こんにちわ、大鹿です。
11月8日に研究集会に参加するために京都に行っていきました。
京大はやっぱりキャンパスがきれいだなぁと改めて感じました(+o+)
今回は成層圏突然昇温の講演が2つほどあったので
その講演を目的に今回の研究集会に参加しました。
①2009年1月の成層圏突然昇温と対流圏との力学結合
直江 寛明(気象研・環境応用気象)・黒田 友二・柴田 清孝・廣岡 俊彦
突然昇温は毎年起こるものではなく、30年間で22事例と言っていたのですが、
私的にはそんなに起こる現象なんだというのが印象でした。
また、2009年1月の突然昇温が過去30年間で一番激しかったということを知り、
自分の研究でも2009年を見てみなきゃと思いました。
しかし、波数2型というものが分からなかったのですが帰ってきてから調べてみると、
プラネタリー波のことを言っていて波数1型も存在するそうです。
波数1型
アリューシャン高気圧が異常に発達して、極の低温・低圧領域を低緯度側に押しやってしまう
波数2型
プラネタリー波が増幅し、それまでの極を中心とした低温・低圧のパターンが引き裂かれ、緯度円に沿って相対的に高温、低温あるいは高圧、低圧の領域が順に2つずつ存在するような空間分布となっている
②成層圏突然昇温現象の熱帯への影響: 大循環モデル実験
小寺 邦彦(名大・太陽地球環境研)・向川 均・黒田 友二・江口 菜穂
小寺さんの講演は何度か講聴したことがあるのですが、大抵のスライドが図しか載っていないので小寺さんの話すペースに付いて行くことができず、やっぱり難しいなぁと感じました。
自分でももっと勉強する必要がありますね。
11月16日~18日の3日間、名古屋大学で行われた気象学会に参加してきました。
今まで参加した学会は前日入りしたりと遠いところで行われていましたが、今回は名古屋大学ということで3日間名古屋へ電車で通いました。
まず、今回の学会では2010年10月20日の奄美地方北部で発生した記録的豪雨について研究している人が多いなぁと感じました。そして、研究手法としてモデルを使う人や高層気象データを使う人など様々でした。一つの気象事例に対していろんな目線で解析して結果を出すことが出来るんだと思いました。
次に、また小寺さんの突然昇温の講演を聞きに行ったのですが、やっぱりわかりません。小寺さんの論文をもっと噛み砕いて読む必要がありそうですね。
3日目には緒方さんの発表を聞きに行きました。他のセッションはすごくせわしいように感じたのですが、このセッションは時間に余裕があり、発表する方がゆっくりとしゃべり、質疑応答も充実していたのでいい感じのセッションだと思いました。発表時間が短すぎると、ほとんどの人の発表には最初から全く付いて行くことが出来なかったです。しかしその中でもわかりやすいように発表している人もいたので、発表時間に合わせてパワポにも工夫が必要なのかなと思いました。
そんなこんなで学会は終わりましたが、次の日から学生会合が待っていたのでそそくさと三重に帰りパワポの準備に取り掛かりました。
学生会合の1日目には弘前大・長崎大・三重大のみんなでお伊勢参りに行きました。
なぜかこの日だけ雨と風が半端なく強かったのですが、びしょびしょになりながらも伊勢神宮に参拝し美味しいものをたくさん食べました。みんなの心にはすごく記憶に残るお伊勢参りになったと思います(笑)
その日に行われた懇親会には北大の方も合流し、みんなでワイワイとお互いのことを話しながら打ち解けあえたと思います。
ついに学生会合本番の2日目になりました。1人の持ち時間は30分を予定していたため十分かなぁと思っていたのですが、どの発表も大いに盛り上がり誰一人30分以内で終わる人はいませんでした。学生だけで発表するのは初めてだったのですが、いつも聞けないような質問もできたため研究内容をより理解できたと思います。そして、様々なアドバイスももらうことが出来、新しい見方で研究を進めることができるなぁと思いました。
学生会合に参加してくださったみなさん、準備を手伝ってくれたみなさん有り難うございました。
[3回]
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