こんにちは.M1の安藤です.
3ヶ月近くも前のことですが,原稿だけ書いてアップしていなかったので投稿します.
3/27~30に筑波大第二エリアで行われた2012年度日本海洋学会春季大会に参加しました.
1日目(3/27)
朝一番の新幹線でつくばに向かいました.
お昼はポスターセッションがありました.面白い研究がたくさんあり,気がついたら昼食を取り忘れていました.
午後は,同じ研究室のM2伊藤さんとM2緒方さんの発表がありました.2人とも何度も発表されているので,落ち着いた発表でした.
夜は,長崎大の万田先生と友人の方,三重大のメンバーで夕食を取りました.
2日目(3/28)
お昼は,つくば駅でオムレツを食べました.卵がふわふわなのと,パンが柔らかくておいしかったです.
午後は,学会賞受賞記念講演がありました. 一般的な教育と研究の違いについてなど参考になる話がたくさんありました.
その後,僕と同じ船上の超音波風速計を使って直接測定した乱流フラックスの研究を行っている東大大気海洋研究所(2012年4月から国立環境研究所)の近藤文義さんにお会いして,一緒に夕食を取りました.
近藤さんは船上の超音波風速計を使って乱流フラックスを直接測定する研究で有名な岡山大の塚本修先生の研究室のご出身で,長い間この研究に携わっています.数少ないこの研究分野の専門家として,メールでは多く連絡を取っていますが,直接お会いするのは初めてでした.
気さくな方で,様々なことをお話しできてとても楽しかったです.超音波風速計データの扱い方について,細かいことは論文に載っていないので分からないことが多かったのですが,基本的なことから詳しく説明して下さったので1年近く疑問に思っていたことが解決できました.卒業論文をお見せしながらお話ししたのですが,解析結果に興味を持って下さって話が弾みました.
その後,学会主催の懇親会後の二次会に参加しました.他大学の学生の方と交流できて良かったです.海洋研究の方ばかりだったので,「乱流」という言葉が自分は「大気」の乱流のつもりで話していましたが,相手の方には「海洋」の乱流だと勘違いされていました.専門が違うと同じ言葉でも違う現象を表していることに注意しなければいけないと思いました.
3日目(3/29)
大気海洋相互作用セッションがありました.
午後の最初に自分の発表がありました. 今まで何度か学外での発表を行ったことはありましたが,大きな学会での発表は初めてだったのでとても緊張しました.緊張で,お昼は食べることができませんでした.ひたすら,スクリーンに確実に映るか確認したり,プロジェクターのピント合わせやレーザーポインタ,マイクの動作確認をしていました.ずっと前にいて聴衆の方を見ていました.
緊張で,次のスライドの内容を忘れそうになりましたが,なるべく前を見て話すように心がけました.
質問があるか心配でしたが,2人の方が質問して下さいました.次の解析の参考になるものでした.
その後,同じ研究室のM2西川さんの発表がありました.何度聞いても興味深い話でした.
夕食は,立花先生,万田先生,北大の見延先生と三重大メンバーでした. 様々な熱いお話を聞くことができました.
4日目(3/30)
大気海洋相互作用のシンポジウムがありました.
海から大気まで様々なスケールの話があり,興味深いものでした.まとめて,大気海洋相互作用の話を聞くと,海も大気も両方見なければいけないことがよく分かりました.
海の研究者は海,大気の研究者は大気と分かれていると,いつまでたっても「結合」することができないので,両者の交流はとても大事だと感じました.
[3回]
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