三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/
連続投稿失礼します,B4の濱口翼です.
今回は5月8,9日に潮岬で行われたゾンデ講習会に参加してきたのでそのことについてです.
今回この講習会の参加者は基本的には学生で,50名を超える参加となり他大学の学生の方ともお話しする機会もあってとてもためになったと感じています.
また,潮岬は本州最南端ということもありとても気持ちよく講習会に参加できたと思っています.
では早速書いていこうと思います.
私は前日準備から参加しました.基本的に使うゾンデ放球で使う機器は三重大学から持ってきたので同じ研究室のメンバーと準備しました.ゾンデ放球を行うのは京都大学潮岬風力実験場でそこから海を見渡すことができてゾンデを飛ばすにはもってこいの場所であるなと感じました.
今回の講習会は50名を超えたため4つの班に分かれて行いました.
1日目の前半に私はゾンデによって取れたデータの解析について学びました.まずは,実際に送られてきたデータから気温,湿度などのデータを可視化する方法を教えてもらいました.どのようにデータが書かれていて可視化するにはどのような除法を組み合わせればいいかを詳しく教えていただきとても勉強になりました.また、何とか時間内に参考データを可視化することができましたが,今回はいただいたプログラムをただ実行しただけでプログラム自体を書くことができてはいないのでいつかはプログラムをかけるようになりたいなと思っています.
また,ゾンデのデータを同化して日本のこれからの気温や湿度,風速などの予測方法についても学びました.これはAFESという大気大循環モデルに今回のデータを入力して標準化することにより予測を行うということだそうです.こっちについてはどのようにしてやっているのかを100%理解することができなかったという非常に悔いが残る結果になったと思っています.特に私はモデルを使って研究をしていきたいと考えているので必ずモデルの部分については今後理解したいなと思います.
また,後半ではゾンデ放球のレクチャーをしてもらいました.私は3年生の時の実習でやったことがあるのですが一部忘れていたり,少しやり方が違うなどしていたりしていたので,復習する良い機会になったと思っています.直近では大学の実習に参加するのでそのときに教えていただいたことを3年生に教えられるようになりたいなと思っています.
また,9日は自由時間となったので潮岬を観光していました.特に夕日がきれいで自然の素晴らしさを感じていました.
今回の講習会はこれから参加する三重大学の実習や6月末に行われる大槌でのラジオソンデ観測にむけて非常に役に立ったと思っています.今回の講習会で得た知識と経験を必ず生かすという決意を近い今回は終わろうと思います.
最後までご覧いただきありがとうございました!
COMMENT