こんにちはです。松田です。
まだまだ朝晩が寒くておふとんがあったかい季節ですが、日照時間が少しずつ増えてきてるなーと感じる日々です。
ここ数か月の金星は明け方によく見える位置にいて、いわゆる「明けの明星」がみられるらしいです。早起き(?)した時にぜひ探してみてください。(ついでに3月20日が西方最大離角となるそうです)
さて。早起きつながりの話題ですが、2月17日から19日まで知床斜里で流氷観測を行いました。
観測は日の出時刻に合わせて行ったので、朝日に流氷が照らされてとても神秘的な光景でした。さらに観測二日目には冷え込みが厳しい早朝にみられる"けあらし"を目撃しました。たしかに感染対策のためにつけていたマスクは凍り、手袋をつけていないと手の感覚が消えるレベルの寒さでした。気温の測定も行ったので、近畿や東海地方ではまず見ることのない数値の場所に自分が今いるんだ...と、北海道の寒さを体感できる貴重な機会になったと思います。
流氷の状態ですが、一日目と二日目でガラッと変化し、一日目には流氷をつたって行けた場所には二日目には到達できなくなっていました。私にとっての二日目流氷観測ポイントは"音"です。一日目と同じく流氷の上を歩いていましたが、どこからともなく"キュー..キュー"と小動物の鳴き声のような音がしました。「もしや、アザラシでは...!?」と、アザラシの鳴き声をてんで知らない私は胸を躍らせましたが、鳴き声の正体は流氷同士が波でぶつかり合う音でした。今でもこの興奮を言葉で表すことはできませんが、流氷がさも生きているかのように鳴くので自然のおもしろさを改めて実感できました。アザラシには会えませんでしたが、それ以上に良い経験ができました。
おまけですが、知床斜里に着くまでに電車で釧路湿原を通りました。鶴、ばっちり見れました。釧路湿原すごい。
次は昨年に三重大で開催された気象学会についてお話できればと
それでは(ノシ・ω・)ノシ
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