こんにちは、M1の平賀です。
9月4日から6日にかけて福島県郡山市の日本大学工学部で行われた雪氷研究大会2023に参加しました。今回はそのことについて地球日記を書いていきます。
1日目
僕は、1日目の午後に学生優秀セッションにて発表しました。自分の研究内容は本大会において少数派でした。雪氷といってもバレンツーカラ海の海氷について研究している人はほとんどおらず、テレコネクションの研究においては一人もいませんでした。いつも通り気象学会で発表するような内容で準備しましたが、このままじゃ伝わらないと思い、当日発表前にパワポを修正しました。発表の時は、ゆっくり話したり用語をいつもより詳しく話したりしました。
また、質疑応答では、研究で引用している新潟大の本田先生にたくさんの意見をいただくことができました。これからの研究に活かしていきたいです。
学生優秀セッションでかなり活発なセッションであり、たくさんのおもしろい研究がされていました。特に十二花の雪の結晶を人工的に作る研究については、自分も雪が降ったらその結晶の写真を撮ったり、中谷宇吉郎さんの雪の本を読んだりしていたので、興味深い内容だなと思いました。他にはグリーンランド北西部の海域にはポリニアがあり、そのポリニアと降雪結晶の関係の研究もされていました。
2日目
日中は授賞式などが行われていました。オホーツク流氷科学センターが氷漬け標本という展示技術で技術賞を受賞していました。海の生き物が氷漬けで展示されているみたいで、いつか見に行ってみたいなと思いました。
夜は、研究技術交流会が行われました。日大工学部の広い食堂で立食パーティーみたいなものでした。周りにほとんど知っている方がいなかったので、最初は研究室の人たちで食べ飲みしていました。終盤になってお酒が入ってきて、ようやく、知らない人とも話せるようになりました。勇気を出して話しかけてよかったなと思います。そのあとは、二次会にも行ったりして(研究技術?)交流会を楽しむことができました。
3日目
3日目は立花先生や本田先生の日本海観測の発表を聞きました。普段の気象の研究集会よりもやさしく、知らない人にもわかりやすく話していたのが印象的でした。
初めて雪氷学会に現地参加しましたが、雪好きの人であふれておりアットホームな学会だと思いました。3日間非常に楽しく参加することができました。また来年も参加したいなと思います。
それでは今回はここら辺でおしまいにします。最後まで読んで下さりありがとうございました。
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