にしかわです
12月16~18日には,東北大学で行われた
『科研費新学術(Hotspot) 黒潮集中観測およびモデル実験比較研究報告会』
に参加してまいりました
12月の仙台。。。
ものすごく寒いと思い,ものすごく着込んで行きましたが,
予想外に駅周辺は暖かかったです
ただ,バスに乗って少し山の上へ行くだけで,
なんだかすごく寒く感じました
今回の会合では,学生発表が6件ありました
長崎大の三井くん:北極のポーラーロウと海氷について
海氷密接度を考慮すると,考慮しないときよりも再現性が良くなるという結果は,
とても興味深かったです
長崎大の濱野さん:6月の東シナ海黒潮上での対流活動について
CAPEなどを計算し,熱力学的な診断をしており面白いなーと思いました
3隻同時観測とかのゾンデ観測結果でも,計算してみたい!!
今度教えてもらおう
東北大の丸山くん:北太平洋上に発生する下層雲の微物理特性について
北太平洋に広がる下層雲の微物理特性が,海域によって異なるという内容でした
海域ごとに有効半径が違ったり,形成過程が違ったりと,
雲物理に関する話は普段あまり接する機会がないので非常に面白く,
勉強になりました
また,早坂先生の,
10μmの雲粒は1.2cm/secのスピードで落下する。
北太平洋の下層雲はこれくらい落下しているのに,
消滅することなく常にどこかで形成されている。
というお話は大変印象に残り,
北太平洋の下層雲の謎にますます魅力を感じました
東北大の山田くん:今年の集中観測の放射データを用いた解析
集中観測時の長波放射データを解析していました
なつしま観測時に,値が急激に変化しており,
そのタイミングというのがSSTフロント通過時という内容で,
興味深かったです
どの発表もすごく面白く,刺激を受けました
また,自分の発表では,3隻同時観測のラジオゾンデ観測結果について紹介したのですが,
たくさんのアドバイス・コメントをいただき,
どんな点に焦点を当てていくのかなど,
今後解析を行っていく上での励みになりました
バリバリ解析進めたいと思います
あんどぅの発表でも議論は大変白熱し,
たくさんのご意見を頂いて,
あんどぅはメラメラと闘志を燃やしているようでしたよ
写真を全然撮っておりませんでしたので,
あんどぅに期待ですかね~
ではでは
[2回]
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