どうも、ナカタです。
タイトルにもありますが、2月19日~20日に新潟大にお邪魔して来ました。
何があったのかというと、
「グローバル雪氷圏変動が日本の気象・気候に及ぼす影響」研究集会で発表させていただきました。
僕台風研究してるんですけどね。笑
しかも、後にブログ書くと思うんですけど、三重大から台風の研究発表が3人。。。笑
われらのボス(立 先生)の粋な計らいにより実現いたしました。
(・・・あんどぅさんの研究に3つの台風が出てきてましたけど、もしかして、、、
3つの台風と3人の台風研究発表をかけていたんじゃ・・・!!!???
それで僕に白羽の矢が・・・!!!???)
まあ、ともかくとして、新潟大にいくのは初だったので
「雪国なんだろうなー。服とか靴とか雪用持ってないけど大丈夫かなー。」
なんて思って心配していたんですが、
新潟市はなんと全然雪が降らない(積もらない)地域なんだそうで、
実際にいってみると本当なんですよ。全然雪国らしさが感じられない。。。
不思議だなーなんて思っていたらなんと!
今回の研究集会中にその答えがわかってしまいました。
しかもおどろきの内容ですよ。
新潟市に雪が無いのはじつは・・・佐渡島があるからなんだそうです!
・・・知ってるって??
驚くのはここからです。
佐渡島の一番高い山の標高は1100mほどらしいのですが、
その山が例え0m、つまり佐渡島がただの平地でも新潟市には雪が降らないそうです!!
驚きません?
新潟大学の院生の木村さんは、佐渡島と新潟市の降雪の関係について研究していらっしゃいまして、
モデル実験で
・佐渡島の山がある状態
・佐渡島が平地(山無し)の状態
・佐渡島が無い(海)の状態
の3つの計算を行った結果、山が無くても新潟市に降雪が少ないという結果になったそうです。
詳しいことを知りたい方は新潟大に直接確かめにいってください。笑
(ここの研究室は新しくてベンチャー企業のオフィスのようでした。いいなー。)
「新潟大学大気海洋システム研究室 ( NAOS ) のホームページ」
http://env.sc.niigata-u.ac.jp/~naos/index.html
他にも、新潟大以外ではJAMSTECの小守さんは北西太平洋のブロッキングについてや、
気象研の川瀬さんの将来気候予測をもちいて日本の冬の降雪がどうなりそうなのか?という研究
などなど、冬の降雪に関する知識をたくさんいただきました。
いろんな方が大循環なんかを研究していらっしゃるんですけど、
ところどころで、オホーツク海周辺の海も大気も変動が大きくて、
黒潮続流域のSSTも昔に比べて高温偏差になっているのをよく目にします。
データの解像度なんかがよくなってそう見えているだけなのかもしれないんですけどね。
最後に。
咲花温泉めちゃくちゃよかったです。
川瀬さんの地元が僕んち(松阪のはずれ)とめっちゃ近くらしく、
新潟で竜巻ばりのスケールの超ローカル話で盛り上がりました。笑
あと、日本酒「〆張鶴」の金ラベル、、、これが本っ当にうまかった。。。
値段を聞いて飲んだもの全部でるかと思いましたけどね。笑
いろいろと準備、手配してくださった新潟大の学生様がた、本田先生、
本当にありがとうございました。
また三重大にお越しの際は手厚く歓迎いたします。
ではでは。ナカタでした。
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