仙台が予想より寒くなくて、ギリギリ秋の気候を感じることができたかな。紅葉は微妙だったけど.
お久しぶりです。M1の山田です。
今回は日本気象学会2023年度秋季大会について書いていきます
。
秋季大会はオンラインで発表したため、現地での気象学会参加は初めてでした!知ってる人がたくさんいて、初日は挨拶しまくってたな笑
今回は4日間と長いため、端的にまとめていこうかなと思います。
・面白かった発表をいくつか
たくさん学会参加していると知り合いの研究はよく知っているので、今回は初めて聞く話の中で特に面白かった発表を2つ紹介。(4日間もあるといろいろあって悩みますが…)
ひとつは,九大の川野先生の発表で,今年の6月2日に発生した梅雨前線と台風によって線状降水帯が連続発生した事例の数値シミュレーションの話です.事例発生から解析・数値実験して発表まで進める速度の速さに驚きました.また,この豪雨事例は面白いと思っていたのでその最新の結果を知ることができて面白かったですね.(感想としては台風と梅雨前線が重なるとやっぱ怖いなと改めて実感.あと,ほかにもこの事例を見ている発表があったはず,盛り上がっていていいと思ったな)
2つ目は4日目の気象データ利活用についての発表のなかで、岐阜大の吉野先生の「気象データアナリスト」についての話です。
気象データアナリストという気象ビジネスをデータサイエンスを通
して推進していくスペシャリストを育成している現場についての話
をしていただきました。最近,気象ビジネスに興味を持ってきているので,そのスペシャリストを教育する現場ではどんなことを教えているのか、
どんな学びをしているか知ることができて面白かったです。(他にもこの専門分科会では気象ビジネスの現状を知ることができてずっと面白かった)
・第3回気候形成・変動機構研究連絡会
本田先生がコンビーナとして開催されたこの会は面白かったですね.2つのテーマで講演が行われましたが,特に面白かったのは2つ目の弘前大の島田先生のヤマセのお話でした.始めはヤマセが日本に与える影響について学んでいたが後半に自分が見ている顕著な3つの豪雨事例と北からの冷気との関連についての話が出てきて驚きました.このあたりを研究では見ようとしているので,この視点で見ることはやはり重要なんだなという感覚と,急がねばという2つの感覚になりました.(主に急がねばですが......)
・発表について
言いたいことは2つかな.まずは短い時間のなかで話すことの難しさを痛感.研究の流れをしっかり伝えたいけど時間が足りない,飛ばしすぎると伝わらない.この苦しさに最後まで悩まされました.結局,しっかり伝えることを優先しようとしてスライド多めにしたが,練習不足で微妙,もしくは良くない発表だったかなと反省.(なんかいつも何かしらの理由で反省している気が...)
「伝えたいこと」と「伝えるべき情報」をしっかり切り分けて,今後の発表をしていきたい.はあ...
(言いたいこともう1つは,シンプルに発表時間が短い!!,話すのも聞くのも難しい!!)
いろんな情報が入ってきて,整理する時間が必要だけどそんな時間もないのでいろいろ同時進行して頑張っていきます.
(最後にM1会の写真を1つ.意外と多くて全員と話すことはできなかったな.顔は見たことある程度には覚えたから今後会ったら話しかけるかー笑)
今回はこれくらいで.
またね.
[2回]