お久しぶりです.M2スズキです
異常気象研究集会のに参加してきたので,報告します.
今回は自分が発表した「年々変動」と「長期変動・将来変化」というセッションを楽しみに京都へ.
行きの電車で色づく山々を見て,晩秋を感じました.
将来変化に繋がるような長期変動に関する講演がとても面白く,
近年の日本の天候の特徴と十年規模変動の関連や,
地球温暖化のハイエイタス(停滞)に関する研究に興味をもちました.
最近の自分の体感にあるように夏は暑く,
冬は寒くなるという事実と整合性のある結果が出ていました.
熱帯からの影響伝播やラニーニャとの相関の季節差,速度ポテンシャルの変化に注目した解析で,
十年規模の自然変動が日本の気候にどのように影響するのかというものでした.
自分の研究では日本の気候について現段階では全く触れていませんが,最終的に将来の日本の気候に結び付けられれば面白いと感じました.
ハイエイタスについての発表では,熱帯太平洋の変動を加味するため,火山噴火の起きた年を避けて解析を行うなど,見たい現象をきちんと見るための工夫は大切だなと痛感しました.
以上で終わります.
[3回]
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