みなさん、こんにちは!M1の恒川です。
6/18(土)~6/22(水)の5日間、長崎大学の所有する長崎丸に乗船して東シナ海上で観測してきましたのでその模様をお伝えします。
長崎丸は全長68.93mのとても大きな船で、乗船中の揺れが少なく、ほとんどの時間を船酔いせずに過ごすことができました。今回が初めての乗船観測だった僕には体調面でとてもやさしい船でした。乗船した作業人数も多く6人3ワッチ体制で、自分は4-8ワッチのワッチ長を務めたため、より緊張感をもって臨みました。
ゾンデ放球ではオペレーター2人と放球班4人に分かれて作業を行いました。オペレーターの役割は放球するゾンデの良不良点検とタイマーの設定、放球タイミングの号令です。放球した瞬間にその時の気象要素を野帳に書き込むため、一番あわただしくなっていました。その後、順調にデータが取れたら、気象研に送る電文の作成・送信を行います。これが今回の観測における一連の流れになります。
放球隊はバルーンを膨らませて放球可能な状態に準備し、合図とともに放球することがメインの仕事です。しかし、放球後すぐXCTDによる観測を行っていたため、バルーンを抑えるのを乗船実習生に手伝っていただくなどしていました。オペレーターと比べると短い時間でたくさんの作業を行う必要があり、少しの遅れがより全体に響いてしまうと感じました。
いろいろな大学の方々ともたくさんお話ができ、楽しい航海でした。
とても貴重な機会を下さった立花先生、長崎丸の観測代表者である長崎大学の滝川先生、航海の安全と観測への多大なご協力をしていただいた長崎丸の乗組員の方々、他のこのプロジェクトに関わっているすべての皆様に感謝いたします。
それでは
[3回]
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