古田です.
遅ればせながら書き溜めた観測日記です.
長々となります,すみません.
18日 早朝,観測のため長崎大学に向けて出発しました.長崎大学へ向かう途中,少し時間が余ったので,平和祈念公園に立ち寄りました.記念…ではなく祈念写真をぱしゃり.
先行隊の方たちは日本最大のフーコの振り子を見てきたそうで…羨ましい!
長崎大学では,万田先生のご厚意で長崎大と弘前大,熊本大の学生さんたちとの懇親会を開いていただき,他大学の学生さんと交流を深めることができました;)
他大学の方と触れ合えることはそうないのでこういった機会は本当に嬉しいです.
19日 長崎丸に乗船し沖縄へ向けて出港しました!
ゾンデ観測の経験不足,初めての海洋と不安でいっぱいでしたが,小松先輩・緒方先輩・大鹿先輩に丁寧に教えていただき観測の手順を学ぶことができました: )何から何までありがとうございました.
アネロンゴールドにも大変お世話になりました.
夜間のニッチはひたすら体力勝負だと実感しました.緒方先輩・大鹿先輩のタフさは並じゃありません
20日 観測二日目,夜間最後の放球をやらせてもらいました; )しかし再放球なしだったので絶対に失敗できないプレッシャーを感じながらの放球…
結果は無事成功でした!
が,バルーンの小ささとゾンデの電波感度の良さのために,時間をかけて高度18000m近くまでよく上がってくれました.
達成感と疲労感でいっぱいでした.
爆睡です
21日 午後に東北大の早坂先生を迎えて環境省サイトへ!
那覇空港から片道3時間かけての道のりでした.疲れた体での運転,先輩方お疲れ様でした.
環境省サイトには大気粒子を測る,分析する精巧な機器・機材を拝見させてもらいました.
黄砂やブラックカーボン?,エアロゾルなど大気化学に関する貴重な観測機器を勉強することができました!
しかし滞在時間が1時間と経たないうちに那覇にとんぼ返り.
夜のあんがまではみんな踊らされました
22日 朝フェリーに乗って粟国島上陸です!
ゾンデ機器の設置をしました.粟国島での名古屋大学の雨雲レーダは,存在感があり島民があれは何なのかと皆さん興味津々でした.
7分間隔?で角度を変え雨雲を計測していました.
三重大にも一台ほしいものです.
23日 粟国島二日目
朝は天気が良かったので島の地質調査にでかけました.
テスト放球して名古屋大学の方に放球の手順をお見せしました.
25000m近くまでゾンデが上がりました.地上観測はよく上がりますね.
明後日からはいよいよ観測開始です!
名古屋大学の雲粒子ビデオゾンデの打ち上げも見学できそうなので,楽しみです!
24日 粟国島三日目
今日は名古屋大学の方だけの放球です,三重大組は後ろから作業を見守らせてもらいました.
名古屋大学の方たちはテキパキと作業をこなし無事ゾンデを放球,成功しました.
島だからなのか何なのか素直な風というか,ゾンデの軌跡は東に真っ直ぐでした.
曇っていましたがちょうど過ごしやすい天気でした.
いよいよ雨はくるのでしょうか???雲粒子ゾンデが待ち遠しいです
25日 粟国島四日目
天気の良い日です,雲粒子ゾンデの出番は全くなさそうです(∵)
夏と間違えそうな日差しでした.
天気の良い日はかえって観測の条件に合っていないのでほぼオフな日程でした.
こんな日差しの中,島を回ろうとする女性陣方はすでに暑さにやら
27日 粟国島最終日です.台風接近のため1日早めて沖縄本島に帰ることに.
島を去る前には名大の方たちと写真を撮らせていただきました.
天気もよく青空を背景とした良い集合写真が撮れました!(良好な天気のためビデオゾンデを見る機会がなかったですが)
そんなこんなで粟国島ともお別れです.ンジチャービラ!
28日 帰宅です.
飛行機では前線を突っ切ったので揺れたり,雷が近くで光ったり,雲のアルベドを実感したりと地球大気を満足できるフライトでした.
半日かけてハルと津に帰ってきました,津は寒いです.
29日 さきもり塾に参加しました!元気象庁長官の二宮先生,お天気キャスターの高田先生を招いての防災,気象災害のメカニズムのお話を聞かせて頂きました.
災害が起きても自分は大丈夫とか思い込んで(思い込むようにして)いましたが,しっかり問題に向き合って防災・減災に取り組まねば!と考えを改め直しました.
市町村代表の出席者の方たちも自分の町の危機管理を改め直そう!
とする熱意が伝わってきました.
会を締める立花先生の姿は,教壇での顔とはまた違ったものでカッコよかったです!
その後は二宮先生を囲んでの飲み会を開き,気象庁の裏話や立花先生の髭の話を聞かせて頂きました.素敵な話ありがとうございました!
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