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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「学会」の記事一覧

雪氷研究大会@日大工学部(郡山)

こんばんは。B3の吉田です。
最近は辛い食べ物にハマっているのですが、翌日になると尻が辛さでヒリヒリするのが難点です。
辛いものが「好き」だけど「得意」ではないという人は少なくないと思いますが、僕もそれです。
先日、ペヤングの激辛やきそばと獄激辛やきそばを買い、前者だけ食べましたが予想以上の辛さでした。
後者の処理に困り、今のところ非常食になっています。
災害が起きないことを誰よりも願ってます。

さて、先月の上旬の話ですが、福島県郡山市で開催された雪氷学会に行ってきました。
自分としては初の東北でした。
駅のお土産屋さんのお姉さんが訛っていたので、東北だあ、、としみじみ。

雪氷学会、最高でした。
なんといってもこの会場には雪好きしかいないという事実が最高でした。
綺麗な雪氷の写真集や、雪の結晶、降雪、雪害対策グッズなんかの発表を見ると、好奇心を刺激されました。
我々の専門である気象・気候とは違う発表も多く、特に工学系は質問の内容も実用性を重視していて、理学系との違いを感じました。
研究に活かせる活かせない関係なく非常に面白かったです。
どうせなら冬にやってほしいのですが、どうして9月開催なんですかね。
雪が降っていると皆そっちを見にいってしまって、学会どころではなくなるからでしょうか。

食事は、自分はラーメンばかり食べていました。
ラーメン界で一番気になっていた喜多方ラーメンも食べられたので、大満足です。
夜は気象・水文系の懇親会に同席させていただき、その道の最前線を行く凄い方々に囲まれながらお酒を飲みました。
学生が少なかったので大人に混じれるのかとビビっていましたが、優しい方ばかりでした。
今後先行研究を勉強して、あの方々の凄さに気づいていくのだろうという予感がしています。
ご馳走様でした。

来年も雪氷学会には来たいです。
まだ勉強不足で具体的な研究の話ができなかったので、来年は自分の研究も同行させてやりたいです。

以上!最後まで読んでいただきありがとうございました!またお会いしましょう。

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雪氷研究大会(2023・郡山)@日大工学部

こんにちは、M1の平賀です。
 
9月4日から6日にかけて福島県郡山市の日本大学工学部で行われた雪氷研究大会2023に参加しました。今回はそのことについて地球日記を書いていきます。
 
1日目
 
僕は、1日目の午後に学生優秀セッションにて発表しました。自分の研究内容は本大会において少数派でした。雪氷といってもバレンツーカラ海の海氷について研究している人はほとんどおらず、テレコネクションの研究においては一人もいませんでした。いつも通り気象学会で発表するような内容で準備しましたが、このままじゃ伝わらないと思い、当日発表前にパワポを修正しました。発表の時は、ゆっくり話したり用語をいつもより詳しく話したりしました。
また、質疑応答では、研究で引用している新潟大の本田先生にたくさんの意見をいただくことができました。これからの研究に活かしていきたいです。
 
学生優秀セッションでかなり活発なセッションであり、たくさんのおもしろい研究がされていました。特に十二花の雪の結晶を人工的に作る研究については、自分も雪が降ったらその結晶の写真を撮ったり、中谷宇吉郎さんの雪の本を読んだりしていたので、興味深い内容だなと思いました。他にはグリーンランド北西部の海域にはポリニアがあり、そのポリニアと降雪結晶の関係の研究もされていました。
 
2日目
 
日中は授賞式などが行われていました。オホーツク流氷科学センターが氷漬け標本という展示技術で技術賞を受賞していました。海の生き物が氷漬けで展示されているみたいで、いつか見に行ってみたいなと思いました。
 
夜は、研究技術交流会が行われました。日大工学部の広い食堂で立食パーティーみたいなものでした。周りにほとんど知っている方がいなかったので、最初は研究室の人たちで食べ飲みしていました。終盤になってお酒が入ってきて、ようやく、知らない人とも話せるようになりました。勇気を出して話しかけてよかったなと思います。そのあとは、二次会にも行ったりして(研究技術?)交流会を楽しむことができました。
 
3日目
3日目は立花先生や本田先生の日本海観測の発表を聞きました。普段の気象の研究集会よりもやさしく、知らない人にもわかりやすく話していたのが印象的でした。
 
初めて雪氷学会に現地参加しましたが、雪好きの人であふれておりアットホームな学会だと思いました。3日間非常に楽しく参加することができました。また来年も参加したいなと思います。
 
それでは今回はここら辺でおしまいにします。最後まで読んで下さりありがとうございました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

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雪氷研究大会2023@日大工学部(郡山)

こんにちは!
またM2の山本です。
続いては、9/4~6に福島県郡山市の日本大学工学部にて行われた雪氷研究大会にて振り返ります。
昨年はほぼ一人ぼっちで回った雪氷研究大会…。
今回はうちの研究室から後輩が3人も来てくれました!!
雪と氷の祭典ともいえるこの大会は、我々「雪スキー」としてはまさに天国のようなイベントでした。
普段、気象学会や他の研究集会などで聞けないような話をたくさん聞くことができました。
1日目の気象水文分科会では、JPCZ観測の様子について立花先生が詳しく紹介されていました。その後に行われた分科会夜のセッションでは、人生で初めてフジツボを食べることができました。いわゆる珍味でしたが、甲殻類の味がして美味しかったです。
2日目のセッション終了後に行われた研究技術交流会では、これまた人生で初めて、学会での立食パーティでありました。右も左も分からずコミュ障も発動していましたが、アルコールの力でなんとかなりました(その後、仲良くしてくれた他大学の皆さんには感謝でいっぱいです。)。
3日目、本セッションとして、JPCZ観測などのお話を聴講することもでき、晴れ晴れとした気持ちで郡山を離脱しました(天候はJRも止まるくらいの大雨でしたが…。)。
自分の発表も雪氷研究大会の場で初めて口頭発表することができましたが、かなり苦い経験となりました。今回の反省を活かして自分の研究をアピールしていきたいです!
P.S. 郡山にも「郡山ブラック」なるものがありました。こちらはライスがなくても食べれるほどのもので、それほど濃いラーメンではなかったです。美味しかった!
今回はここまで。読んでくださりありがとうございました!

       
↑2日目(会期3日目)の研究技術交流会の様子 ↑居酒屋で出されたフジツボ(めっちゃ美味)

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Danke schön! Berlin! (IUGG 2023)

おばんです,M2天野です.

さて今日は,先月中旬,7月12〜19日に行われたIUGG 2023について.
私は16日まで参加してきました.

ほぼ初の海外.1人で会場まで辿り着けるか,トランジットはできるのか,スラれないか…など,発表以外の不安も多々抱えながら行ってきました.

*************

〜自分の発表について〜

初日,M31 Ocean-Atmosphere Mechanisms of Climate Variability, Change and Predictability のセッションで口頭発表をしました.
富山で撃沈したあとの今回&初日の発表.不安半分,開き直り半分.
発表資料・流れを富山から大幅に変え,一番伝えたい図を丁寧に見せるような作りに変えました.

その甲斐あって内容がしっかり伝わったようで,質問をしてくださる方が沢山いました.
(直前の発表練習ゼミに付き合っていただいた研究室のみなさん,本当にありがとうございます)中々聞き取れず,まともな質疑応答にはなりませんでしたが…
後から考えると,内容の確認をするような質問が多かった気がします(つまり〇〇ってことだよね?というような).
拙い英語のおかげで?易しい質問をしてくれたのかもしれませんね.
質問してくださった方とセッション後に議論できたら良かったのですが,声をかけるタイミングを逃してしまい叶わず…
一方で日本の研究者の方々から有益なアドバイスをいただくことができました.
発表内で初出しの図を見せており,それに対する意見や考えを得られたのが嬉しかったです.
(ドイツ帰国後の解析等に非常に役立ちました)

 

〜発表聴講について〜

1・2日目は発表したセッション+α,4・5日目は,熱帯気象関係のセッション,dynamicsなどを駆け回りました.
(3日はお目当てのセッションがなく会場をプラプラ)

多くのセッションが用意できるからか,1つのセッション内の発表のキーワードが,国内の学会に比べよく似ている印象でした.
自分の研究や興味に近いキーワードを持つ発表を1日中聴けるのは,素直に嬉しかったですし,
他の地域・研究者の方の,視点や手法をよく知ることができました.面白かった.

それから,地域によっての英語の聞きとりやすいさ・聞きとりにくさを体感できたのも新鮮でした.アジア圏は癖が似ているからか発表が聞き取りやすく,英語圏の人は砕けすぎて少し難解な印象.
リスニング力は日々鍛えていきたい…

それから,たいていの発表が「accept済みの論文の紹介」
対してbeing revisedの私.
次はacceptされましたと言いたい…!と密かに思いました.

色々な発表を聞いた中でも特に,Golden Medal Lectureの発表が印象的でした.
詳細はこちら…https://www.iugg2023berlin.org/union-lecturers/
内容はもちろん,それを伝える風刺画・イラストと,発表者の語気の強さに,インパクトと説得力がありました.
うまく言葉に表せませんが,発表全体を通して感銘を受けました.


〜学会全般について〜
会場の大きさ・広さ,参加者の多さに終始圧倒されていました.

参加記念のトートバック
すごくしっかりしたつくり…
加えて,大会専用のスマホアプリがあったのが何より驚きました.手軽かつ迅速に確認できてとても便利でした!

夜の部などでは,
普段はあまり関わる機会がない研究者の方と知り合うことができたこと,
博士課程の諸先輩方とじっくり話すことができたこと
が,とても嬉しかったです!
個人的な相談やら質問もさせていただきました.ありがとうございました.

大会中のイベントは,驚きの連続でした.
https://www.picdrop.com/janpaulsfotografie/kHksMFvcWZ

ウェルカムレセプションでは,軽食と飲み物,
毎日のポスター発表中には,飲み物が振る舞われました.
その数の多さたるや(日によってはアイスが出たりも…)
オープニングセレモニーは,ジャズ?のような生演奏あり,立派なPVあり…
ライブハウスにいるような,映画を見ているような気分に.
デザインや見せ方もプロがやっている印象.
司会者の方もアナウンサーか何かなのかな?と思うような立ち回りでした.


*************

その他,大会期間中に感じたこと

〜海外に出て嬉しかったこと〜
・「なんとかなる」という自信がついたこと
1人で右も左も知らない海外へ行くことと,英語圏じゃない国へ行くことも不安がありましたが,
知らないことは聞けば良いし,予定は変更できるし,
英語ができればとりあえずはなんとかなるということを体験しました.
この自信をつけられたのは,自分的にはとても嬉しい点.

・話したことが伝わること
会話し慣れていない英語や,滞在中に覚えたドイツ語の挨拶が伝わり,会話ができることが素直に嬉しかったです.
最初は挨拶1つするのにドキドキしていたものの,
1回通じるとそれが嬉しくて,次もまた話してみようという気持ちになりました.


〜風土等の違い〜
ミュンヘンから,ベルリンまでICE(ドイツ版新幹線)を使い移動したのですが,
道中山がなくてびっくり.

どこかの区間が,ではなく,ほとんど全区間がこんな具合でした.
そして,風力発電機がたくさん設置されていました.

ベルリンは北緯52度くらい(オホーツク海の真ん中あたりの緯度帯)
それもあってか昼が長い.そして毎日晴れていて暑いが,乾燥していました.

現地の夜9時でこの明るさ.感覚がバグる…!
高校地理で習ったヨーロッパの気候や知識を,肌で感じれたのが嬉しかったです.
(帰国後は逆に,夏のモンスーンの威力を感じました…湿気…)


また,街ゆく人の(いい意味での)他人への関心のなさも驚きました.
逆に,普段自分が結構気にしているもんなのだなと…
挨拶や電車の乗り方,ホテルの感覚もまるで違い,
新鮮であると同時に,軽くカルチャーショックを受けて帰ってきました.
自分は井の中の蛙だったなと…


*************
学会内外のあらゆる場面で,嬉しさと驚きがあり,
研究に対する姿勢や見方を改め,グローバルな視点で考えることの重要性を五感で感じた期間になりました.

貴重な機会をくださった立花先生,行ってこいと背中を押してくださった九大の安藤さん,研究室の仲間には感謝でいっぱいです.

今後もさらに,勢いマシマシで頑張っていきます!
それではこのあたりで.

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hotspot2国際ワークショップ in 富山

かな~りお久しぶりです,B4の河田です。
6月16日~6月18日に富山で開催されたhotspot2国際ワークショップに参加したのでそのことについて書いていきます。
【6月16日(金)】
富山に前日に到着していたので朝から参加することができました。
富山駅やその周辺が想像以上に綺麗で驚きました。会場に向かう途中の道にお城があり、わくわくしながら会場に向かいました。
1日目は口頭発表とポスター発表でした。国際的な研究集会に参加するのが初めてだったので英語での発表に少し苦戦しましたが、分からない単語を調べながら何とか大まかに理解することができました。
自分の研究を日本以外の国の方にも知ってもらうためには英語は必須だと思うので英語の勉強をしなければいけないと感じました。
午後からはポスター発表でした。1日目のポスターでは長崎大のB4の方の発表と気象庁の方の発表がとても刺激的でした。
長崎大の方は、私と同じB4ですがかなり研究が進んでいて驚きました。昨年の観測の結果をうまく利用した研究になっていてとてもよかったです。
気象庁の方の発表からは4次元変分法について分かりやすく教えていただきました。
データ同化については少し気になっていましたが、あまり詳しくないので今回のポスターで理解することができてよかったです。
1日目の夜は富山駅近辺でお寿司屋を食べました。ネタが大きくて新鮮でとてもおいしかったです。
いくらのお寿司が昆布?のようなもので巻かれていたのが美しかったです。
余談ですが、1日目はお昼にブラックラーメンを食べたので1日中のどが渇いていました。

【6月17日(土)】
二日目は口頭発表、ポスター発表、ディスカッションを行いました。
ディスカッションでは幾つかのグループに分かれて英語での議論を行いました。
若手研究者に関する議題で、意見を伝えたかったのですがうまく英語を話すことができなかったのがすごく悔しかったです。
昨日に引き続きやはり英語を学ぶ必要があるとすごく感じました。
二日目のポスター発表ではオーストラリアモンスーンの研究と、JPCZと温暖化に関する研究が印象的でした。
オーストラリアモンスーンに関する知識は浅いですがすごく分かりやすく教えていただくことができました。
資料の中の絵がかわいかったのが印象的でした。JPCZと温暖化に関する研究は私自身が雪に関する研究をしているので、とても面白かったです。また、私の研究に関することもアドバイスをいただきました。私はJPCZの研究はしていないのですがJPCZも面白そうだと思いました。
二日目の夜は学部生でご飯を食べました。ほかの大学の同期と関わるのは今回の集会が初めてだったのでとても楽しかったです。
富山県のテレビのチャンネルが少ない話やアニメの話で盛り上がった気がします。
ホテルでテレビを見ていた時にチャンネルが4つしかないことにすごく驚きました。
【6月18日(日)】
最終日は口頭発表とまとめを行いました。
1日目に比べて英語での発表にもかなり慣れてきました。日本以外の方の研究に触れるのは初めてだったのですごく面白かったです。
次回以降のワークショップでは日本以外の方とも研究について話してみたいと思いました。
今回のワークショップでは自分の研究にも関わってきそうな知識、研究の流れ、わかりやすく伝える方法、英語の重要性を学ぶことができました。また、他大の方ともかかわることができてすごく楽しかったです。
次回以降のイベントでは自分の研究内容を共有できるように今回学んだことを大事にして研究に精進していきます!!

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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