こんにちは.M1の加藤です.
夜はまだ少し肌寒いですが,日中は熱くなる日も増え,初夏の訪れを感じますね.
5月11,12日に潮岬でゾンデ練習会が行われました.
ゾンデを飛ばす様子は動画で何回か見たことがありましたが,自分で実際に飛ばすのは初めてで,不安と期待の入り混じった気持ちで今回の練習会に臨みました.
~5月11日~
この日は午後にPythonの実習を行いました.Pythonについては先日行われた榎本さんの「大気海洋データ観測のためのPython入門」で初めて触れました.実習では何やら難しい用語が多く,プログラムに右往左往していましたが,同じ班の松田先輩がわかりやすく教えてくださり,なんとか皆さんと同じように進めることができました.
その後はゾンデ実習の見学を行いました.今回新しいソフトを導入したようで,前半はなかなかうまくいかず険しい顔が多くみられました.しかし皆さんの努力の甲斐あって,最後は無事成功し,電文も送ることができました.
~5月12日~
いよいよ私たちの班のゾンデ実習が始まりました.この日は朝からぽつぽつと雨が降っており,レインコートを着て作業を行いました.私は最初に装置を放す係になり,うまく放せるかどうかとても不安でした.本田先生がタコ糸の持ち方,装置の放し方など丁寧に教えてくださり,うまく放球することができました.今回初めて放球を行いましたが,放球した直後の気持ちを一言でいうと,楽しい,でした.風船がブワッと空に浮かび,それと同時に左手にはタコ糸のほどける感覚を感じます.いつ放すべきかは自分の目と左手の感覚に委ねられ,ここだ,という瞬間に手を放しました.ゾンデが空高く飛んでいき無事放球を終えたのがわかると,固唾を呑んで見守っていた私たちはほっと安堵した笑みを浮かべることができました.
今回の練習会ではPythonの実習やゾンデの放球という貴重な体験ができました.
スムーズに放球を行うために,班の中での連携がとても大切であり,一人のミスが大きなミスにつながるため,一つ一つ丁寧に工程を積み重ねていかねばなりません.動画ではわからなかった緊張感や細かい作業の様子をしっかり感じ,体験することができました.
最後までお読みいただきありがとうございました.今後ともよろしくお願いいたします.
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