抹茶っておいしいですけどコーヒーや紅茶みたく日常生活に浸透していないのって,
抹茶を味わう雰囲気も含めて抹茶だからですかね...?
B3の太田です.
11月20日,21日に京都大学宇治キャンパスで行われた
「様々な結合過程がもたらす異常気象の実態とそのメカニズム」に関する研究集会
を覗いてきました.
見るからに難しそうな内容ですが,間違っていません.
難しかったです.(((( ;゚Д゚)))ガクガク
今回の研究集会を覗きに行く目的は大きく分けて二つありました.
・気象の研究分野についての見聞を広める
・顔と名前が一致した他大学の先生や学生さんを増やす
以下,その成果を記録しておきます.
まず一点目.
個人的な日程の都合上,すべてのセッションの聴講はできませんでした.
私が聞けたのは
一日目,「熱帯低気圧」「季節予測」「予測・解析システム」
二日目,「成層圏1」
でした.
もともと気象予報モデルへの興味はあったのですが,
いざその中身の研究の話を聞くのはほとんど初めてでした.
学会でも聞いたことのないようなデータセットの名前がいくつも登場し,
予報限界の定義の話が出てきたときには,
会場全体に「...?」という雰囲気が立ちこみ...
少なくとも自分が学部のうちに扱うのは難しいかなと感じたのが率直な感想です.
あくまで趣味の範囲で話が聞けるように勉強しておこうと思います.
どなたの発表の時かは覚えていませんが,
予報結果が悪くなり始めたタイミングで予報官が代わったらしいといううわさを聞いて
解析しなおしたが,結果人が代わったことによる影響ではなさそう,
という話があったのは個人的に面白かったです.
意外と楽しめたのが成層圏のセッションです.
京都に猛暑があった際の大規模場を見てみた研究があったのですが,
「原因となった対流活動のシフトは,プラネタリー波の活動の強化に伴う熱帯下部成層圏の低温化により起きたとされるが,
モデルでは1週間前まではこの予報ができておらず,下部成層圏の変動に対する対流活動の応答も十分にはできていない.
アンサンブル予報結果だけでなく,各メンバーについて調査すればより詳しい情報が得られるだろう」
という主張でした.
論理の展開の途中に現在私が論文レビューで読んでいる論文内で注目している地域が出てきたので,
大規模に見れば,何かしらのつながりはあるのだろうなと感じられました.
発表とはあまり関係がないのですが,
琉球大学の伊藤さんが発表の冒頭で,
飛行機に乗って台風の壁雲に入って撮影した映像を見せていました.
全セッション中,この映像が一番テンションが上がったかもしれません(単純)
次に二点目.
学会よりも会場が狭かったので,発表者の顔がよく見えました.
立花研は外部からのゲストが多く,多くの研究者の顔と名前に触れることができるのですが,
今回発表されていた方々はほとんどが知らない人たちでした.
先輩方のように「○○先生?ああ,あの分野で聞いたことあるかも」みたいな返答ができるように,
ノートに名前と所属,身体的特徴を記録しておきました.(笑)
セッションを聞く以外は折角の京都なので,
宇治周辺を観光しました.
久しぶりにお抹茶を堪能しました.
来週は中部支部を見に行こうと思います.
外出ばかりして自分の中身がスカスカにならないよう,
論文レビューもきっちり進めなくては...
以上です.
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