こんばんは.
B4の谷口です.
10月21,22日と京都大学で行われた「異常気象と気候システム変動のメカニズムと予測可能性」という
研究集会に参加してきました.
成層圏から季節ごとの循環など幅広い研究発表がございましたが,
セッション2の気候システムの発表に特に興味を持ちました.
気候システムでは海洋前線帯のお話が多かったです.
東大の岡島さんの発表がとても興味深かったです.
先行研究では,中緯度(北太平洋)において,海洋は大気によって強制され,熱帯において
海洋が大気に作用すると言われてました.
しかし,西井さんの研究によると,中緯度でも海洋が大気に作用することがあるそうです.
私が今取り組んでいる研究に関連づけると,
前線が海洋によって何かしら影響を与えるかもしれないと思いました.
東大の西井さんの発表では,海洋前線帯の強さと位置によって西風の強さと位置も変化する
とのことです.
海洋前線帯が強くかつ高緯度に位置している場合,西風も強く高緯度に位置するそうです.
海洋が大気になにかしら作用すると思うとわくわくしますね!!
以上です!!
今回難しい発表が多かったのですが,大変勉強になりました!
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