・その後数名相手した後,ついに
ジャッジのネームプレートをつけた小柄な女性が登場!
すかさず「May I explain??」というと
ジャッジ「Ya!」
つらつら説明している間ジャッジは興味をかなり持っている様子で,「Hu~!」「ガチャ!」「Interesting !!」とか連発してくれました.
ガチャって何だよ!と思いつつも,ここまで言ってくれるとこちらの気分は最高潮になってノリノリで説明かつ質問への回答をしました.
一通り終わり満足げにジャッジは去っていき,自分もすでにハイテンションな欧米人の気分にすっかり浸っていました.
が,発表が終わった後にアリマさんから聞いたのですが,ジャッジは皆興味ある態度をして,学生の気分を盛り上げるものだと言われました.
Oh my God!! そんな情報聞きたく無かったぜぃって感じになりましたが,まあいっか.たのしかったし.
・その後もポスター前に立ち止まった人に対して「May I explain ??」を連発するも,華麗に笑顔で「No thank you」とスルーされたので,こちらも笑いながら「OK !! Thank you !!」すでに似非外国人気分.
そりゃ日本人で英語下手ですけど,聞いてくれてもいいじゃんか~と思いつつも,アドレナリンがたぎりまくってるのでテンションはさげません!
・ひらがな鉛筆を持ったあらんどら氏登場.
2つとなりのポスターの研究者が,手持ち無沙汰げにふらふらと登場.
男性 笑いながら「Oh~,Downslope wind in Japan??」
自分 ノリノリで「Yes!japanese Downslope wind !」
男性は日本に何回か行ったことあるぜ的な事を言ってきたので,日本好きと勝手に認定.
すかさずポスターの「颪」の漢字は「Downslope wind」って意味だぜ!というと「Oh!」といいながら爆笑し始めた.
その後,男性が自分の鞄をまさぐって取り出したるもの,一本の鉛筆.
俺の名前だよ的な事を言いながら指さす先を見ると,なんとひらがなの名前!「あらんどら」と書いてある!
読み上げると「イエーイ」と言い喜んでいたので,ついでに研究も聞いてもらいました.
ただ説明している最中にあらんどら氏のポスターに人が来たので,
「すまん,ポスターに帰るわ」的な事をいって去っていきました.
準備した説明では長すぎるのかな?と思いつつ少し反省.
・またまたぽつんとしてると,日本人研究者が立花先生の名前を見てなにやらしげしげとポスターを眺め始める.
ちらりとネームプレートをみるとJamstec関係者のようだ.同僚らしき人となにやら話している.
勝手かもしれないが外国人とお話したかったので,失礼ながら我関せず的な顔しながらなりを潜めていると日本語で質問がくる.
Shoot !! せめて英語で質問してくれ~と思いながらも日本語で解答.
母国語同士なので,外国人からの質問よりも変速的なものがきて解答に詰まる.この辺は研究の詰めが甘いなと感じつつ,なんでアメリカまできて日本語で説明せにゃならんのやと失礼な事を思ってしまいました.
質問していただいたのにすみません!
でもこんな時に限って,日本語で説明中に数名の人が立ち止まり去っていったので,英語で話しましょうと思いました.
・
ノリノリな学生風欧米人登場!ついに握手の文化を習得する.
長身のアメリカンな学生風の男性がポスターの前で立ち止まりいきなり
「Different Buoyancy !?」と驚きと笑いを含んだノリで話しかけてきた!
こちらもノリノリで「イエ~イ,ディファレント ボヤンシー!」と言うと「興味あるぜ!」的な事いうので説明開始.
が,イントロで複数ゾンデ上げたというと,「How many !?」と合いの手を入れてきて,どうやらゆっくりと最初から最後まで説明を聞く気はないようだ.
こうなったら変則的に説明するしかないな!と覚悟を決め,かいつまみながら説明すると
模式図を見た学生風が「Cool ! I never seen it」的な事を言って,こんなの見たことねーぜぃという感じでテンションが上がって聞いてくれた.
終始「cool!」「ニース」「Interesting!」の連発で楽しんでくれたようだ.
テンションMAXな状態で質問をくれたが速すぎでリスニング不可.
申し訳なさげな顔をしつつ笑いながら「ごめん,もう一回言ってくれ!」というと「Oh~ OK !!!! No Problem !!!」といい人すぎ!
バルーンの速度差による時差が気になった模様.
最後に「Can you understand ??」と聞くと,「Sure!!」とこれまたノリがよい.最後に「Thank you!!」といって握手を求められ,堅い握手を交わす.
これが欧米の文化なのか!?といことで彼以降に聞いてくれた人には最後に握手をするようにしました!
・
NCAR職員登場!
数人相手をしたあと,ついに発表時間も残り少なくなった頃に細身のカールじいさん風な初老な人が来て,説明しましょうかということで説明開始.
この人も興味を持って聞いてくれていたのだが,途中から女性も参戦.
この二人どうやら知り合いのようだ...
日本の「Downslope wind」だと話すと,2人が私たちのところにもあるよという.名前はチヌークだと.
それ知ってますよ!有名なやつですよねというと,そうだ!という.年齢性別関わらずこちらの人はとにかくノリがいい.
関係者のようなので,我が伝家の宝刀「颪」の漢字について紹介すると「Cool !!」とかなり喜んでくれた.
さらに,颪をプリントしたTシャツ作ってAGUで販売したら?とまで..欧米人漢字大好きだな~.
最後に来年Tシャツ作って売りますと冗談をいいつつ,おきまりの握手を求めてお別れ.
後に隣の木下さんに聞いたところ,女性はNCARの職員でセッションのコンビーナーの1人だとか・・.
生身のNCAR職員初めてみました.いつもお世話になってます!
とまあ,つらつらだらだらと書きましたが他にもいろんな人に来てもらい楽しい時間を過ごせました.
日本について結構知っている人が多いのも驚きました.
信楽の京大のレーダーと連携したらどうだ?なんて質問が外国の人からされるなんて想像してなかったですよ(笑
今回のポスター発表で学んだ事は
・とにかくノリよく笑顔で話しかける.
・発表終わったら握手をしよう!友情を感じれます.
・英語わからなくても意外に勢いがあればわかってくれる.
・みんな大好き漢字は載せれば何かの役に立つ!
・母国語禁止,英語でしゃべろう!
・張り逃げ駄目!絶対!結構ポスターの前に居ない人も多かったですがもったいないと思います.
・聞くときに便利な英語反応集 これだけあればとりあえず雰囲気は出せる!
「Ya!」 相づちを打つとき
「ガチャ!」 I got youの速い版と思われる
「イッツ,ニース」 おそらくniceの意味
てなところですかね.
同じ日の午後にアリマさんの発表もありました.
さすが僕らよりも英語ができるので,特に問題はなさそうです.三重大組のなかでは一番ぱりっとした格好もしていました.
アリマさんのところに来ていた黒人の先生が,以前のアリマさんの先生だと紹介もしてくれました.
どうやらどこかの学校の学長クラスの偉いひとだとか・・さすがにアリマさんもかしこまって居る感じでした(笑
翌日は行動を共にしていた弘前大の和敏くんの発表でした.スーツでぱりっと決めていてかっこいいです.
和敏くんは用意した配布資料が売り切れかつ再版したものまで無くなるとという盛況ぶり.さすがです.
自分は資料がっつり残っていたので悔しい!
以上で発表の様子は終わりです.
かなり長くなりましたが,よい経験をしてテンションが上がったのだなとご理解いただけると幸いです.
長くなりついでいに社会見学した様子も少し.滞在中,隙をみて異国の地を見学してきました.
やはり外国に行くと諸々新鮮です.いくつか紹介します.
サンフランシスコの町並み編
美しい町並みですね.
しかしサンフランシスコは坂が多い!
勾配のきつさを表現しようとした写真.伝わりますかね??
きつい坂の町並みなので,ケーブルカーが今だに残っているようです.まあ,観光資源かもしれませんが.
ケーブルカーは中心街から郊外まで突き抜けるように走っています.
ケーブルカー乗り場に多くの人が集まるので,それを目当てにパフォーマー達が集まります.
激しいダンスを披露してチップを稼いでる人たちです.アメリカンな感じですね!がっつり見ましたがチップを上げませんでした(笑
衝撃の写真.さすがアメリカ,国旗ならぬビックMの旗.
が,思ったほどマクドナルドは町で見かけませんでした.
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