こんにちは! おふじです
ずっと書くのを忘れていましたが、7月の合同発表会in九州と、8月の新学術領域全体会議in札幌の報告をしようと思います。
まずは概要から
合同発表会in九州
場所 九州大学 応用力学研究所
日時 7月28日 29日
詳しくは下の安藤の日記も見てください
我らが立花班と、磯辺班との合同会議になります
大気の専門家と、海の専門家が集まっており、大気海洋相互作用についてスッゴイ深い会議となりました
いくつかの発表を紹介したいと思います
茂木耕作さん(JAMSTEC)
ここで茂木さんは、「黄海高気圧」というものを提唱しました
読んで字のごとく、黄海に局地的に発生する高気圧のことです
オホーツク海高気圧ほど安定して発生するわけではないが、位置的に梅雨前線に直接関わるだろうとのことです
海は熱容量が大きいので、黄海は5月ごろはまだ冷たく、対して南を流れる黒潮は暖かい。この温度コントラストが発生する
黄海は浅い海なので、6月ごろになると次第に南かわ温まっていきます。つまり温度コントラストが少しずつ北上していきます
この黄海の季節変動が、梅雨前線に影響しているだろうということです
私が研究しているオホーツク海と、似ているところ、似ていないところなどがあって、非常に参考になりました
三井拓さん(長崎大学4年)「黒潮流域における海水温鉛直分布」
すごいです
5月、6月の航海での観測の報告の1つです
すごいです
1時間ごとのラジオゾンデによる大気の鉛直分布と、同じく1時間ごとのXBTによる海の鉛直分布があります(XBTは温度だけ)
つまり、1時間ごとに上空から海の底までの温度の鉛直断面がずらーっと見られるわけです
すごいです
というわけでお次は全体会議in札幌です
概要
場所 北海道大学大学院地球環境科学研究院
日 8月2日から4日
いろいろ発表があったのですが1つだけ
ポスターセッションでオホーツク海についてのことがありました
古関俊也さん(NTU Singapole)「Modeling Low-Level Clouds over the Okhotsk Sea in Summer: Cloud Formation Precess」
英語で書かれたポスターだったので、読むのに苦労しました
内容は、タイトル通り、夏季オホーツク海の下層雲をモデルで再現、その形成プロセスを示したものです
使用モデルはiRAM これは、もとは熱帯で使われる下層雲を表現するのに定評のあるモデルらしいです
細かいことをココに書いていくと大変なことになるので結論だけ
立花先生が話をしてくれて、共同研究してくれることになりました!!
今度(9/12)に三重大に来てくれるそうです!!
これであわよくばモデルがつかえるかも!!
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