三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/
M2天野です.
先月26〜28日に開催された,海洋夏の学校2023@網走に参加してきました.
北海道の夏&オホーツク海!
研究対象域・季節ということもあり,町を歩き,潮風を感じるだけでワクワクしていました.
1年半前に,研究室で流氷観測にきた時とは違い,雪や海氷がない網走!(夏のなので当然ですが)
あの時は,駅前ツルツルだったのになぁと思い出していました.懐かしい.
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〜夏学について〜
海洋若手会関連の集会には,今年度から顔を出すようになりました.
そのため初めてお会いする人の方が多く,少し緊張しながら向かいました.
(JpGU海洋若手会のときに仲良くなった方との再会は嬉しかった!)
今回はなにより招待講演が楽しみでした.
北大の見延さん,富田さん,小川さん,
3人の先生方の,学生時代から現在までの軌跡,その時々に考えていたことなどを知ることができ,今の自分に照らし合わせながら聞いていました.
自分は,目の前の研究を俯瞰して見ることだけで精一杯(それすらもできていないことが多い)のに対し,
先生方は,他者や,気象・気候学に関する研究分野全体を俯瞰して見つめていて,それに対する意見なども持っており,
そういった違いや,先生方の考え等が非常に勉強になりました.
また学生の発表では,ポスター発表数の方が多く,グループを代えながら半日にかけて発表が行われました.
海洋の研究となると,私は分からないことの方が多いので,色々と質問&議論がしやすい形式であったのは,非常にありがたかったです.
北大 吉村くんの北極海メルトポンド,
東北大 三部さんのアルゴデータを用いた海洋鉛直構造の時空間変動
の発表が,印象的でした.
自身の口頭発表では,海洋分野における研究発表が多かったのに対し,説明が不足している点が多かったと反省しています.
(その反省点は修論中間発表に活きたかな?と思っていますが)
〜現地に行ってわかったこと〜
初日,夏学の開始が午後からだったので,午前中は道の駅でママチャリをレンタルし、街中を散策しました.
散策する中で驚いたこと↓
- この日の北海道は最高気温35度.涼しいと思って来た網走なのに,まぁ暑い.
- 北海道の建物の大半は本当にエアコンがない.コンビニが涼しい.立ち寄った網走三吉神社の方が「25度を超えると”暑い”という認識がある場所だから,35度なんてとんでもない.外を歩く日ではない」「ここ10数年で建った家にはエアコンが付いているかもしれないが,たいていの家は″コスパが悪い″という理由でエアコンを付けていない」と話されていた
- 市役所?のようなところから「熱中症に警戒してください.〇〇や△△(市内の施設)にはエアコンがありますので便宜ご利用ください」というアナウンスが,防災無線のようなもので街全体にされていた.所変わればエアコンも珍しい電化製品になるのだなと感じた
- 海水浴をしている人がいた.帰って来てから立花先生に話した所,オホーツク海は冷たくて海水浴するのには向いていないはずなのに…と言っていた.私も入ってくれば良かったと後悔.
カンカン照りだったのものの,夏の北海道にテンションが上がっており,2〜3時間平気で外を歩き回っていました.
おかげでここ数年で1番の日焼けをして帰ってきました…
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海洋の面白い研究に触れ,夏の網走を堪能できた3日間になりました.
日焼けで痛い肌も良い思い出.
ではまた.
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