どうもこんにちは。おふじです。
先日仙台で行われた秋季気象学会で発表をいたしましたので報告します。
私は、学会初日の19日昼に現場入りして、学会最終日の21日に発表して夜に帰りました。なので、初日の午前の部は見ることができませんでした。残念。
で、私自身の発表ですが、発表時間が6分と短かったこともありかなり苦戦しました。発表の流れも少し悪かったように思います。精進。
ポスターセッションで弘前大学の佐々木さんが発表していた『ヤマセの気団変質にかかわるSSTと熱フラックスは大気再解析データでどのように表現されているか』という発表が興味深かったです。
皆さんご存知ヤマセは夏の三陸に吹く冷たい風ですが、この風は親潮と黒潮に間のSSTフロントを通ってくるため、親潮黒潮フロントを再解析データがきちんと再現しているかによって熱フラックスが変わり、ヤマセの再現性に大きくかかわります。なので、各再解析データの親潮黒潮フロント再現性がどうなっているかを調べたのがこの研究です。
で。肝心の結果ですが、どうもNCEP-FNLのSSTデータはちょっと悪いみたいですヨ。
また、19日のセッション後に行われた極域・寒冷域研究連絡会に出席してきました。
最新のレーダーはすごいです。レーダーでうろこ雲が綺麗に見えていました。
主に「みらい」の新装備は北極観測の結果報告が主で、大変面白かったです。
20日には松島に行き、日本の観光名所の気象を肌で感じてきました。大変有意義でした。
では、これにて報告を終了します。
[1回]
PR
COMMENT