4年の鈴木です
『気象学会』行ってきました。気になった研究のお話です。
・2010年夏季のロシアブロッキングのメカニズムと予測可能性(京大防災研) 向川 均さん
以前の論文レビューでブロッキングという現象が気になっていたので興味深く聞けました。2010年の夏に1月ほどユーラシアでブロッキングが続いたそうでロシアでは異常な高温になったそうです。ブロッキングの予測は難しく、今回の解析でも予測の可能性は低かったそうです。ブロッキングは短い期間での現象ですが強い影響があるので、こういった異常気象を予測できる研究をしたいと思っています。
・気象庁DVD-NHMを用いた中学校理科での数値予報の試み(岩手教育)名越 利幸さん
中学校の理科の授業で気象モデルを動かすっていう試みです。自分が中学生の頃にこんな経験をしていたらなあと考えつつ当時の僕では一体何で未来の天気がパソコンでわかっちゃうの?って感じだったでしょう。他分野においてIT化が進む現代で、情報技術に対するユーザーの認識がブラックボックス化していることが心配である僕はこのように中身に触れる体験というのは非常に重要で、若い人にとっては刺激的なのではないでしょうか。活動の中で問題も多く、うまくいかない事もあるそうですがこのような活動、ぜひ気象以外にも他の分野でも進めていって欲しいですね。
東京での学会ということで空いた時間は日本の中心を楽しみました。田舎モンには刺激的な魅力がありますね。東京
若いうちに暮らしてみたいです。
7月の観測が近づきまた夏が来るな と感じております。今年は夏の学校が気象と海洋で一緒に開かれるそうで楽しみです。大槌のシンポジウムも気になっております。 その前に合同セミでの発表が…
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http://ofuro41furo.blog.shinobi.jp/Entry/214/気象学会.東京
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