緒方です。こんにちは!
わたくしも報告がだいぶ遅れてしまいました!気象学会についてご報告したいと思います!
三重から福岡は少し距離のあるために前日入りしたのですが、ちょっと時間もあったので、一緒に観測にいった九州大学の同期や学生と会いました!彼らは海洋物理学が専門なので、今回の気象学会には参加しなかったようですが、出張先で一緒に観測したメンツに会い、楽しくごはんを食べるというのは本当に良い機会だなーと思いました!
あと、三重大で月1でお世話になっている山崎先生の研究室を卒業なさった皆様とも交流することが出来ました!
諸先輩方の貴重なお話を聞くことができて大変勉強になりました!それらの貴重な機会をつくってくれる学会って素晴らしいなと思いながら、気象学会に望みました。
まずは!三重大メンバーの活躍を書きたいと思います!とはいっても今回発表したメンバーは海洋学会と変わりありません!安藤・西川・緒方のいつものメンバー!
最近、三重大メンバーの気象学会新規参入がないのは寂しいところです。。。ただこの後予定している京都での
異常気象研究会(2014/11/17-19@防災研)や
気象学会部支部会(2014/11/27-28@名古屋地方気象台)には新しかったり珍しかったりするメンバーも発表予定ですのでぜひ見ていってください!
で、今回の発表メンバーの様子。
安藤くんが三重大トップバッターだったのですが、やはり6分という時間で安藤くんの研究の詳細を伝えるのは難しかったかな、、、という印象を受けました(*_*;
彼は日本周辺の海が大気に与える影響を統計的に解析しているのですが、単純には見られるものでなく、様々な手法を使って着実にその証拠を掴んでいっております!ただ6分…で全容をつかめた人は少なかったかもしれません。。。でもとてもおもしろい研究をしているので、気になる方は今後の彼の発表、、、異常気象研究会、
大気海洋相互作用研究会(2014/12/06-07@京都)
AGU(2014/12/15-19@サンフランシスコ)かな?を乞うご期待!
西川さんはポスター発表。
今回は千島列島周辺での貴重なラジオゾンデ観測のデータを用いて海洋が大気に与える影響を解析した内容でしたが、大変盛況でなかなか近づくことができませんでした!西川さんのこちらの研究は
AMS(2015/01/04-08@アリゾナ)に行けば確実に聞けるそうです!もしかしたら大気海洋相互作用研究会でも聞けるかもしれません…。
あ、あと私の発表でしたが、内容は大槌…とほとんど変わってい、、、ません。。。。縮めて発表した感じでしょうか。。。それにもかかわらず貴重なコメントがいただけたので、今後の解析に役立てたいと思います!頑張る!
と、三重大メンバー活躍の報告はこのくらいにして。。。個人的に面白かった発表をいくつか…。
「スペシャルセッションの日本の豪雨・豪雪と黒潮」で発表されていた山下寛さんの「2013年7月3日の福岡県の大雨」のお話が面白かったです!総観規模場でにた前線の位置に変化はいないのに降水帯の南下がみられ、福岡に豪雨をもたらした原因を観測データを用いて紹介してくださっておりました。南西風と西風のシアーが原因、、、かも、、、ちょっとメモしきれていないので仔細は忘れてしまいました。。。精進します。。。
あと、すでに何人かブログで書かれておりますが「室内実験での気象学」も大変興味深いセッションでした。内容もさることながら、なんとなく発表者の雰囲気が…工学系の雰囲気を感じて…何か違う…感じで…。いつもと違う学会の空気を味わった気がします!
そして今回の極域連絡会は北極・南極の両極での今後の観測計画についても触れられており、とっても気になる内容でした!
研究発表でも気象研の青木さんの発表では北極の海氷融解は北極域に気温の高い水雲が増加していることも要因の一つともおっしゃっており、グリーンランドでの降雪などの観測結果が見られて面白かったです!
学生の研究も何件か招待講演として発表されていて、澁谷くんの南極に設置されたパンジーレーダーのデータを用いた南極成層圏の研究で紹介されていた”下層から上層までの間に圏界面を2度迎える”話はとてもおもしろかったです!!
全体的にはこんな感じだったでしょうか。。。
ちょっと時間をあけてしまったのであやふやになった点もありましたが、今回の気象学会の報告はこのへんにしておきます。
気象学会は楽しい!!!
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