引き続き、m2山中です。
1/13に、藤田さんのGNSS可降水量計を取り外すために、大阪のドックに入っていた勢水丸に伺いました。
なぜ取り外したかというと、冬の日本海を航海する水産大学校「耕洋丸」に移植するためです。
昨年も同じ作業をしたのですが、測量棒のすきまに大量の海水が入り込んでいたのに気づいていなかった(幸いにして測器は無事)という反省をいかし、今年はタオルドライを徹底しました。
また、勢水丸におNEWの乱流フラックス計を設置されるということで、そちらの様子も見学しました。
そしてそしてなんと!普段はぜったいに見ることのできない、船底についている装置を見せていただきました。(チョッサー直々の解説あり)
専門用語が多くてほとんどを記憶することはできなかったですが(チョッサー、ごめんなさい...)、いちばん印象的だったのが
船首側のプロペラに鋭利な刃が付いている!ということです。これは勢水丸独自のこだわりポイントらしく、万が一航行中に漁具が絡みついても、この刃でスパッと断ち切れるんだそう。
ほかにも、ADCPが付いている場所とか、ふだん海面下にいてみえない勢水丸をまるっと見ることができて、最高に楽しかったです。は~大迫力。。
乱流フラックス計設置の監査(?)のために、気象研究所の荒木健太郎さん(当研究室リサーチフェロー)もいらしていて、みんなで大興奮の船底ツアーでした。
関西テレビの天気予報を制作・出演している片平さん(「出てこい、片平くん2号~!」で関西民にはおなじみ)ともお話する機会をいただきました。
研究の世界と広く一般世間をつなぐ架け橋のような存在になりたいという熱い想いを聞かせてもらい、今後も協力していこうというお話を荒木さんや立花先生としているのを私たちはそばで聴いていました。
とても気さく・好奇心旺盛な方で、立花先生と掛け合いの気象番組でもしたら面白そう(相性が良さそう)だな~と感じる方でした。
人と人とのつながりは、何ものにも代えられない貴重なもの。一期一会を感じた一日でした。(誰目線?)
[5回]
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