こんにちは,M1の加藤です.
今回は8月~9月にかけての研究会についてお話しします.
~大槌シンポジウム(8月24日~26日)~
このシンポジウムは岩手県大槌町にある,東京大学 大気海洋研究所 国際沿岸海洋研究センターにて開かれました.
大槌シンポジウムに参加するのは今回が初めてで,そもそも大槌町の場所さえ知りませんでした.他の方も書かれていますがセンターのすぐ外にはあのひょっこりひょうたん島のモデルとなった島がありました.吹奏楽ではおなじみの島なので自身の目で見ることができ,うれしかったです.
日程の前半は気象パート,後半は大気パートに分かれて開かれました.
私はポスターにて発表を行いましたが,本当にたくさんの方に聞いて頂き,貴重なご意見をたくさんもらうことができました.ポスターの良いところはじっくりお話を聞き,議論ができる点です.休み時間もポスター聴講の時間となっていたので,発表者は実質休みなし?でとても大変でした.私がたまに席を外していたときは,JPGUの時に引き続き今回も聞きに来てくださった野中さんが代わりに他の人に説明してくださっていたそうです.野中さん,本当にありがとうございます.
このシンポジウムでは若手から年長の方まで多くの研究者のお話を聞くことができました.
大槌へのアクセスは決して良いとは言えませんが,苦労していった分以上のものが得られたと思います.来年も楽しみにしています.
また,この国際沿岸海洋研究センターは名前の通り本当に沿岸に立地しています.地震による津波を防ぐため,海辺には水門が設置してありました.来る途中に東日本大震災についての記録を残した博物館に寄ったのですが,そこで3.11で起こった津波の恐ろしさ,それによって多くの人々が亡くなったことを再確認しました.津波で浸水した地域には,水がどこまできたのかなどの印があり,津波が起こったときは一目散に高台に逃げろという教えが至る所にありました.もう二度とあのように多くの命を失う災害が起こらないよう,ささやかですが心から祈っています.
~メソ気象セミナー(9月23日~24日)~
9月の最終週には三重大でYHSやメソ気象セミナー,hotspot2中堅会合など,さまざまなイベントが目白押しでした.私は就活関連のイベントのため全日は参加できませんでしたが,メソ気象セミナーにおいてポスター発表を行いました.
メソ気象セミナーでは,気象大学校の北畠さんにご講演いただきました.
内容はHoltonと被っているところも多々あり,なかなか難しかったですが今までの復習,今後の予習にもなりました.
ポスター発表では大槌の時に引き続き,いろんな方にお話を聞いてもらうことができました.特に今回は若い方が多くいらして,違う分野の研究をしている方でも積極的に質問していただけてうれしかったです.違う大学の方とも交流を深めることができました.噂には聞いていた新潟大学のやまけんさん?とは今回初めてお話しすることができました.時々ゼミの終わりに元気な声でありがとうございました!と聞こえるので,話す前は元気な方,という印象でしたが,話した後もやっぱり元気な方という印象でした.とってもフランクで話しやすかったです.
最後に,研究会の開催についていろいろ準備してくださった春日さん,スタッフの方々に向けて,本当にありがとうございました.特に春日さんはセミナー関連の連絡などとても忙しそうでしたので,ゆっくり休んで元気を回復していただけたらと思います.本当にお疲れ様でした.
[2回]
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