あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
オガタです。
新年明けたばかりですが、去年やり忘れてしまった報告をしたいと思います!
2014年12月6日-7日で京都・本能寺ホテルにて行われた大気海洋相互作用に関する研究会についての報告です。
なんだかここ最近、この4人(もしくは3人)で色々な研究会や学会に出すぎな気がします…。
後輩を伴っていないのはなかなか寂しいので、後輩たちには積極的に外に出て、
いろんなつながりを持って貰えたらなと思うところです。
研究会の内容について。
大気海洋相互作用の研究会とは言っても、割合的には海洋側の参加者の方が多い会でした。
海洋については不勉強な私には難しい内容も多かったのですが、
色々と面白いお話が聞けてとても良い経験になりました。
気象庁の小嶋さんは長期観測データを基にした、
人為起源のCO2による北太平洋亜熱帯域における海洋内部の酸性化について発表してくださいました。
結論として、海洋内部においても酸性化がみられた、ということだったのですが、
個人的には発表中におっしゃっていた内容で、
現在の海の平均pHは8くらいであり、CO2が全て解けたとしてもpH7を切ることはない、
という一言にとても驚きました。
熱容量の話でも海洋は大気よりすごい!というのはよく聞いていたのですが、
大気中のCO2を全て吸収したとしても酸性にならないとは海はやはり広大です。
まぁそれでも低下傾向にある海のpHが、何に影響を与えることになるのか…。
私の想像が及ばないのは我ながら大変不甲斐ないところですが、
気になるところです。
あと、印象的だったのは…名古屋大学の鋤柄さんの発表でした(笑)
海洋での粒子状物質の沈降速度測定という内容でももちろんとてもおもしろかったのですが、
発表自体もとても印象に残る面白い発表で。。。勉強になりました!!!!
あのような誰かのインパクトに残る発表がしてみたい!!と強く思った次第です!!
最後に自分の発表について反省会。
反省会と書いておりますが、別に後ろ向きな後悔という意味でなく。
今回の発表についてはそれなりにまとなった内容が話せただろうか…と思っております。
鋤柄さんのようにインパクトの有る発表はできていなかったと思うので、
今後どうしたらいいのか悩んでいきたいところ。
そしていい加減きちっとまとめていきたいなーっと思った反省会でした。
大気海洋相互作用研究会では本当に活発なディスカッションが行われており、
私も大変お世話になっており、数ある研究集会でも特に好きな研究集会です。
研究室の後輩たちにももっとこの研究集会に参加して欲しいなー、と思ったところで今回の報告は終了いたします~。
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