても良い。

昼前に研究室メンバー宛に近況報告メールを送ったが、誰も返信してくれない。悲しい。

 

2/21(日)

早朝激しい縦揺れで目が覚める。このタイプ(アップダウン系)には注意しないとさすがに酔いそう。

31N, 145Eで予定していたCTD観測を中止、後回しにし、西の測点に向かう。

夜ご飯は美味しいハンバーグと大好物のフライドポテトが出たが、さすがに食欲がなく少ししか食べられなかった。

夜ワッチ。今回の放球時は風向きの関係で手すりにゾンデが激突するトラブルがあったが、

センサは無事だったのでよかった。船上での放球台固定は少々リスクがある気はする。

ようやくCTD観測と採水が本格的に我々のワッチに回ってくる。

デッキ準備や表面採水を手伝い、CTDが上がってくるまでは同じワッチの東北大の同期と研究談義や恋話に花を咲かせる。今更ながらモード水について詳しく教えてもらう。

24層分の採水は大変なように思うが、4,5人で協力するので思ったよりは素早くできた。

私は一番深い層を主に担当したので、水温がとても冷たく手が少しかじかんだ。逆に表層付近はとても生温く、水温の鉛直プロファイルを肌で感じることができた。

 

2/22(月)

再び海況が穏やかに。後回しにしていたCTD測点&フロート投入点に向かう。

XCTDは海況が悪い間にも投入済なので、CTD測点に着くまではやることがなく暇。

今回はCTDに取り付ける採水ボトルのセットを手伝ったが、結構力が必要なのでちょっと苦戦。

31°N,145°Eではセシウム採水も行ったので、2回CTDを下ろした。5つ目のフロートも投入した。

このとき東北大の須賀先生の手帳が海に落ちるハプニングもあったが、船員さんたちのテクニックで見事回収。

夜ワッチの仕事はゾンデ放球だけで余裕があったので、同ワッチの留学生にゾンデの仕組みなどをレクチャーした。同期の東北大生が間に通訳に入ってくれて助かった。

その後プチ飲み会をした。全体の観測も大方終わってきたので他のワッチの人も沢山いて気の早い打ち上げのような雰囲気。

主席の岡さんはじめ、研究者はみんな飲んでいても飲んでいなくてもユーモアたっぷりの人が多く、とても楽しい。

 

2/23(火・祝)

早朝に最後のCTD測点&グライダー投入点(29.5N, 141E)に到着。

我々のワッチは採水から引き継ぐ。なんだかんだ採水も何回か経験できたので良かった。

本航海唯一のグライダー投入予定だったが、機器トラブルで中止となる。残念。

10時頃「孀婦岩(そうふがん)」に最接近。西之島に引き続き、名所を見られて嬉しい。

360度何もない海面からそれだけが飛び出ている様子はなんとも不思議で面白い。

双眼鏡でみると岩肌のゴツゴツ感や波が当たっている様子が見れてダイナミックだった。

遠目に鯨を目視することもできた。

昼食後は午前に採水したビンの酸素滴定を行った。

地学系学生には珍しく、ピペットや試薬を使い、化学実験のような作業。

中和点の値をみると表層に比べて深層は極端に酸素が少ないのがわかる。これも面白い。

その後船員さんによる船内ツアーが行われ、ブリッジやエンジンルーム、ウィンチルームを見学した。特にエンジンルームやウィンチルームは勢水丸と比べ物にならないくらい大きかった。

夕食にはステーキが出た。硬い肉を想像していたが、柔らかめでとっても美味しくて感動した。

 

2/24(水)

観測最終日。鹿児島に向かう前に時間の許す限り四国の南で最後にCTD&XCTDをやる。

ゾンデもラスト放球だった。人生ラスト。

ラストなのでセッティングからバルーン準備、放球、野帳記録までなるべく自分でやらせてもらった。4年間の思い出を回顧しながら最後のゾンデを見送った。

CTDもラスト。採水ボトルなしで1000mまで下ろす。混合層がとても深い。

XCTDのオペレーションをやると、場所によって混合層の深さが全然違うことが分かる。

海洋学者たちはプロファイルを見るだけでモード水があるかどうかも分かるみたい。

取りたてホヤホヤのプロファイルを見ながら研究者たちが議論を始めるので、耳を傾けていると様々な知識が得られる。データの見方も少しだけわかった気になる。

この海域では3年分の混合層(モード水)を確認することができた(らしい)。

そうやって生のデータをじっと眺めながら、議論をしたり、アイデアを膨らませたりする贅沢な時間の使い方ができるのも航海の魅力の一つだ、と岡さんは言う。

本航海ラストのXCTDの投下を担当。なんと投下したXCTDは全体で86本。これだけでも観測の壮大さが分かる。

午前までで観測を終了し、午後は片付け、そして夕食後は打ち上げだ!

お腹の調子が悪くて乾杯に間に合わなかったのが残念。

ワッチが違ってあまり話すことができなかった学生ともいっぱいお話ができて良かった。

英語は苦手だけど、留学生ともお友達になれた気がする!

二週間生活を共にしたメンバーの結束感はとても良い雰囲気を作り出していた。

 

2/25(木)

桜島を眺めながら鹿児島入港!

実に12日ぶりに陸に降り立つ。サクサクつながる電波の有り難さよ…

一方で、陸に近くにつれて、航海が終わってしまうことに少し寂しさも感じた。

それだけ楽しく、充実した、素晴らしい航海だったということ。

着岸後も一仕事。荷物の積み出しが待っている。

これが結構大変だった。採水サンプルの重いこと…

お腹ペコペコでみんなカレーライスを食べて、名残惜しくも解散。

鹿児島では仲良くなった同期と念願の「しろくま」を食べた。疲れた体に甘さと冷たさがしみる。

早起き&積み出しで体力が持っていかれてたので、早めに解散。ホテルでゆっくり休んだ。

 

以上が航海中に書いていた日記の全編です。

覚悟していたよりも全く酔わなかったため、毎日欠かさず書き溜めることができ、相当な文量になってしまいました。

酔わないとなると、本当に楽しい思い出しかありません。

今年度はコロナの影響でなかなか航海に出れず、残念な思いをしていましたが、最後の最後にこんなに素晴らしい経験ができて本当に良かったです。学生生活の中で最も印象的な思い出になりました。

本航海に関わってくださった全ての方々と、送り出してくださった立花先生や研究室のみなさまに感謝申し上げます。

そして、地球日記への投稿もこれが最後です。
振り返ると学会・研究会や観測と貴重な経験をたくさんさせていただきました。
学びと成長の機会を与えてくださった立花先生には本当に感謝しております。ありがとうございました。

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雪氷学会学生優秀発表賞受賞の報告

連投失礼します.M2の太田です.

11月に発表した雪氷学会の口頭発表部門にて,学生優秀発表書をこの度,受賞させていただきました.
正直,受賞理由に心当たりはないのですが(汗),研究内容を評価していただけたことは非常に嬉しく思います.
指導いただいている立花先生,研究の相談に乗っていただいている安藤さん,
いつも和やかな雰囲気を作ってくれている研究室のメンバー,
学生活動を応援してくれている家族や友人,
関係する皆様に感謝申し上げます.ありがとうございます.

残り時間は少ないですが,引き続き,修士論文,投稿論文にむけて頑張りたいと思います.

※雪氷学会の雑誌「雪氷」の3月号に受賞の言葉が掲載される予定だそうです.
一応,告知しておきます.

雪氷学会リンク
大学HPリンク
研究室HPリンク

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学会・研究集会参加報告@オンライン

あけましておめでとうございます.
M2の太田です.

昨年末に参加したいくつかの学会,研究集会についての参加報告をさせていただきます.

○海洋学会
11月29日に海洋学会にて口頭発表をしました.
雪氷学会に引き続きポスターではなく,口頭発表をしたので,コメントをいただくことができました.
昨年度出したセッションと同じく,極域の分野横断に関係する研究のセッションに出したのですが,大気に関係する研究があまり見受けられませんでした.
普段見慣れない研究な分,意見やコメントをいただけたのかなと思っています.

○極域科学シンポジウム
12月1-3日に開催された極域科学シンポジウムのポスターセッションで発表をしました.
論文に準備していた英語の内容で資料を作ることができたので,そこまで準備には苦労しませんでした.
まぁでもやはりポスターセッション.
来るか?来ないか?と掲載期間を過ごしましたが,特に反応は寄せられませんでした.
これから学会発表のスタイルがどう変化するかはわかりませんが,やはりせっかくしゃべるなら口頭で出した方が,オンラインはいいのかもしれません.

○日本気象学会中部支部研究会
12月16日に中部支部研究会で口頭発表を行いました.
気づけば,学部4年生から数えて3回目の発表になりました.
こうして振り返ってみると,内容的にも発表の仕方的にも少しは成長したのかな?と感じます.
修論発表でも聞かれそうな質問もよせられたので,残りの時間で自分の中での答えが用意できれば,と思います.

以上で,参加させていただいた学外での発表の機会は一区切りとなります.
まずは,このような状況下で発表の機会を用意してくださった関係者の皆様に深く感謝したいと思います.
少なくとも来年はこの形態でありそうです.
今年度の経験を踏まえての変化も予想されますが,基本的なところは今年度自分が経験したものと変わらないと思います.
オンラインの学会は現地で参加する学会と比較して圧倒的に学会が自分たちにかけてくる力が弱いです.
自分が平時に感じたものと同じものを得ようと思ったら,受け手側である自分のモチベーション(はたらきかけ)はかなり求められるなぁ,と感じました.
来年度以降にも生かせそうな気づきだと感じたので,生かしていけたらいいなと思います.
これを読んでいるかもしれない,後輩の方も,この気づきを生かしていただけたら...と思います.

※オンラインだし,現地に行かなくていいからと軽い気持ちで出せそうな発表はできるだけ出させていただきました.
締め切りが意外と大変なので,申し込みは計画的に...

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学会・研究会参加報告〜2020Autumn/Winter〜

今年も1年が終わることを信じることができない。

お久しぶりです、M2の中西です。

2020年末は様々なオンライン学会・研究集会に参加させていただきました。

ギリギリ年内のうちにここでまとめて報告しておきたいと思います。

※すべてオンライン開催

<科研費会合>

9月9~11日に開催された「科研費新学術領域hotspot2」の全体会合で発表しました。

発表形式は、各自で動画を収録してYouTubeへ投稿し、聴講者に自由に閲覧してもらうものでした。

今までに経験したことのない形式だったため戸惑いましたが、

PPTを流しながら音声を付ける(喋る)のはそこまで難しくなかったです。

YouTubeへのアップロードも簡単でした。

コメント欄では様々な質問・コメントをいただき、想像以上に有意義な発表になりました。

中でも印象的なのは、東大の関澤さんとの繋がりです。

実は、学部3年の頃に関澤さんの発表を学会で聴講し、非常に面白いと感じたことから、

テレコネクションの研究がしたいと思ったと言っても過言ではないのです。

そのことをご本人にもお伝えし、ためになるアドバイスも幾つかいただくことができました。

さらに、その関澤さんと同率で若手発表賞の2位にランクインすることができ本当に嬉しかったです。

その時一瞬でも、憧れの人に追いつくことができた(恐れ多い発言ですが)のですから。

<秋季気象学会>

10月25~31日に開催された気象学会秋季大会でポスター発表をしました。

実は、最後の学会は口頭発表を!と思っていたのに、

7月に来ていたメールを勘違いで見逃しており、希望が出せていなかったのです。

自業自得ですが、コロナ禍でなければそんなにややこしいことにはなっていなかったはずなので、少し恨みました(笑)

コアタイムの間、個人的にZoomのチャットルームを開設したところ、

数人の学生さんと稲津先生(北大)、三好さん(理化研)に入室していただき、いろいろと議論ができたので良かったです。

アップロードした資料にも複数のコメントをいただき、有り難かったです。

<極域シンポジウム>

11月16日~12月18日に開催された極域科学シンポジウムにてポスター発表をしました。

国際シンポジウムのため、英語での発表となりました。

現在改訂中の投稿論文から抜粋する形で英語版スライドを作成したため、

準備にはあまり時間をかけずに済んで良かったです。

スライドをアップロードして放置していたところ、ある日メールで通知が。

確認してみるとノルウェー大気研究所の方から、

研究の弱点に関する質問1件と、「論文が完成したらぜひ読みたい」というコメントでした。

弱点に関しては、レフェリーからも指摘があったところですし、真摯に答えて早く論文を完成させたいと思いました。

読みたいと言ってくださる方がいるというのはとても嬉しいことですね!

対面の発表と違い、苦手な英語でも落ち着いて回答できるので助かりました。オンラインの利点ですね。

<異常気象研究会>

12月 3日に開催された異常気象研究会に参加しました。

例年は紅葉の時期に京都大学宇治キャンパスで開催されており、

私は昨年に続き発表者としては2回目、聴講のみを含めると4年連続4回目の参加でした。

例年2日間にわたって開催されていたものを1日にまとめたためか、持ち時間が質疑応答含め10分と短く、

非常に早口な発表になってしましましたが、伝えたいことは伝えられたと思っています。

持ち時間が終わったあともzoomのチャット機能を使って活発に議論が交わされていました。

私宛には久しぶりに前田さん(気象庁)からコメントをいただき嬉しかったです。

研究会前後に京都の紅葉を観に行くのが定番だったので、それができなかったのは非常に残念でした。

<大槌シンポジウム>

12月14日に開催された大槌シンポジウム(大気パート)で発表しました。

例年は岩手県大槌町で開催されており、学部4年の夏に一度参加しました。

そのときは研究を始めたばかりで、自己紹介程度に数分お話ししただけだったので、

今回まとまった内容をきちんと発表することができて良かったです。

雰囲気は終始なごやかで、興味を持って質問をしてくださった方もいたので嬉しかったです。

昨年潮岬観測でお世話になった吉田さん(京大)からのご質問は基本的なものだったのに、

一部返答に詰まってしまったので、発表前の確認は怠らないようにしたいと改めて思いました。

<中部支部研究会>

12月15、16日に開催された気象学会中部支部研究会で発表しました。

学部4年の頃から発表させていただいており、今回で3回目となりました。

この研究会は持ち時間が20分と長く、落ち着いて発表・質疑応答ができるのが良いですね。

ただ、支部長賞の選考のためか、決まった数人の偉い先生方が毎回質問をされている状況でした。

締めの講評で坪木先生(名古屋大)もおっしゃっていましたが、なんだか卒論・修論審査会のような雰囲気でした(笑)

とはいえ、普段お会いすることのない他大学や他機関の方にコメントいただくのは勉強になりますね。

加えて、学生からの質問も今後活発になればいいなと思いました。

長くなりましたが、報告は以上になります。

今年は本当にイレギュラーな年でしたね。

年度始めの頃は様々な集会が中止となり、学生最後の一年なのにどうなることかと思いました。

しかし、夏頃からは様々な方のご尽力のおかげで、オンラインでの学会参加ができるようになり、

本当にありがたかったなと思います。

オンラインは気軽に参加できるなどメリットもありましたが、

やはり現地に赴いて、様々な人と直接会って話せる機会は大切だなとも思いました。

良い気分転換にもなりますしね。

幸い私は昨年までにそのような経験をたくさんすることができましたが、

後輩たちはそうではないので、早く以前のような日常が戻ってほしいと思います。

それでは良いお年を。

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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