4年スズキです.久々にブログを書きます.
10月3日~5日に北大で行われた気象学会の報告をします.
いつも思うのですが4つの会場で同時に行うので,聞きたい発表が被ります...
また,テレコネクションに関する発表はあまり多くなく,特にパターンに関する発表は少ないように感じました.
局所的な現象と大規模な大気場の関係を見ている人もいましたが(ポスターセッションに),むしろメカニズムに注目していて,遠隔地からの伝達についてはあまり言及がないように思いました.
かといって興味がある発表が全くなかったわけではなく.
上位蜃気楼と下位蜃気楼の混在で対岸のものの見え方が変わったり(大鐘さん),
幻日,映日,太陽柱という太陽が複数個見える現象について(大鐘さん)等,普段意識してないれど案外身近なところにある気象についての発表はとても面白かったです.
また,JAXAの齊藤さんの発表は
従来は雲の厚さで規定していた雷の予測を内部構造で予測しよう という実用的なものでした.
これも面白かったです.
2日目のスペシャルセッションでは「気象学・気候学における理論的・数理的展開」
というなんとも難しそうな会場に潜入しました.
多変数場間に対しての最大共分散法 というタイトルを聞きましたが如何せん発表時間も短いので,
正直ほとんど理解不能でした.
発表者の方の中には前回の筑波での続きの発表をされる方もいて,
自分が別のことをしている間にも世の中の研究というものはどんどん進んでいくのだな と痛感しました.
卒業論文も進めていかなければいけないなぁと思います.
個人的に今回の北海道は一人で食べたお寿司が一番おいしくて一番さみしかったです.
[2回]
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