こんにちは!
M2の山本です。
今回は先日仙台市で行われた気象学会2023年度秋季大会について振り返ります。
今回の学会は発表者が多く、口頭での発表時間が6分と大変短かったため発表者には自分の研究の要点をまとめ、簡潔に発表する力が求められました。
実際、よく知っている研究のお話を聞くこともできたのですが、結果の図をタイトルスライドに載せたり、データ・手法のスライドを省略して結果やイントロに力を入れたりする工夫をして発表している人もいました。
私は3日目に発表しましたが、いつも説明が冗長になってしまうため、この短い講演時間には大変苦しみました。そのため、準備から自分の研究の筋道のメインだけを話すことに専念し、本番はなんとか時間に入るように説明することができました。
今回、印象に残っているのは4日目の「鉄道事業における気象データの活用」というJR東日本の四宮さんの発表です。
鉄道運行には気象情報はとても重要で、気象状況によって運行をするかどうかは死活問題だと思います。特に、この基準を厳しくすると降水発生時や強風発生時、すぐに運行を止めることになり鉄道運行サービスが満足にされなくなってしまいますし、逆に緩くすると有事の際に運行できなくなるほか、最悪のケースとして事故発生につながってしまいます。このバランスを取ることが重要であるという趣旨の説明をされていて、とても興味深かったです。
3日目に行われた気候形成・変動機構研究連絡会についてですが、私は1つめの須賀先生のお話の最後に今年と過去の海水温変動が比較されている図があり、これには度肝を抜かれました。今年は特に海水温が著しく高く落ち着いてられない内容だったと思います。
最後に全然関係ないお話ですが、いままで仙台には何度か来たことがあったのですが、これまでタイミングが合わず食べられなかったセリ鍋を初めて食べることができました。めちゃめちゃ美味しくてハマりそうです。他大の同期や他学年の人たちとたくさん交流ができたのも今回の学会の思い出です!
↑仙台名物セリ鍋
↑先日改修が終わり、相見えた伊達政宗公の銅像
今回はここまで。読んでくださりありがとうございました!
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