こんにちは、M2の佐野です。
8月21日から23日に行われた大槌シンポジウムに参加してきたのでその報告です!
大槌シンポジウムは去年に引き続き2回目だったのですが、去年の参加メンバーとはガラッと変わっていて新鮮な気持ちでした。
(去年知り合った方が多少なりともいたので、1年ぶりにお話しできて楽しかった。)
気象パートの招待講演のお話は平賀君がしてくれたので、ここでは海洋パートの招待講演について書きたいと思います。
招待講演は、東大の岸峰さんによる「大気海洋科学ができること」についての発表で、海洋科学と人間生活をどう紐づけていくか、科学者はどのように社会と繋がり研究成果を生かしていくか、というとても興味深いお話でした。
今回はおもに岸峰さんが行っているプロジェクト「海と希望の学校in三陸」の紹介で、
大槌で研究をしながら地元の高校生にもそのお手伝いをしてもらい、海洋に興味を持ってもらうというもので
その高校生たちは実際にその分野の大学に進んだり、その地域でのローカルアイデンティティの再構築、地域再生には一定の効果が得られているということでした。
都市の一極集中や人口減が問題となっている中で、このプロジェクトが成果を上げていることは結構未来に希望を与えるのではないでしょうか。
その地域の特性を見つけ、科学と結びつけてローカルアイデンティティを築いていくということを
海洋だけでなく、生物や気象についても応用していけたら未来は明るいかもしれない
!
大槌はごはんもお酒(今回はじめて大槌で作られている日本酒をいただきました)もめちゃ美味しかったです。
また来たいなぁ。
[2回]
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