三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/
こんにちは、B4の濱口翼です。
同研究の教授である立花先生がここ1年程1か月に一回のペースでテレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーに出演しているのですが、最近までリアルタイム以外で見る方法がありませんでした。しかし、TVerで過去1か月ぐらいは見れるようになったのでたまに先生が出演している回を見てみようかなと思いました。
さて、今回は9月7日~10日に三重大学で行われた雪氷研究大会に参加したのでその件について書いていこうと思います。今回は三重大学で行われたので会場運営のアルバイトをしながら聞いていました。
7日は公開講演会と雪氷楽会が行われました。雪氷楽会は雪や氷に関するワークショップで楽しい体験ができるイベントでした。また、公開講演会は東海地方のテレビに出演している気象予報士の方が集まり、研究者の方と雪について語るというイベントでほかの学会の公開講演会よりも一般の人が参加しやすいイベントであったと思いました。
8日から10日はほかの学会と同様に研究発表が行われました。ここからは、特に面白かった内容2つを少し紹介します。
1つめは、そろばん道路です。そろばん道路冬の北海道などの雪国で路面に氷のコブが多数発生した状態の道路のことで発表者はどのような条件でそろばん道路ができやすくなるのかについて実験した内容を発表していました。現象としても発表の内容としても大変面白く、アルバイトとして普段聞かない工学のセッションにいてもこれだけは前のめりになって聞いていた内容であったなと思いました。
2つ目は、ドカ雪のセッションです。近年多発する短時間にたくさんに雪が降ることをドカ雪と呼びその現象についての発表が行われたセッションでした。冬の気象現象やそれに伴う影響についての発表が多く、どの発表も惹かれる内容が多かったです。このセッションは夕方に分科会が行われたのですが、それにも参加しさらに深い議論が行われ、それも大変面白かったです。
雪氷研究大会は三重大学で開催されない限り、参加しないであろう大会ではあったので知見を広めるうえで参加してよかったなと思いました。特に工学分野のセッションは学会に参加したとしても見に行かないであろう分野であったので知らないことをたくさん知れてよかったなと思いました。また、時間とお金があったら自分の分野とは少し遠い分野の学会にも参加してみたいなと感じました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
連続投稿失礼します、B4の濱口翼です。
今週の頭に卒論の中間発表が行われたのですが、自分の研究はまだまだだなと思うところが多く課題が多く残った結果になりました。2月に卒論発表があるのでそこではいい結果を出せるといいなと感じています。
さて、今回は9月1日~3日に鹿児島県指宿市指宿こころの宿で行われたECHOESサマースクール2025に参加したことについて書いていきたいと思います。
ECHOESサマースクールは昨年から行われているもので、ハビタブル日本という研究の枠組みがあるのですがそこに所属している若手の研究者、学生が集まり勉強会をしたり、親睦を深めたりするというイベントです。私は今年が初参加でどのようなイベントかあまりよくわかっていない状態で参加したのですが、とても楽しかったです。
ここからはサマースクールのことについて詳しく書いていこうと思います。
昨年に引き続き、招待講演・学生の研究発表がありましたが、今年はグループで1つの課題に取り組んでいたところがグループワークに変わったようです。
まず、招待講演に関しては2人の方の講演でした。お二人とも海洋の研究者で私の専門分野とは少し違う分野でしたがとても興味深い内容でした。
1人目の方は物質の海洋循環がご専門で、化学的な視点で物質循環を見ているそうです。特に興味深かったのは窒素の循環で、窒素の同位体比を見ることで回遊生物がどこの環境場から来たのかをたどることができたり、窒素がどのような状態で存在しているのかでその環境の窒素の過不足を見れたりするとのことでした。私は、大学の講義で農作物に関しての窒素循環を学んだことがあるのですが、それが海洋でも行われていること、また生物の移動を見れることは陸上では聞いたことがなかったのでとても勉強になったなと感じました。また、学生時代に論理的に話せと教授に言われたときに論理的という言葉の認識に齟齬が生じていて苦労していたというエピソードがありました。研究を進めていくうえでの論理的とは相手を納得させる論理を作るとのことであると聞いて、自分も論理的という言葉を違う意味でとらえているなと感じました。これからは相手を納得させるように自身の研究内容を話していきたいと思います。
2人目の方は潮汐を専門とされている大学の教授のお話でした。潮汐は身近な現象であるのに意外と知らないことが多かったなという感想を持ちました。ここからは特に面白かった内容を2つ書いていきます。1つ目は、潮汐の変動には半日から数十年まであるということです。よく知られているのだと満潮・干潮という半日の変動、大潮や小潮という1か月の変動がありますがそれ以外にも10年や50年スケールでの運動があるそうでそれになると宇宙スケールの変動になるそうです。私としてはそこまで時間的にも空間的にもそこまで大きいスケールではないと思っていたので、分野としての奥の深さを感じる内容でした。2つ目は、有明海の締め切りによる潮汐変化です。人工的に海を改変したときに潮汐に変化が生じ、すべての海洋環境の変化が生じているというお話は開発を行う際のリスクとベネフィットをちゃんと考えないといけないなと考えさせられる話でした。一個人としても環境に関してあらゆる分野に目を向けていきたいなと感じました。
次にグループワークに関してですが、内容は自分自身の研究のかかわり方でした。同じグループになった人といろいろとお話できて楽しかったです。特に、同じグループに招待講演をしていただいた方がいて、所属している研究機関の内情やどうしたら科研費を手に入れられるかなどが聞けて面白かったです。また、別の人は海洋物理の分野を一般の人に伝える活動を学生でありながらしており、アウトリーチ活動はどのようにしていけばいいかを熱弁していて、同じ学生でありながらこういう活動をしているのはすごいなと思いました。
最後に、学生の研究発表ですが、私もポスター発表を行いました。ほかの大学の学生から意見をもらうことは、めったにないのでとても参考になるアドバイスをいただいたと感じています。また、ほかの学生の研究発表を見ていると自分が知らない内容や自分よりも高度な内容をやっていてとても興味を引く内容ばかりでした。参考になる研究も多かったので自分も追いつけるように頑張りたいです。
ECHOESサマースクールはほかにも他大学の学生と親睦を深める機会が多くとても有意義な時間であったなと感じています。来年も開催されるとのことでしたので、機会が合えば参加したいなと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こんにちはB4の濱口翼です。
10月に入りました9月のように真夏日や猛暑日はなく、過ごしやすい日々になってきたなと感じています。しかし、夏日ではあることが多いので二季化が進んでいるなと感じているところです。
さて、今回は8月4日に東北大学片平さくらホールで行われた三陸沖集中観測観測解析会合に参加したのでそのことについて書いていこうと思います。
今回の会合は6月下旬~7月上旬に行われた三陸沖集中観測で得られたデータを解析した内容を報告するのが主な目的の会合でした。(集中観測に関しては過去のアーカイブを見てください)
新青丸・勢水丸・大槌での海洋観測やラジオゾンデ観測、そのほかの観測結果の解析について様々な視点から見ており、どれもとても面白い内容で勉強になることばかりでした。
また、今回の集中観測の反省と来年度の集中観測についても話し合いを行いました。来年度はさらに多くの観測をやるそうなので来年もぜひ参加したいなと考えてます!
そして、当初はする予定ではなかったですが大槌の観測で学生の解析隊長をしていたので短くではありましたが解析した内容を発表したりもしました。このような形で初めて発表するとは思っておらず、非常に緊張をしましたが参加された先生方からアドバイスをいただいて非常にありがたかったです!
今回の会合を通して集中観測の重要性を感じるとともに自身の研究に力を入れていかないといけないなと思いました。もう論文化ができそうな方もいらっしゃったのでそこまでできるように頑張りたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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