みなさんこんにちは、B4の坂です。
私は、12月12.13に京大で行われた大気海洋相互作用に関する研究集会に参加させていただきました。
13日が発表日のためこの週は、バタ02していました...(汗)
今年で東海大の久保田さんが引退されるので、特別講演が開かれました。生まれから
今までの研究人生を1時間くらいかけてお話しされていました。とても魅力的でした。
12日と13日は主に院生の発表者が多く、たまに先生みたいな感じでした。
みなさん発表が上手で、とてもいい刺激になりました。
印象に残った発表内容とご指摘を紹介します。
豊田さん(気象研)『北太平洋の冬季混合層の経年から十年規模振動について』
主成分解析による結果から十年規模で、冬のWP負のモードが起こり、北太平洋中央でエクマンパンピングがポジティブになり、負のWPを導くというものでした。これは海洋の変動だけを見ているのではなく、大気の変動も同時に見ていたので、まさに大気海洋相互作用って感じがしました。
発表以外でも刺激を受けたご指摘がいくつかあったため、書き記します。(自分が忘れっぽいので...)
まず、岡さん(東大) いつも場の雰囲気を盛り上げていただいたり、また厳しいご指摘をされたりと、とても自分が尊敬している人です。発表が進んでいく中で、ある発表者に対して、「イントロと研究内容のつながりがなくて何を主張したいのかわからない」というご指摘をしていました。その後「この指摘は、今言った人だけでなく全員に該当することだからね。自分が研究してきたことを素直にPPTするのではなく、なにが新しいのかを明確にし、新しい研究内容に似ている論文を引用するくらいでいい。」
ほかにも刺激になることをたくさん言っていましたが、上記が一番印象的でした。
2人目は、久保田さん(東海大学) 私は初めてお会いする方でした。「研究人生は自分で道を作っていくものでもあるが、神が導いてくれるものもある。私は後者の通りに進んだ結果、今の自分がある」これすごくないですか?本のある一部を引用したみたいな発言でした。っで、実際は本に乗っている言葉でした(笑) 『科学者は人間であること』←ぜひこれは今度買って読んでみたいと思います。でも、とても刺激になることばばかりでした。
12日の夜に開かれた懇親会はいろいろな方と深いお話しができて、楽しかったです。これは毎年参加しないといけないなとおもいました。立花先生もお話ししていました。
以上をまとめますと、この研究会はとてもよいものでした。発表後いろいろな方に個人的に質問していただいたりと、盛りだくさんです。後輩にもぜひ来年は参加していただきたいです。
[2回]
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