三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/
お久しぶりです。B4金井です。
今年の秋は台風の研究者にはイベント目白押し。
3つのイベントが京都で開催されるので、行かないわけにはいかないと思い、3つのイベントに参加してきました。手短ですがまとめてここに書かせていただきます。
メソ気象研究会10/27
この研究会では、実際の台風被害にあった現地の状況やデジタル台風の運営についてのお話しなど、めったに聞くことのできない内容が詰まっていて、とても勉強になりました。
普段研究活動をしていても、データを見るばかりで実際の現地の様子をみることができていないことに気づかされました。台風を研究するにあたって、大事なことを学べた気がします。
また、デジタル台風の運営にまつわる講演には驚かされました。今までデジタル台風を見てきて、気象庁のあるチームがこのサイトを運営しているんだなぁ。と思っていたのですが、ほとんど個人運営のサイトと知ったときは思わず声が出るほど驚きました。
この研究会で幅広い知識がついた気がしました。
秋季気象学会10/31
気象学会では、メソ気象研究会とは雰囲気が一変、厳粛な空気でした。
全体の印象として、台風のモデル実験に関する講演が多く、自分のこれからの研究活動の参考になるお話をたくさん聞くことができたと感じました。
特に参考になったことは、台風の強度推定を現実的に再現するには2kmよりも細かい解像度でないと再現できないと知ることができたことです。また、その解像度にしてもモデルで台風の再現することはとても難しいことだということがわかりました。今後、自分もモデルを使っての実験を行うため、とても参考になる講演が多数聞けてよかったと思いました。
台風研究会11/2
引き続き、気象秋季学会後、台風研究会に行ってきました。僕は11/2のみ参加してきました。
とにかく印象に残ったことは、台風の研究を進めるにあたってたくさんの手法があり、それを巧みに使っていたということです。まだまだ勉強不足な僕にとってはすべての手法が新鮮で毎回の発表に驚かされてばかりいました。特におもしろそうな解析は感度解析でした。いつかやってみたいという思いもあり、自分の研究にも取り込めたらなぁ。と思い余韻にひたりながらバスで名古屋まで帰りました。
今回の研究会では台風の発表が盛んで、僕にとっては大きな刺激になり、幅広い知識を少しはつけられたのかな。と感じています。今後も今回のような研究会があったら進んで参加していこうと思いました。
COMMENT