はじめまして、春からこの研究室に配属された新B3の舩橋です。
既に何人かの方からブログが挙がっていますが、私も潮岬で行われたゾンデ練習会について投稿します。
このゾンデ練習会は5月11日、12日に和歌山県串本町の京都大学防災研究所・潮岬風力実験所にて複数の大学の方と共同で行われたものです。
本州最南端の地である潮岬は、隣の県とはいえ三重大学のある津市からは特急を使っても4時間ほどかかります。練習会を前に、ゾンデの機器点検・準備もかねて前日の5月10日から私たちは現地入りしました。
〇5/10
実験所で14時ごろから、実際に使うゾンデや受信ソフトを用いて準備を始めました。私は、ラジオゾンデの実物を見るのが初めてだったので、本で何度も見ていたゾンデ本体の小ささや精密さを目の当たりにして、驚きと興奮の連続でした。
〇5/11
練習会初日、私は他班のゾンデ打ち上げの見学をした後実際に打ち上げました。最初に打ち上げる班は悪天候の中の打ち上げだったこともあり失敗が多く、私たちの班もシステムや物理的なトラブルが続きましたが、最後にはなんとか成功することができました。
今回のゾンデ観測で私たちの班はいろいろな教訓が生まれましたが、観測ソフトの処理側の最大の教訓は「最初に電源を入れよう!!」、放球側の最大の教訓は「ヘリウムガスはけちらない!!」だったと思います(笑)
〇5/12
この日は南紀熊野ジオパークセンターに場所を移し、Pythonを利用したゾンデデータの解析の講座を受講しました。プログラミングは正直まだ慣れていないので、難しい部分もありましたが、今後スキルアップを目指していきたいと思います。
合計3日間の出張でしたが、個人では到底できない貴重な体験をさせていただき、大満足でした。個人的にはSNSで普段から拝見していた気象研の方と班が一緒でお話しできたこともとても嬉しかったです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後もよろしくお願いします!
[3回]
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