あと2時間ほどで学生が終わろうとしています。
ドキドキ。M2の松岡です。
先日、岡山大学で開かれた科研費の集会に参加させていただきました。初岡山です。岡山には「ももちゃり」とかいうレンタサイクルがあり、移動がものすごく便利でした。アメリカみたい。
この科研は太平洋側の大雪について調査するのがテーマです。データレスキューの元になった科研です。この集会は昨年に引き続き2回目の参加でした。
各担当地区のデータレスキュー進捗報告と関連研究の紹介といった流れでした。
データレスキューの進捗報告では、観測値以外の記号(欠測など)が各地区で統一されておらず、みなでこの記号の意味は何だろうかなど考えながら話を進めていました。デジタル化する際の苦労を目の当たりにし、観測データの値以外の記号の部分にも丁寧な扱いが必要だと感じました。ちょうど自分が4月から配属になる部署では観測データを扱うところっぽいのでそのへん頭の片隅に残しながら仕事をしたいなを思います。
研究紹介のパートでは自分も学生生活最後の発表をさせていただきました。質問をいただくと気になって解析してみたくなりますが、ここは我慢です。
面白かった研究としては川瀬さんのお話です。過去の大雪日の再現実験を行ったものですが、ここでデータレスキューの登場です。現在の観測地(AMeDASや測候所)の数倍の観測データが存在する為、再現性の評価がすごくしやすく魅力的でした。ローカルな現象についてのモデルの信憑性が議論できるようになり、新たな力学的なメカニズムが解明されそうな予感です。
以上が今回の報告です。
あと2時間後には社会人となりますので、地球日記への投稿はこれで最後になります。
皆様今までありがとうございました。
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