三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/
そして遅くなりましたが,新学術の気候系のHotspotに関する全体会議の報告です!
第1回,第2回とこの会議に参加させてもらいましたが,ようやくこのプロジェクトの全体像が分かるようになりました.
いろいろな先生方の発表を聞いていると,海と大気との関係性がどんどん明白になっていっている感じを受けました.
そして僕が気になった発表の中で一つだけ書きたいと思います.
ポスター発表の中で,東京学芸大の佐藤先生が「冬期降水の経年変動」について研究していらっしゃいました.
<概要>
太平洋側 → もともと降水量は多いが12月~2月にかけて2000年代以前と以降を比較すると顕著に増加している.
黒潮に着目し,勝浦の降水量を比較していました.
2000年代になると黒潮のSSTが上昇
↓
南北熱輸送が活発化
↓
太平洋側の日本沿岸の低気圧を発達
↓
降水量増加
という,大変興味深い内容でした.説明が下手くそですいません...
他にも黒潮による海面温度の上昇によって下層雲が増加する,という研究など,黒潮の大気への影響がいろいろ研究されていて,黒潮と大気との影響を研究してみたい!と触発されました.
卒論を控えている身としてこの知識を役立てたいです.
P.S.
東大のトイレの陶器には全部校章がプリントされていてびっくり!
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