またまたこんにちは、B4の大関です。
今回は5月8日から9日にかけて、和歌山県の潮岬で行われたラジオゾンデ講習会について報告します。和歌山県は三重県のお隣(すぐ南)の県ですが、津から潮岬まで電車で5時間ほどかかりました…。余談ですが、とあるアニメで潮岬を旅行する回があり、帰宅してしばらくしてからその回を見たのですが、既視感のある光景ばかりで面白かったです。先に聖地巡礼をした形になりました^^
さて、講習会の内容ですが、班ごとにラジオゾンデの放球練習パートと解析練習パートの2つに分かれて実施されました。
放球練習パートでは、実際にバルーンを膨らませて、また、ゾンデの放球ツールを使って本番さながらの練習を行いました。三重大生は乗船実習等でゾンデを飛ばす経験があり、どちらかというと教える立場だったので緊張しました。僕たちの班が放球を行った時間帯(2025-05-08-10JSTあたり)は快晴かつ無風で、(残念ながら?)練習にならないぐらい、放球がしやすかったです。
解析パートはさらに2つに分かれていて、ゾンデの観測データを描画する方法と、AFESという数値シミュレーションによって得られたデータを描画する方法についても学びました。事前の予習も含めてPythonを始めとしたデータ解析のよい勉強になりましたし、個人的には、気象データとしてよく用いられるnetCDFファイルの扱いについて丁寧に教えていただき、とても有意義な時間でした。
今回のゾンデ講習会は様々な大学の学生が参加していて、同じ気象・気候系の学生と交流出来た事がとてもうれしかったです。ご覧いただきありがとうございました。
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