三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/
初投稿です。B3の中西と申します。
みなさんに引き続き、10月30日~11月2日に行われた秋季気象学会について書きたいと思います。
私たちB3にとっては初参加の学会で右も左も分からない状態なので、とりあえず学会の雰囲気を感じよう!ということで行ってきました。
まだ研究テーマも決まっていないので、とにかく幅広い分野の講演を聴きました。
降水システム、気候システム、台風、中緯度大気・相互作用、、、
どの分野の研究も面白そうだなと思ったり、難しそうだなと思ったり。
中でも興味を惹かれた発表について幾つか書きます。
一つ目は、南半球オーストラリアの降水量変動が日本を含む東アジアに影響を及ぼすという研究。
続いて暴風雪などの災害をもたらす爆弾低気圧の進路や強度に、海洋や上空のロスビー波が大きく影響しているという研究。
そして最後にシンポジウム「北極域」。極域の温暖化増幅やそれを再現するモデルのこと、さらには北東ユーラシアの河川や植生に及ぼす影響まで、様々なトピックについて分かりやすく説明していただき、大変勉強になりました。
興味を惹かれた発表内容からも分かる通り、今のところの自身の興味はなんとなく気候システムや大気海洋相互作用などといった方面に向いているのでは?!
今まであまり意識していませんでしたが…。
論文レビューに始まり、いよいよ研究テーマについて考えていかねばならない時期になってきます。
とりあえずは今回の学会で興味を持った分野の論文を探して読んでみることにします。
また、1日目の夜には「若手会」に参加しました。
B3で学会に参加するというのは珍しいらしく、見渡す限り先輩ばかりという中で最初はとても緊張していました。
けれど、いろんな大学の先輩方が親切に話しかけてくださったり、研究テーマについて相談に乗ってくださったりして、とても楽しい時間を過ごすことができました。
2日目以降にも話しかけてくださった方もいて、温かい集まりだったなと思います。
視野を広げるって楽しい!そう改めて感じた4日間でした。今後の集会も楽しみです。