こんにちは,平野です.
だいぶ遅れてしまいましたが,8月2日~4日に北海道大学で行われた
科研費新学術領域 全体会議プログラムについて報告したいと思います!
◆2日(火)『縁辺海の海洋構造に励起される大気海洋相互作用と海洋生態系への影響』
という題で,立花先生・西川さん・九州大学の山本さんが発表されました.
西川さんの発表は,とても分かりやすく,あまり時間がなかった中でもシンプルにまとめていて
すごいなぁと聞いていました.
私も頑張りたいです!
他にも,海の変化が大気にどう変化をもたらしているかの温暖化応答や,
氷厚の長期変動などの研究もあり,
なかなか難しかったですがとても興味深かったです.
◆3日(水)この日にはポスター発表があったので,そのことを書こうと思います.
33枚程のポスターがずらりとあり,また英語でのポスターも多くあり,とても驚きました.
特に興味深かったのは『北極海の海氷変動に関連する地表面の風の役割』という題でポスター発表されていた,JAMSTECの小木雅世さんの研究です.
ここでは,北極上空の高気圧性循環が強くなると北極の氷が減少するという現象に着目されています.
そのため,氷の減少は一概には温暖化だとは言えないそうです.
そこで,北極の氷が減少する風の分布図を作成し,高気圧性循環のモデルを研究されているそうです.
なかなか理解が進まない私に,小木さんには丁寧に面白く教えていただけました.
ありがとうございました!
◆4日(木)この日は,各研究項目グループの方針報告を行いました.
小さなスケールから大きなスケールまで,多くの研究グループがあり,
こうやって少しずつ地球の気象メカニズムが分かっていくのかなぁと考えると
このプロジェクトはすごいなと感じました.
このあと,少しだけ北大を探検しました.
北大は三重大と違って図書館がとても大きくてびっくりしました.
また学内に池などもあって羨ましかったです.
また,お昼にスープカレーを食べました.
初めてでしたがとてもおいしかったです!
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