みなさん,こんにちは。
クリスマス・年末年始など関係なしに研究とバイトに明け暮れております,B4加藤です。
時が経つのは早いもので,もう明日は2025年。”時”を大切にしていきたいものです。
松野賞の発表も終わった後にはなりますが,4日間のことを報告します。
【大会1日目】
昨年の秋季大会は初っ端から色々やらかしましたが,今回は無事ポスター前に会場に到着することができました。ただ,昨年同様大会期間中だけ風邪...
初日は,低気圧に関する専門分科会を聴講しました。大会前から楽しみにしていた専門分科会でしたが,改めてとても勉強になりました。
寒気・雪にとても興味があるということもあり,「里雪時の環境場の特徴」についての発表が最も印象に残りました。里雪は,1ヶ月以上の時間スケールをもつ大気変動によって形成される寒気が関与しているというのは新鮮でした。里雪時は,寒気の動きを追ってみようと思います。
【大会2日目】
ポスター発表で特に印象に残ったのはこちらも雪関連で,「濃尾平野に大雪をもたらした降雪の強化過程」についてでした。強い冬型時,濃尾平野では風向によって降雪地域が変化しますが,岐阜~名古屋にかけて降雪となるような西北西の風の時,山岳波によって降雪が強化されるとのこと。冬型時,名古屋で積雪となる場合には,岐阜県方面に局地的な小低気圧が発生し,降雪に関与するというのは知っていましたが,山岳波も効いているというのは初めて知りました。
午後は表彰式・受賞記念講演,夜には懇親会がありました。もう少しオードブルの種類と質はどうにかならんのかと密かに思っていましたが,お酒は充実していました(吞めませんがw)。最後駆け込みで,サマースクール以来,JAMSTEC山崎さんに自分の研究の話を持ち掛けることができてよかったです。
【大会3日目】
ポスター発表の「気象庁の手動前線と客観前線」についてが興味深かったです。速報天気図と気象庁天気図で異なる解析をした事象や,各気象機関の前線解析の異なる点などについても気になるところです。口頭発表では「ペットボトルで高気圧・低気圧を可視化できる」という話題や,研究連絡会では「水月湖と古気候」の話題などがありました。
【大会4日目】
午後から「中高緯度大気」のプログラムを聴講しました。楽しみにしていたセッションの一つだったのですが,なぜか午後の開始時間を間違え,倉持さんのMIMの話題を聞き逃すというやらかし...
特に興味のあった発表は,「SOMを用いた寒気質量の分類」で,解析手法や手順など参考になりました。
↑初めてホームライナーに乗車しました。
【総括】
今回は聴講のみでしたが,自分の分野に近い発表では様々な学びがありました。
すでに発表している同期もおり皆優秀だったので,3月の全体会合に良い研究を持っていけるよう解析頑張ろうと思います!
(今回はあまり観光する時間がとれず,行きたかった筑波山にも行けなかったのでまたの機会に...)
最後まで読んでくださり,ありがとうございました。
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