お久しぶりです。最近サウナで整うことをやっと実感しました(気持ちよさ∝ΔT)、B4の大関です。
今回は4月17日に下関の水産大学校で開催された豪雨豪雪班会合について報告します。下関は山口県の西の端、つまりは本州の西の端で関門海峡を渡って歩いて九州に行くことができます。本州と九州の境目で反復横跳びもしました!
↓下関側から見た関門海峡

(p.s.下関で食べた瓦そばがおいしかったです)
雑談はこのぐらいにして、今回の会合は、前半に研究発表、後半に観測航海に向けての議論といったスケジュールでした。前半の研究発表でも、夏の三陸沖観測に関わりそうな海洋熱波についての発表や、冬の日本海観測に関わりそうなJPCZについての発表がありました。改めて聞くと太平洋と日本海、その両方の海洋前線を直接観測しようという観測航海のインパクトは凄いですね。
少し話が変わりますが、「寄り回り波」という現象についての研究発表がとても興味深かったです。寄り回り波は冬型気圧配置による風浪が海底地形によって増幅されることによって生じる高波です。地形的な特徴から富山湾で発生しやすいとされているそうです。寄り回り波の発生メカニズムとして、高校の時に物理で習ったヤングの波干渉が関わっているみたいです。当時はいつ使われるのかさっぱりだった波干渉のメカニズムがこんなところで登場するとはするとは、感動の再開でした。
後半の観測議論では、主に今夏の三陸沖観測に関して黒潮の流路に関する議論が行われていました。4月17日時点では親潮由来の冷水が入りこんでいたり、北編した一部が切り離されて暖水渦になっていたりと最近の黒潮は流路変動が激しいみたいです。
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下関での会合があった翌日4月18日には、J-AIR会議と題した航空データ利用に関する会議が大阪の伊丹空港であり、そちらにも参加させていただいたため、合わせてここで報告します。飛行機には様々なセンサーがついていて、そのデータを研究に使えないか?といった趣旨の会議でした。日頃気象データを注視しながら操縦をされているパイロットさんのお話も聞くことができてとても貴重な時間でした。飛行機のデータは、ゾンデデータのように鉛直データではではなく、経路に沿ったデータですので、扱いが難しいところですが、気象研究にどのように生かされていくのか目が離せません。
以上が4月に参加した2つの研究会、会議の報告になります。読んで下さりありがとうございます。
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