B3の富田です。
8月7日から10日まで、プラザホテルむつ(青森県下北市)にて開催されたデータ同化夏の学校について振り返ります。
1日目は、最寄り駅(下北駅)まで鉄道にて移動しました。
夕方に到着し、開校式に参加した後、他大の方の食事に行きました。
2日目の午前はデータ同化に関する講義を受講しました。
講義では主にカルマンフィルタ、アンサンブルカルマンフィルタ、3D-Var,4D-Varについて基礎から学びました。
4D-Varは最尤推定を利用する点、同化した情報が遡って影響を与える点が、機械学習と似ていると感じました。
2日目の午後からは、実際にデータ同化を実装する演習を行いました。私は強制項・減衰項つきの振り子の問題にEnKFを適用しました。
データ同化を実装することで、アジョイントモデルや接線形モデルを作ることの難しさや共分散膨張の効果などについて理解が深まりました。
4日目には、自分が行った課題について発表しました。
カルマンフィルタや4D-Varについて、原理についての理解は深まっていましたが、それを実装するところに苦労してしまったのが残念でした。また4D-Varに関しては、夏学の期間中には自分で実装することが出来なかったことも残念でした。
今回の夏学をデータ同化について自分なりに調べ、実装することが出来たので、参加して良かったと思いました。
来年の開催も楽しみにしています。
[1回]
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