B4の中西幸太郎です。
先月末に富山大学で開催された、
気象学会中部支部研究会で口頭発表をしてきました。
富山観光の感想は、多くの方が言ってくださっているので、一言だけにしときます。
富山駅前で食べたブラックラーメンが、今まで食べたラーメンの中で一番塩辛かったです。
さて、今回が初の学外発表と言うことで、多くのことを学ぶことができました。
発表してみて強く感じたことは2つあります
1つ目は、B4の峯も言っている
「質疑応答の難しさ」です。
学内で発表しているときはそこまで苦手意識を持っていなかったのですが、
質問に対して本当は答えられるものを持っているのに、
上手に答えることができませんでした。。。
会場の前列に他大学の教授方が並んで座っておられる雰囲気に怯んだのか、
頭の中の引き出しから、しまっているものをその場ですぐに引き出せなかった感覚です。
発表するときは、解析結果だけでなく、自分の研究テーマの意義・強み・主張ともしっかり向き合い、自分の言葉で力強く言えることが大切だと考えました。
2つ目は、話し方と言葉1つ1つを丁寧に選ぶことが大切だということです。
今回私は、イントロで”気候変動”という言葉を使いました。
しかし、私の研究の内容で述べるのは1945年夏の大冷夏と終戦との関係のみです。
質問された方は、もっと長期的な時間スケールの研究だと思っていたそうです。
自分の話し方1つ、言葉1つで、聞き手への伝わり方が全然変わることを実感しました。
もっと責任を持って言葉1つ1つを選んでいきたいです。
卒論発表会まで、2か月と少しです。
とても恵まれた環境で卒業研究できることと、
たくさんのアドバイスをくださる周りの方々に感謝しながら、
卒論発表会まで頑張ろうと思います!
富山まで往復運転してくれたB4峯君ありがとう。
余談!!!!
今回の研究会の口頭発表で印象に残っているのが、
富山県で中学理科教師をされている方の、授業の活動記録報告でした。
最近の中学生は、「天気予報がよく当たるから、予報の結果は知りたいが気象現象そのものには興味を示さない子が増えている」という話を聞き、驚きました。
予報技術が進歩しても、それが生徒の気象に対する興味関心には直結しないことがわかりました。
その橋渡しの役目を担う1人が、私たちのような大学で気象を学んでいる学生だと感じました。
[2回]
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