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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

通称:異常気象研究会@宇治

にしかわですemoji
今年も行ってきました,京大防災研emoji
『急発達する低気圧の実態・予測・災害軽減に関する研究集会』
ということで,いつもの年とは一味違い,
少し小さなスケール(空間的にも時間的にも)の話があり,
ワクワクemoji

emojiJAMSTEC吉田さん
『winter T-PARC 2009航空機観測が低気圧予測に及ぼす影響』
北米の数日先の予報に対する影響を調査するため,
北太平洋の温帯低気圧に対して,ドロップゾンデを用いて行われた
winter T-PARC2009emoji
日本付近で発達した爆弾低気圧の予測について
winter T-PARC2009で得られたデータとアンサンブル予報を用いて
言及されていました。
ドロップゾンデありの場合,この事例では10日前から
爆弾低気圧の急発達位置の予測が可能という結果でした。
やはり,観測は大事ですね!!
emoji東大大気海洋研の柳瀬さん
『熱帯・亜熱帯・温帯における低気圧の環境場の比較』
熱帯低気圧や温帯低気圧がどんな場所で発達するのか?
また,熱低と温低の中間の性質を持つハイブリッド低気圧に関する研究でした。
熱低と温低の環境場の違いがきれいに見られ,興味深かったです。
ハイブリッド低気圧についても気になります。

emoji東大大気海洋研の森さん
『近年頻発しているユーラシアの寒冬に対する北極海海氷の影響』
バレンツ・カラ海の海氷減少が中緯度に低温をもたらすメカニズムについて,
AGCMをもちいて検証されていました。
冬季のSATの卓越するパターンとして,EOF2で
ユーラシアが冷たく極が暖かいWACEパターンがあり,
バレンツ・カラ海の海氷偏差と強い相関関係でした。
海氷の多寡は,このWACEパターンの出現頻度に関係しており,
温暖化に伴う海氷減少が,WACEパターンの正のトレンドの原因とのこと。
ユーラシア中央部の寒冬は,大気自身の内部変動であるAOと,
海氷の多寡に関連するWACEの2つで説明づけられると結論付けられていました。
emoji3日目の名大・三重大の小寺さん
『成層圏子午面循環の熱帯低気圧に及ぼす影響』
子午面循環に関連し,対流圏界面の気温が低下することで,
対流が深くなり,熱帯低気圧の発達に関連しているのでは!?
という,成層圏と台風をつなげたとても興味深いご発表でした。
次回三重大にいらっしゃたときには,もっと詳しく伺いたいです!!
ご紹介した発表以外にも面白い発表ばかりでしたemoji
来年は気象学会の特別セッションということで,
宇治キャンパスでのこの会が開催されないのが少しさみしいですが,
学会を楽しみにしたいと思いますemoji
余談ですが,紅葉スポットには足を運べませんでしたが,
キャンパス内のイチョウや紅葉もきれいに色づいていましたemoji
以上です,ではではemoji

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異常気象研究集会@宇治キャンパス防災研

お久しぶりです.M2スズキです
異常気象研究集会のに参加してきたので,報告します.

今回は自分が発表した「年々変動」と「長期変動・将来変化」というセッションを楽しみに京都へ.
行きの電車で色づく山々を見て,晩秋を感じました.


将来変化に繋がるような長期変動に関する講演がとても面白く,
近年の日本の天候の特徴と十年規模変動の関連や,
地球温暖化のハイエイタス(停滞)に関する研究に興味をもちました.

最近の自分の体感にあるように夏は暑く,
冬は寒くなるという事実と整合性のある結果が出ていました.
熱帯からの影響伝播やラニーニャとの相関の季節差,速度ポテンシャルの変化に注目した解析で,
十年規模の自然変動が日本の気候にどのように影響するのかというものでした.
自分の研究では日本の気候について現段階では全く触れていませんが,最終的に将来の日本の気候に結び付けられれば面白いと感じました.
ハイエイタスについての発表では,熱帯太平洋の変動を加味するため,火山噴火の起きた年を避けて解析を行うなど,見たい現象をきちんと見るための工夫は大切だなと痛感しました.

以上で終わります.



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秋季気象学会@金井

こんにちは!
B3金井です!

秋季気象学会に参加しました。
3年生の後期であり、少しずつ卒業研究を意識し始めてきた今日この頃。。。
自分が何に興味を持ち研究したいと思うのか。そんなこんな考えて福岡へ行ってきました!
遅れてしまいましたが報告したいと思います。

まずは、気象学会の発表の中で特に興味をそそられた発表について。

印象深かったのは、台風の発生と大規模環境場の関係についての発表でした。偏東風や南シナ海からの西風と台風の発生のしやすさには関係がある。
偏東風と南シナ海の風が強いほど台風発生に適している。

この発表を聞いて、とてもおもしろいと思いました。自分にとって難しい内容でしたが、台風の発生のしやすさと偏東風、南シナ海からの風の関係を想像もしていなかったので、ひとりで驚きながら聞いていました。

また、他の発表の中で台風の構造についても触れていて、興味を持って聞いていました。
台風の中の渦度を考えるには、いくつもできる壁雲により発生する渦度と鉛直シアを考えなければいけない。という説明はインパクトがありました。
台風は一筋縄では解明できない、奥深いと考えさせられました。


特に興味をそそられた発表について報告しましたが、少し時間の空いたところで博多の観光もしました。そのなかで博多のいい点を簡潔にいくつか挙げておきます。

博多のいいところ
1.博多ラーメン
2.もつ鍋
3.博多弁

説明は語り始めると長いので割愛させていただきます。
博多は素晴らしいところだと思いました。


今回の秋季学会では、自分が何に対して特に興味を持つか、理解できたように思います。
これからは自分たちも研究する立場。近い将来を考えさせられる学会となりました。

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2014年気象学会秋季大会@オガタ

緒方です。こんにちは!
わたくしも報告がだいぶ遅れてしまいました!気象学会についてご報告したいと思います!
三重から福岡は少し距離のあるために前日入りしたのですが、ちょっと時間もあったので、一緒に観測にいった九州大学の同期や学生と会いました!彼らは海洋物理学が専門なので、今回の気象学会には参加しなかったようですが、出張先で一緒に観測したメンツに会い、楽しくごはんを食べるというのは本当に良い機会だなーと思いました!
あと、三重大で月1でお世話になっている山崎先生の研究室を卒業なさった皆様とも交流することが出来ました!

諸先輩方の貴重なお話を聞くことができて大変勉強になりました!それらの貴重な機会をつくってくれる学会って素晴らしいなと思いながら、気象学会に望みました。
まずは!三重大メンバーの活躍を書きたいと思います!とはいっても今回発表したメンバーは海洋学会と変わりありません!安藤・西川・緒方のいつものメンバー!

最近、三重大メンバーの気象学会新規参入がないのは寂しいところです。。。ただこの後予定している京都での異常気象研究会(2014/11/17-19@防災研)や気象学会部支部会(2014/11/27-28@名古屋地方気象台)には新しかったり珍しかったりするメンバーも発表予定ですのでぜひ見ていってください!
で、今回の発表メンバーの様子。
安藤くんが三重大トップバッターだったのですが、やはり6分という時間で安藤くんの研究の詳細を伝えるのは難しかったかな、、、という印象を受けました(*_*;
彼は日本周辺の海が大気に与える影響を統計的に解析しているのですが、単純には見られるものでなく、様々な手法を使って着実にその証拠を掴んでいっております!ただ6分…で全容をつかめた人は少なかったかもしれません。。。でもとてもおもしろい研究をしているので、気になる方は今後の彼の発表、、、異常気象研究会、大気海洋相互作用研究会(2014/12/06-07@京都) AGU(2014/12/15-19@サンフランシスコ)かな?を乞うご期待!
西川さんはポスター発表。

今回は千島列島周辺での貴重なラジオゾンデ観測のデータを用いて海洋が大気に与える影響を解析した内容でしたが、大変盛況でなかなか近づくことができませんでした!西川さんのこちらの研究はAMS(2015/01/04-08@アリゾナ)に行けば確実に聞けるそうです!もしかしたら大気海洋相互作用研究会でも聞けるかもしれません…。
あ、あと私の発表でしたが、内容は大槌…とほとんど変わってい、、、ません。。。。縮めて発表した感じでしょうか。。。それにもかかわらず貴重なコメントがいただけたので、今後の解析に役立てたいと思います!頑張る!


と、三重大メンバー活躍の報告はこのくらいにして。。。個人的に面白かった発表をいくつか…。
「スペシャルセッションの日本の豪雨・豪雪と黒潮」で発表されていた山下寛さんの「2013年7月3日の福岡県の大雨」のお話が面白かったです!総観規模場でにた前線の位置に変化はいないのに降水帯の南下がみられ、福岡に豪雨をもたらした原因を観測データを用いて紹介してくださっておりました。南西風と西風のシアーが原因、、、かも、、、ちょっとメモしきれていないので仔細は忘れてしまいました。。。精進します。。。
あと、すでに何人かブログで書かれておりますが「室内実験での気象学」も大変興味深いセッションでした。内容もさることながら、なんとなく発表者の雰囲気が…工学系の雰囲気を感じて…何か違う…感じで…。いつもと違う学会の空気を味わった気がします!
そして今回の極域連絡会は北極・南極の両極での今後の観測計画についても触れられており、とっても気になる内容でした!
研究発表でも気象研の青木さんの発表では北極の海氷融解は北極域に気温の高い水雲が増加していることも要因の一つともおっしゃっており、グリーンランドでの降雪などの観測結果が見られて面白かったです!
学生の研究も何件か招待講演として発表されていて、澁谷くんの南極に設置されたパンジーレーダーのデータを用いた南極成層圏の研究で紹介されていた”下層から上層までの間に圏界面を2度迎える”話はとてもおもしろかったです!!


全体的にはこんな感じだったでしょうか。。。
ちょっと時間をあけてしまったのであやふやになった点もありましたが、今回の気象学会の報告はこのへんにしておきます。

気象学会は楽しい!!!

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秋季気象学会in福岡

こんにちは、B4堀口です♪( ´θ`)ノ
遅くなりましたが、10/21~10/23 博多で開催された秋季気象学会に聴講で参加してきましたのでご報告させていただきます!

印象深かった発表をいくつか紹介させていただきます。
1日目の午前中から気になるセッションが2つも!ということで飛行機の中で悩みに悩んで台風セッションを聴講しに行きました。
日本の豪雨・豪雪と黒潮セッションもとても興味があったのですが、時間が被っていた為やむを得ず断念しました…残念(*_*)
春学会の時もブログに書かせていただいた名大の金田さんが、春の続報を発表するということで楽しみにしていました。
急激な気圧低下(ERI)を再現できた計算結果を詳しく解析し、ERIの開始条件と開始条件を満たすまでの台風の時間発展などを見ていくという内容でした。
ERIには背の高い活発な対流(CBs)があること、またCBsは最大風速半径の内側に位置していることから先行研究での観測に基づく解析結果と整合性があるということだそうです。

室内実験で気象学というスペシャルセッションの、気象研の山本さんの温室効果気体の演示/実験概観という発表で、1861年のTyndall実験を方法を改良すれば効果的な実験となるのではないかとされていて、かなり古い実験を改めて見直しているのが面白いと思いました。Tyndallの実験については記憶の隅のほうにどこかで見たことあるな~程度の知識しかなかったのですが、今後この実験に改良を加えるとしたらどのようになるかも含めて興味が沸きました。
あとは西川さん、澤井君も取り上げていますが九州大の田中さんの氷の自発的回転の発表になかなか衝撃を受けました!先にお二人が書かれているので詳しくは語りませんが、メカニズムの解明を楽しみにしています。


さて、いくつか発表のことを紹介させていただいたのですが、学会の時間外には福岡を堪能してきました。
若手会では船で知り合った方はもちろん初めて知り合う方ともたくさんお話でき、空き時間に夏学で仲良くなった方々と大宰府に行き、とてもとても楽しい時間でした(´∀`)
同期の子達とお互いの研究の話が出来てモチベーションもあがりました!
私も誰かのモチベーションを高められるように今後とも頑張っていきたいです(★*0v0*)♪+゜

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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